どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。
日本の社会に入り、しんどい時期を過ごしました。でも、志を持って、多くの試行錯誤をした結果、20代で海外サラリーマンになり、世界のしんどさも知りました。
本記事は、日本に住んで感じる「人生のしんどさ」について、世界のシンドさと比較しつつ、
どのように生きると実りがあるのか紹介します。
こんな疑問に答えます。
この記事を書いている僕は、海外で働く日本人サラリーマンでして、海外の人を見ていると、日本人と比較して圧倒的にしんどそうな人をよく見ます。
でも彼らは弱音も吐かずに、たくましく暮らしています。
この経験から、本記事は『日本に住んでいて「人生しんどい」って贅沢です』ということについて紹介します。
目次
日本に住んでいて「人生しんどい」って贅沢です。【まずは世界のシンドさを紹介】
結論ですが、日本に住んでいて「人生しんどい」って贅沢に慣れきってしまっています。
人生しんどい、、、と今は辛く感じているかもですが、まずは僕が世界に出て見た「しんどそうに見えた」人の話を紹介します。
ケース①:ビルの間で
ビルの間で、日本人の僕から見たら、とてもシンドい様に写る人を見かけました。
アメリカではホームレスを見るのは、わりと「当たり前」です。間違いなく、1日に1回は見ます。
ホームレスのため、帰る家がありません。アメリカの北の方では冬場はー10度とか当たり前なのでとても寒いです。そんな圧倒的に辛い環境でも、帰る家がないので、着込んで耐えています。
ある冬の夜、おそらくマイナス15度くらいの雪の降るなか、ビルの隙間にダンボールに包まって震えているホームレスを見ました。
僕の指は、ノースフェイスの防寒手袋の中でもカジカんでいました。
彼は、全身で震えていました。
圧倒的にシンドそうでした。。。
僕は、その人の毎日を想像しただけで、寒気を感じ、居た堪れない気持ちになって、逃げ出しました。
ケース②:道路の真ん中で
道路の間で、日本人の僕から見たら、とてもシンドい様に写る人を見かけました。
アメリカの道路の中央分離帯は割と幅がありまして、人が一人二人歩く幅が十分にあります。
ホームレスは仕事がないので「道路の真ん中」に立って、車の停車中に「寄付」をもらうために募金活動していました。
もちろん、冬場とかは死ぬほど寒そうです。僕は寒がりのため、停車した時に窓を開けるのも忍ばれるほどです。
それでも、ホームレスの人たちは、笑顔とダンボールの箱を差し出しながら、わずかばかりのドルを求めていました。
仮に自分が同じことをする状況に追い込まれたら、15分ほどで指が凍傷になって、ドロップアウトする自信があります。
ケース③:カフェの前で
カフェの前で、日本人の僕から見たら、とてもシンドい様に写る人を見かけました。
海外ではカフェの前で、浮浪者が集まることが多いように感じます。
浮浪者の中をよくよく見ると、身体的にディズアドバンテージを持っているような人が多く、車椅子に乗りながらホームレス生活をしているおじいちゃんとかも普通に見ます。
体力もなさそうで、10mほどを動くだけでもかなりの時間(おそらく10分くらい)かけながらゆっくりとしか動けず、かなり大変そうな生活をしています。
今の僕は20代で家もあり、車もあり、家族もいて、身体的に問題がある訳でもないので、、、なんというか、、、自分は控えめに見ても「恵まれているな」と思います。
もし、これを見て「いやいや、文化が違うから、そんな人と比較してもしょうがないでしょ」とか感じるかもですが、彼らも同じ人間な訳であって、感情があるわけであって、文化の違いで切り分けるならそれは単なる差別ですね。
日本人が同じようなレベルで生活していることを想像できません。
日本に住んでいて「人生しんどい」って贅沢。
こうした世界のシンドさを目の当たりにすると、日本に住んでいて「人生しんどい」って贅沢だと感じました。
日本での生活にシンドさを感じていた過去
僕は、日本で働き初めて少しした頃から、「やりたい仕事ができない」という理由で人生のシンドさを感じていました。
・提案しても却下され続ける仕事
・センスを感じない上の意見
・目的の分からない作業
・増え続ける無駄な作業
・自分の夢に対して、悲しく無駄に流れる時間
「自分は何のために時間を使っているんだろう?」こんな風に人生のシンドさを感じていました。
海外のシンドそうさを目の当たりにして感じたこと
