どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。海外サラリーマンです。
こんな疑問に答えます。
この記事を書く僕は、副業をしている海外サラリーマンでして、国内・海外で働いた経験があります。サラリーマン生活は5年以上になり、ある程度のサラリーマンの良さや悪い面を知ることができてきました。
この経験から本記事は「サラリーマンの良さとリクス」を紹介します。
サラリーマンのリスクの本質は「実力以上」に給料が保証されることです
サラリーマン生活を過ごし、周りを見てみて感じるサラリーマンの最大のリスクは「実力以上に給料が保証されること」です。
市場同等なら何のリスクもない
そもそも、自分の市場価値・実力値を自分自身で分かっていて、身の丈に合った生活をできているなら、サラリーマンのリスクは大きくありません。
最近はコロナの影響で雇用市場が読めませんが、数年前は失業率よりも欠員率(企業が人を必要としている割合)の方が大きく、俗に言う「売り手市場」の状況が続き、企業よりも就職者に有利な状態でした。
そのため、仕事を辞めたとしても身の丈に合った内容なら比較的に仕事に就きやすい状況です。
リスクの本質は「実力以上の給与の保証」
サラリーマンのリスクは、身の丈に合った生活をしているなら全く問題ありません。
収入と支出のバランスが良く、仮に仕事を解雇されても売り手市場なら再度仕事を見つけることは難しくない状況だからです。
サラリーマン生活のリスクは「その企業を離れ、現在の給与が確保されないと生活が行き詰まる」という家計の状態に紐付くもので、例えば身の丈に合った給与をもらっても普通に生活をしていけるのであれば問題は大きくありません。
でも、そもそも、これはリスクと呼ぶのか。。。
でも、これはそもそもリスクと呼ぶのか?と思います。
リスクが発生するのは、自分の身の丈以上にお金をもらい、身の丈以上の生活をしてしまっている状態の時です。
これはいわば、まずいと分かっていて取り組むような薄氷の上でのスケートのようなもので、分かりきっていて、自分からリスクある環境を作りだしているだけなので、身からでた錆以外の何ものでもありません。
サラリーマンのリスク3選
身の丈に以上の給与が保証されてしまうことを含めて、サラリーマンのリスクだと思う3つのことをまとめます。
✔️サラリーマンのリスク
リスク①支払いに行き詰まる
リスク②居住地が変わる
リスク③やりたいことができない
リスク①支払いに行き詰まる
サラリーマンのリスクの1つは、上でも紹介したように、自分の身の丈以上の給与をもらい、その収入に応じた消費で慣れてしまった時、身の丈の給与になって支払いに窮することです。
身からでた錆なので、リスクと呼んで良いのか分かりませんが、本リスクが最も心配されるポイントであり、多くの人がサラリーマンでいることの理由だと思います。
リスク②居住地が変わる
サラリーマンのリスクの2つ目は、居住地が変わる可能性があることです。
勤務地固定の仕事ならリスクをなくすことができますが、仕事の異動がある場合は、居住地が定まらない可能性があります。
いろんな土地を渡り歩きたい人にとってはメリットになりますが、1箇所に腰を据えて過ごしたい人にとっては、大きなリスクになります。
よくある話では、住宅を購入して間も無くの段階で、転勤を余儀無くされることがありますよね。新居・新生活に夢を膨らませる一方で、自分が住み始めるより先に賃貸として貸し出し、自分たちは転勤の新天地で賃貸生活をしないといけない、というのはサラリーマンの大きなリスクです。
リスク③やりたいことができない
サラリーマンのリスクの3つ目は、やりたいことができない可能性があることです。
そもそもサラリーマンは雇用契約のもとに労働力を提供する労働者なので、契約上は、雇用者の要求に応えることが使命ですよね。
優良企業や、考えを持たない雇用者なら労働者に自由にさせる場所もあるかもしれませんが、ミッションやビジョンを持つ雇用者なら、やるべきこと、を持っているはずで、労働者はそのやるべきことを実現するために手となり足となることだと思い、時にはブレインにもなり、雇用者の要求を満たすことだと思います。
そのため、サラリーマンのやりたいことは、雇用契約の範囲の中で保証されるものであり、その枠を超えて求めるのは、お門違いですよね。
サラリーマンのリスクは、契約の範囲の中で行動しないといけなくなることです。
リスクだけでないサラリーマンの良さ
サラリーマンのリスクばかりを話していると、「サラリーマン=悪」のような印象を持つかもしれませんが、僕自身、そんなことはないように思うので、次にサラリーマンの良さをまとめます。
✔️サラリーマンの良さ
良さ①借金をできる
良さ②仕事が定義されて稼ぎやすい
良さ③身の丈以上の仕事がしやすい
良さ①借金をできる
サラリーマンは企業の信頼性をかつげるため、自分が持つ以上の社会的信頼を得ることができます。
