【本音】TOEICのスコア目安:海外サラリーマンが語る日常生活やビジネスでできること




どうも、Daichi(@Daichi_lifeblog)です。

社会人からTOEIC勉強を始めて、500点台からTOEIC850点になりました。

 

Daichi

TOEICのスコアと実際の英語力の目安を知りたい。

どれくらいのTOEIC点数を取れれば流暢な英語力になるんだろう?

こんな疑問に現場の体験談から答えます。

この記事を書いている僕は、社会人になってからTOEIC勉強を始めて、500点台から850点になりました。

そのレベルで海外に行って、、、色々と撃沈しましたね。笑。

世の中に蔓延っている「TOEICと英語力目安」と実際の「駐在員」の印象に大きなギャップを感じます。

その経験を踏まえて、本記事は『TOEICのスコア目安:海外サラリーマンが語る日常生活やビジネスでできること』について紹介します。

 

TOEICのスコア目安:海外サラリーマンが語る日常生活やビジネスでできること

TOEICのスコア目安:海外サラリーマンが語る日常生活やビジネスでできること

さっそく、紹介していきます!、、、と言いたいところなのですが、実際にTOIECでは上級レベル(800点後半)になっても、英会話なんてアメリカの4、5歳児にも敵いません。

実際に、権威性のあるTOEFLとのスコア換算からもチェックしてみましょう。

 

TOEICとTOEFLの換算表

 

上で紹介のとおりですが、TOEICでは上級レベル(800点後半)になってもたかが知れています。

下の表は日本の英語資格に使われるTOEICとTOEFLの点数換算になります。対象は2000人以上にのぼります。

参照:TOEFL・TOEIC・英検・IELTSの違いとは?

TOEFLとは、海外の大学に入る時に使われる英語力評価のテストでして、「リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング」の4つの技能が必要になります。

この表をもとにTOEIC800点後半を見ると、「英会話」に求められる技能のリスニング・スピーキングのTOEFLテストの対応点数はそれぞれ次のとおりです。

リスニング:16.7

スピーキング:14.6

このレベルをTOEFLが公表している「点数と英語力の目安」で照らし合わすと次のとおり。下はTOEFLの評価基準になります。

●リスニング「中級」

中級レベルのスコアを取得した受験者は、通常、英語での会話や講義を理解しています。 これらの要求には、難しい語彙(珍しい用語、口語的または比喩的な言葉)、複雑な文法構造、および/または抽象的または複雑なアイデアが含まれます。 しかし、予想外の、あるいは一見矛盾する情報を聞き手に理解させることを要求する講義や会話は、いくらか困難をもたらすかもしれません。

●スピーキング「限定的」

明瞭で滑らかな印象は乏しく、無明瞭な発音や不自然なイントネーションが多く、理解するのがやや難しいときがあります。頻繁に不自然なペース配分や、話す速度の不自然な変化、発話の途切れなどがあります。 全体的に伝えたいことはおおよそ理解できるものの、意味がよく伝わらないところも何箇所かあります。

TOEIC800点後半レベルは、こんな感じのイメージです。

この換算表と、周りにいる在住者や自分の体験をもとに、TOEICのListening & Readingスコアで分かること・できることの目安をご紹介します。

①TOEIC900点以下

①TOEIC900点以下

◇ビジネスシーン

ビジネスのことを考えると900点以下では、即戦力になるには残念ながらほど遠いです。

基本的に、アメリカンの言っていることは5割以上理解できないと思います。一方、第二外国語として英語を勉強した人の英語なら「なんとなく」聞き取れるレベルです。

このレベルの人は、海外に渡って1年ほど英語の勉強を継続して、ようやく英会話のスタート地点に立つイメージです。

 

◇日常会話シーン

TOEIC900点以下の人でも、海外に行ったら行ったでなんとかなります。

ただ生活のスムーズさを考えるとTOEIC650点以上を取っていると、基本困ることはありません。カフェ・レストラン・駅・空港など、英語でも単語やサインを頼りに行動すれば、基本的に何とかなります。