一方で、実際に世界のシンドさを目の当たりにしたら、自分が感じて不満なんて「恵まれた贅沢な悩み」であることに気づきました。
・家があって帰れる場所があるだけでもありがたいものです。
・家族がいるだけでもありがたいものです。
・仕事に就けるだけでもありがたいものです。
・五体満足だけで超ありがたいものです。
・気候が温暖なだけでもありがたいものです。
今、「人生しんどい、、、本当に、こんな環境考えらない!」と感じている人は、上の「ありがたいもの」に目を向けてみてください。
1つでも当てはまるなら、それだけでも十分にありがたいことであり、人生しんどいな、というのは贅沢なように感じます。
人生がしんどいと感じた時の対処方法
人生がしんどいと感じる人は次のことを考えてみてください。
✔️人生しんどい時の対処方法
① 今ある状況に感謝しよう
② 世界の状況を知ろう
③ 周りにも目を向けよう
① 今ある状況に感謝しよう
上で紹介のとおりですが、まずは今ある状況に感謝しましょう。
今、目の前に「当たり前」のようにある環境ですら日本の環境なら、世界水準で考えたらほとんどの場合、「超贅沢」です。
まずは周りに感謝しましょう。感謝してみることで「しんどい」と感じていたことに対しても、少しちっぽけな感情に感じることができるようになるものです。
周りを眺めてみましょう。
・衣食住がととのっている
・家族がいる
・仕事がある
わりと、これだけでも十分に素晴らしいものです。
② 世界の状況を知ろう
世界の「当たり前」も知りましょう。
・平均寿命がいまだに30歳台
・家がない
・食べ物がない
・服がなくて毎日同じ
・お湯がなくて毎日冷水でシャワー
日本の「当たり前」に慣れていたら「そんな生活、いつの時代だよ」と感じますが、わりと2020年を迎える今でも、このレベルは「普通」です。むしろ日本スタンダードが「異常」なのであって、世界の普通から考えてみたら、日本で「しんどい」のは贅沢なように感じます。
✔️世界の状況を知る方法
世界の状況を知る1つの方法は海外旅行ですね。
現在は航空券がやすくなっており、物価の違いの影響などから、アジアでは航空券&1ヶ月宿泊代込みで10万円以下で楽しむことはわりと簡単です。5日間くらいの休みを使ってフラッと海外に出て見ると世界の現状を自分の目で知ることができます。
③ 周りにも目を向けよう
とはいえ、日本の中にいたら、日本の基準で考えガチになると思います。そうした時に「しんどい」感覚を和らげるために必要なこととして「周り」を知ることです。
上では「世界」を知ることを紹介しましたが、「日本の中の周り」を知ることだけでもだいぶ見え方は変わってきます。自分の枠がせまくなればなるほどに、人生は息苦しくなります。
簡単な例では、日本の小中学校とはいつまでたっても「いじめ」が無くなりませんよね。そしてそれは「会社」でも同じことです。会社でも部署など狭い空間ではいじめが蔓延ります。
僕の経験上、いじめが発生しないのは「大学」です。大学でいじめが発生しないのは「精神的に大人になった」からではなく「決められた檻」がないからです。
いつも同じメンバーで比べられる訳でもなく、決められた人たちの中で組まないといけない訳でもありません。「クラス」の概念の薄い大学では、自分がいやすい場所を「自分の場所」として生きることができます。そして、それぞれがそれぞれで自分のいやすい居場所を作りますし、居心地の悪い場所にはいく必要がありません。だからいじめは発生しづらいです。
長く脱線しましたが、つまるところ、「周り」に目を向けてみましょう。周りを見ると、生きやすい環境はたくさんあるものです。今いる自分の環境しか見ず、その環境の中だけに自分を縛って暮らしていくことはとてももったいないことです。
ぜひ周りにも目を向けてみてください。
✔️周りの状況を知る方法
周りの状況を知るためには、自分が属していない環境の人とお茶したりすることがおすすめです。
自分の属さない場所からの話を聞くだけでも、自分の今の環境を少し客観的に見ることができるようになります。
人生がしんどい時の行動するときの注意点
上の章では、人生がシンドイ時に考えることを紹介しましたが、一方で視野を広げて今のシンドさを紛らわすのは、相対的な辛さを比較した一時的な安定剤のようなものなので、実際のシンドさを長期的に解消するには「行動」が必要です。
行動しないと、いずれまたシンドくなる
結局のところ、行動してシンドさの原因を解消しないといずれまたシンドくなります。