僕は不動産投資等をしており、お小遣い程度の収入を得ることができていますが、こうした借金は僕自身では200%できておらず、サラリーマンだからこその信頼性があったから出来たものです。
一般人でお金を借りることができない人は、車や家は夢のまた夢。人生をかけても手が届くか分からず、気づいたら労働世代を超えてしまうこともあるかもしれません。
サラリーマンの良さの1つは、企業の信頼をかづくことで、社会的信頼を得ることができ、お金を借りることができることです。
良さ②仕事が定義されて稼ぎやすい
僕は副業で、完全個人で1から稼いだ経験があるのですが、その経験で稼げる金額と、会社に入って得られる給与を比較すると、働き始めでのお金の稼ぎやすさは、サラリーマンの方が圧倒的に楽です。
ここは稼ぎに対するセンスを必要になるかもですが、一般的に自分で稼ぐことは、ハードルが高めです。
例えば、僕がブログで稼ごうと思ってから、最初の2、3ヶ月は毎日数時間ほど作業しても、ほぼ無給でした。
稼ぐためには自ら、ニーズを掴む価値(記事)を提供する必要があり、ニーズのチェック&価値を生み続けることが必要です。
上のような生活は、今の生活に余裕があったり、どうしてもやりたいことなら続くと思いますが、生半可な気持ちだと稼ぐに至らないと思います。
一方、サラリーマンでは、企業が作った価値や商流にのることができるので、比較的早く、スムーズに稼ぎ始めることができます。
良さ③身の丈以上の仕事がしやすい
サラリーマンでは、すでに会社の信頼が存在しているために、会社の実績が先行して確認され、担当者は少なくとも仕事の舞台に立つことができます。
個人では、実績がないと門前払いにあってしまって仕事をもらえない場合がある一方で、サラリーマンは身の丈以上の仕事がしやすいです。
例えば、会社に入ると、個人では到底対応できないような数十億円規模になるような大型プロジェクトに若い段階からメンバーとして起用されることもあります。
社風にもよるかもしれませんが、多くの場合で「教育」的な観点で、少し未熟でもフォローアップできる範囲の中で、難しい案件を任せてもらえるものです。
サラリーマンのメリットは、実力が未熟な状態でも、身の丈以上の仕事がしやすく、成長のチャンスを得る機会が多いことです。
サラリーマンのリスクとの付き合い方→バランスが大事
サラリーマンのリスクと良さを紹介しましたが、僕は「サラリーマンはダメダメだから絶対に独立すべき」とは思いませんし、「独立は危険すぎるからサラリーマンにすべき」とも思いません。
サラリーマンか否か、0か1かの判断ではなく、両方のバランスが大事だと思っており、さらに言うなら「サラリーマンの収入がなくても生活するだけの資産・別の収入はあるけど、その上でサラリーマンをしている」と言う部類の人が最強だと思います。
僕は常に「自立したサラリーマン」であることを心掛けていますが、最大の理由は、個人でも自立して生計がたてられる状態にあることで会社に家計の財布を握らせず、労使の交渉で気持ち的に対等に向かえるようにするためです。
収入源が会社の1つしかないと、どうしても会社の要望に飲まれるしかありません。会社の要求を拒否することで、よくない待遇があることを恐るがために、本心を本能的に捻じ曲げてしまう恐れがあります。一方で、自立して生計がたてられる状態なら、会社から自分の好ましくない要求があったときに、「切られるなら自立すれば良い」という逃げ道があるからこそ、自信を持って、自身の意見を伝えることができます。
サラリーマンのリスクと付き合うには、会社だけに寄りかからず、自立心を持って日々を送ることが大切です。
自立した収入 × 本業収入 × 市場価値
自立した収入を持つことに加えて、さらに僕が大切だと思うことは「1社のみの企業に完全に頼り過ぎないこと」で、対策としては「自分の市場価値を知っておくこと」です。
終身雇用が危ぶまれる最近では、いつ会社で早期退職を募るのかは分かりません。そうした際、社会に放り出されても、手早く次の仕事を獲得する力や相場観があると、さらに人生の選択肢を増やしておくことができます。
自分の現在の市場価値を評価するツールは各社から作られていますので、市場価値判断を含めたおすすめの自己分析ツールをまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
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読んで下さりありがとうございました。
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では、良きライフを٩(`・ω・´)و
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実現力・習慣術・時間術を参考に「ありたい自分になる」人生をデザインしてもらえたら嬉しいです。
サラリーマンは、力が身につかず、リスクが高いって言うけど、実際のところどうなんだろう。
サラリーマン生活って、そんなにリスクだけしかないんだろうか?