【基本】「TOEICは意味がない」のは「単なる入り口」だからです。




どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。アメリカ、ヨーロッパ、日本で英語を使って働いています。

 

Daichi

TOEICって勉強して本当に意味があるんだろうか?

高得点になっても英語を話せない人もいるようだし、そもそもリーディングとリスニングだけって、、、

そんなの勉強したって、たしかに意味ないよな。

んじゃ、結局のところ、TOEICの意味ってないんじゃね?

こんな疑問に答えます。

僕は、英語を使って海外で働くサラリーマンですが、結論から言うと、TOEICは「意味あります」。けど、目的によって異なります。

本記事は『「TOEICは意味がない」のは「単なる入り口」だからです。』を紹介します。

 

「TOEICは意味がない」のは「単なる入り口」だからです。

TOEICは意味がないのは、ビジネス英語の世界への単なる「入り口」だからです。

 

TOEIC800点はレベルが低い

そもそも論ですが、TOEIC800点はレベルが高いものでもありません。

そのレベルになって、海外にいって、ギリギリ英語が聞き取れるレベルです。

TOEIC800点くらいだと、リスニングだけで400点/約500点くらい。80%ほどの英語を聞き取れるレベルです。相手の話していることの80%くらいを「聞き取れる」と、ある程度の会話を成立することはできますが、実際の海外は、表現の仕方が崩れていたり、発音が極端に難しかったりで、TOEIC800点ホルダーくらいでも、海外経験がないと、6割くらいも聞き取れないと思います。

TOEIC800点は、海外にでて「相手が何を話しているのか」をビジネスレベルで理解するギリギリのレベルだと思います。

 

TOEICはビジネス英語の単なる入り口

つまり、TOEIC800点レベルでもないと、海外に行ってのビジネス英会話を想定すると、辛口かもしれないですけど、実は、歯がたちません。

それもそのはずで、TOEICの点数は企業において英語レベルを計る指標になりますが、TOEIC700点以上くらいになってようやく「仕事で英語を使っても良いだろう」くらいの認識だと思います。

TOEICで高得点を取ることは、ビジネス世界の中で英語を使うための「仮免取得」みたいなもので、そこからようやくビジネス英会話へのステップに進むくらいレベル感です。

大切なのは、TOEICで高得点を取ることがゴールなく、英語が話せるようになる指標ではありません。

TOEIC高得点を取ることは、ビジネス英語の中で「相手が言っていることを理解する」最低限の仮免試験です。

相手の言っていることが分からないと会話にもならないので、TOEIC高得点は、それだけでも意味があります。

 

TOEICに意味を持たせるのは目的次第

一方で、「TOEICなんて意味ない」という人は、明らかに目的が違います。

 

「TOEICの意味がない」人の英語勉強の目的

TOEICが意味がないと感じるのは、ビジネス世界で英語を使う目的がない人です。

単純に、簡単な英語で挨拶をして、2、3文の自己紹介をするくらいなら、1ヶ月もあれば誰でもできるようになります。

こうしたレベルの「会話」に目的を持ち、ゴールにしている場合は、TOEICを勉強してもきっと無駄骨に終わると思います。

理由は簡単で、TOEICを提示する機会がないからです。

あたり前ですが、海外旅行に行って海外の方と話すのにTOEIC700点以上の資格が必要なはずはありません。仕事として話さないのであれば、TOEICは必要とされません。

海外の人と話したい、ということが目的の場合は、TOEICではなく、英会話はだけでもOKだと思います。

 

TOEICの意味はグローバルワークへの切符

上でも紹介のとおり、日本において、TOEICのレベルは、英語力の指標に使われます。

そのため、グローバルの世界で、相手の言っていることがおおよそ理解できるレベルになるために必要な力であり、つまり、グローバルで働くための切符になります。

「TOEICなんて意味がない」と言ってTOEIC点数獲得を諦めるのは、

・日本での英語評価を諦めること

・相手の言っていることは分からない

・言いたいことだけを言うだけのスピーキング

・幼稚園生のレベルの英会話

を目指すくらいのもの。もちろん、簡単な英語を使って海外の人と交流したいのなら、これでお十分だと思うので、TOEICは必要なしです。

結局のところ、自分が何を目的にしているからで、TOEICの意味合いは大きくかわってきます。

 

TOEICの正しい使い方

TOEICを勉強して旨味を最大限に使用するなら、英語が求められる日系企業に就職することです。

上のとおり、日本ではTOEICを英語力の指標にするので、TOEICの高得点を持っているだけでも、優遇されたり、海外の案件を任せられたりします。

TOEIC勉強を有意義に活用するには、TOEICが指標とされている会社で働くようにしましょう。

 

点数が取れなくても「TOEIC意味ない」と正当化するのはヤメよう

なお、TOEICの点数が取れない時には「こんな勉強しても無駄だ。どうせ話せるようにはならない」と逃げたくなることもあるかもです。

でも、上のとおり、TOEIC高得点はビジネス英会話のレベルに「入り口」の段階です。TOEIC高得点でないと、ビジネスの現場ではほんとど何を言っているのかを理解できません。

将来的に英語を使う将来を目指すのであれば、最低限のスキルとして必要になる力がTOEICのレベルなので、伸びないときは辛いかもですが、正当化せずに向き合うのが、英語ある未来への繋がる選択です。

 

TOEIChはやればできる

なお、TOEICは考える問題が少ないので、基本的には勉強時間に比例してスコアが伸びます。

勉強しても伸びない場合は、

・理解できていない

・覚えられていない

・TOEICとは別の英語勉強をしている

の3点が見直すべきポイントです。下記の記事では、どうしてもTOEICスコアが伸びない時の理由を紹介しています。問題点にしっかりと向き合って、堅実にTOEICスコアを伸ばしていきましょう。

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今は大変かもですが、努力が報われるように正しい勉強法を進めていきましょう。

読んで下さりありがとうございました。

本ブログ内では、この記事の他にも読書家海外サラリーマンDaichiの凡人なりの「英語」「読書」「資産形成」の成功実話を500記事以上紹介しているので、良かったらご覧ください。

では、良き英語ライフを ٩(`・ω・´)و

 

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Daichi

社会人独学でTOEIC850点以上をマークして海外で働き始め、現在は950点相当になった海外サラリーマン流の英語独学方法をブログ内でまとめています。

レベル別にまとめているので、勉強法をチェックしつつ、スコアアップに役立ててもらえたら嬉しいです。

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