行動しない人→この記事を読み、「世界はシンドイんだから、今に感謝しないとなあ。」と感じる。けど、数ヶ月後に普段の環境の辛さにまた心悩まされる。また世界の辛さを知ったとしても「でもやっぱり、辛いものは辛いんだよ。」となる。
行動する人→この記事を読み、「世界はシンドイんだから、今に感謝しないとなあ。」と感じる。感謝しつつ、でもシンドイ原因を探して対策をし始める。徐々に不満の原因が取り除かれて、いずれはストレスフリーになる。
こんな感じでして、結局のところ「相対的」に物事を考えたところで、比較対象を感じなくなってしまうと結局シンドさが戻って来るんですよね。 だから、根本の問題を解決する行動が必要です。
行動する人を阻む。日本のシンドさの理由の1つは「閉鎖的・固執」な風習
一方で、問題解消のために行動しようとすると、周りは、必ずその行動を阻むように責めてきます。
「石の上にも三年」という言葉が諺になるほど、日本では「途中で投げ出すことは、根性がない証拠」くらいの基本的な意識があります。
鳥も人もどんな生命にも、僕は基本的に「得手不得手」があると思っています。全てのことがトレードオフであることもあるように、人でも一長一短あるものと考えています。
だから、閉鎖的で固執的な意見や考えのもとに縛れられていると、不適な場所に入ってしまった人は本当にシンドイ思いをすることになります。さらに、その環境に入ってしまった時にドロップアウトを許さないのが、日本の島国・村意識的な「生きづらさ」に繋がっていると思います。
アメリカでは、教育や環境を求めて、平気で5000kmくらい離れた場所(カルフォルニアからボストン=大阪-東京間を5往復ほど)に移動しますからね。
「この場所でしか生きられない」なんてことはなく、生きられる場所を世界に無限に広がっています。
結論:今がシンドイなら、自分で道を切り拓くべき【日本は贅沢】
結論、今の人生がシンドイなら、自分で道を切り拓くべきです。
日本は、考え方が閉鎖的・固執主義なので、動きにくいところもありますが、実は「やりたいと思ったらやれる余力(と権利)」がある日本は本当に恵まれていて贅沢な環境です。
日本人に生まれているだけでも世界から見たら「超勝ち組」ですからね。
今の人生のシンドさを打開するには、たくさんの障壁を乗り越えないといけません。僕がブログに取り組んだの自分の当時の辛さを乗り越えるために1つの方法でした。
下記、自分の道を切り拓くために必要なことをまとめますので、ぜひご参考にしてください。
以下は経験談などをいくつか紹介します。
まとめ:人生がしんどいなら視野を広げつつ、行動しよう
本記事は『日本に住んでいて「人生しんどい」って贅沢です』ということについて紹介しました。
日本はとても恵まれた環境です。日本に住んでいて「人生、しんどいんだよね。。。」と世界に投げかけたら「嫌味か」って言われるような気がするくらいです。
それでも、自分の世界を小さく考えてしまい、狭いコミュニティーの中に自分を押し込んでしまうと生きづらさを感じることもあります。そんな人生がしんどい時は、視野を広げて、世の中に目を向けてみてください。
なお、シンドさから逃げる態度を見せると日本ではどうしても周りの目がきになるかもしれませんが、自分に向き合うことが大成に繋がることを教えてくれる例も紹介しています。
【関連記事】やらなきゃと思うほどできない件と対処方法【できる自分に前進しよう】
どうしても人生がしんどいなら、少し休むのもあり
とはいえ「行動!行動!」と自分を奮い立たせるにも、エネルギーが必要です。
「人生、しんどいなあ。。。」と感じている時は、無気力な状態であることが多いはず。僕は、無気力になり、何も手に付かないことが時折あります。
そんな時は、少し休んで充電するのもありですよ。充電しないと、動けるものも動けません。そもそも、10日間くらいの長期連休を取るのは、世界的に見たら、わりと「常識」だったりします。
仕事に疲れたとき、ボーっとしたいとき、僕はアメリカのディズニーワールドのプールの上で、プカプカしていたことがありますが、その時の心境や心の変化をまとめた記事もありますので、ぜひご参考にしてください。
【関連記事】仕事せずに生きたいなら、休んでみれば良い【仕事に疲れた方へ】
読んで下さりありがとうございました。
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人生しんどい、、、なんでこんなに生きにくいんだろう。。。
日本ってなんだか生きにくいんだよね。。。
はあ、もっとのんびりと自由に暮らせる方法はないだろうか?