会話レベルに関して、TOEIC650点以下で日常会話に英語力の差はでません。基本は「単語」もしくは「3語」程度のセンテンスでやりとりするレベルです。海外にでてから、どれだけ「日常会話の練習をしたか」が成長の鍵になります。

①TOEIC900点以下

<できることイメージ>

カフェ・レストランなどでメニューにある内容を8割方自分の希望とおりに頼むことができます。

 

②TOEIC900点以上

②TOEIC900点以上

◇ビジネスシーン

海外での会議にでて、内容を大まかに理解できるレベルです。

リスニングでは対応でき、ある程度は理解できるけど、スピーキングはかなり相手の「察する力」が必要になります。本格的なビジネス交渉にはまだ遠く、海外にわたって0.5年ほどでようやく質問をぶつけることができるレベルです。

 

◇日常会話シーン

日常会話を完全に理解できることはありません。でも重要な用語を聞き取ることができ、察する力があるなら相手の言っていることの趣旨を理解できます。

電話でのやりとりは厳しい時はありますが、海外生活に必要なほとんどのやりとりを対面のコミュニケーションならクリアすることができます。

一方でスピーキングは最低限の内容をある程度問題なく伝える程度。意思疎通を図る上では時間をもらえるなら8割がた可能だと思います。

②TOEIC900点以上

<できることイメージ>

カフェ・レストランなどでメニューにある内容を10割方自分の希望とおりに頼むことができます。自分の要望に合わせて材料をセレクトしたり、焼き加減、オプション追加など自在にできます。

 

③TOEIC950点以上

③TOEIC950点以上

◇ビジネスシーン

海外の会議にでてほぼ内容を理解できます。もちろん、完全な聞き取りはできません。

スピーキングは、相手が基本的に「理解できる」レベルです。本格的なビジネス交渉には1ヶ月くらい付きそいして、ようやく一人でやっていけるレベルだと思います。

 

◇日常会話シーン

日常会話の聞き取りはおおよそOK。相手が「自分の知らない内容や単語」を言った時に的確に確認することができます。ホテルでのWifiの細かい設定・海外での高熱関連の電話やりとり、政府関連のやりとりを電話でも可能なレベル。

スピーキングに関しては、言いたいこともほぼ相手に伝わるレベルです。ペラペラではなくても、リズムよくスピーキングができるレベルです。

③TOEIC950点以上

<できることイメージ>

カフェ・レストランなどでメニューにある内容を10割方自分の希望とおりに頼むことができます。メニューにない料理でも、自分なりにアレンジしたものを作ってもらえるレベルです(子供用に量を減らしたプレートなどを要望通りに作ってもらえるイメージです)。自分が名前の知らない料理でも英語で表現することができ、頼むことができます。

 

まとめ:まずはTOEICを1年くらいでサクッと上げて、海外にでる資格を得よう

まずはTOEICを1年くらいでサクッと海外にでる資格を得よう

本記事は『TOEICのスコア目安:海外サラリーマンが語る日常生活やビジネスでできること』について紹介しました。

正直、かなり辛めに見えたかもですが、これがリアルです。はい。リアルです。

おそらく海外在住者なら納得してもらえるのでは?と思います。(もちろん、TOEIC600点でも毎日ずっと英会話をやっている人などは特例ですが。)

上の通り、TOEICではいくら上を目指してもなかなか実践力はつかないため、早く上級レベルになり、海外にでて現場で鍛えた方が成長は速いと思います。

ぜひTOEIC勉強や将来の英語学習イメージの参考にしてもらえたら嬉しいです。

読んで下さりありがとうございました。

では、良きTOEICライフを ٩(`・ω・´)و

 

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Daichi

社会人独学でTOEIC850点以上をマークして海外で働き始め、現在は950点相当になった海外サラリーマン流の英語独学方法をブログ内でまとめています。

レベル別にまとめているので、勉強法をチェックしつつ、スコアアップに役立ててもらえたら嬉しいです。

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