【精読の方法】ただ正直に1文字1文字読むことが精読の意味ではない【海外サラリーマン流】




どうも、Daichi(@Daichi_lifeblog)です。

年200冊以上読書をしています。

 

Daichi

読書の『精読』を試してみたいけど、どういう風に進めれば読んだろう?

将来的に自分の力になるような読書に繋がる精読方法を身につけないたな。

 

こんな疑問に答えます。

この記事を書いている僕は、海外サラリーマンでして、凡人な自分から、読書を通した思考力の向上の積み重ねで、目標の実現力が高まり、TOEIC850点以上、海外サラリーマンキャリア、ブログ月間4万PV運営などを達成できています。

これらの成果は、個人的には読書を通した学びの果たす役割が大きいと思っています。その読書方法として、よく『精読』と『乱読』が取り上げられます。

本記事ではそのうちの1つ『精読の方法』について紹介します。本記事を読むことで、精読の方法を身につけることができます。

 

【精読の方法】ただ正直に1文字1文字読むことが精読の意味ではない

精読は、単に『1文字1文字をしっかりと目を通すこと』ではありません。

 

精読の意味←定義はないので注意しょう

 

精読の意味を調べると次のようにでてきます。

精読の意味

細かいところまで、ていねいに読むこと。

参照:Goo辞書

一方で細かい点を読むこと・ていねいに読むこと、と言うのは非常に曖昧です。

そのために辞書的な意味に従って「細かい点を丁寧に」読んだところで、有意義な読書はできません。

 

1文字1文字を読むことは字を読むことであって、文を読んでない

 

精読を想像すると『ゆっくり丁寧に読む』という感覚を持つかもしれませんが、ある意味正しく、ある意味正しくありません。

例えば、ゆっくりと1文字1文字に注意を払って文字を読むことは、典型的な『意味のない精読』です。これだけはしてはいけないと思います。

 

具体例を使って精読の意味を紹介します【精読の例】

 

精読の基本は『1つ1つの文章と対話する』ことだと思います。

ある本の1文が次のようなとき、

私は、将来の社会変化は次の3つの理由から〇〇になる確率が高いと思う。

理由の1つ目はバツバツです、具体的に、、、

理由の2つ目は△△です。ある文献の調査では、、、

理由の3つ目は□□です。、、、

以上3つの理由から、将来は〇〇になる可能性が高いと思います。

基本的な文字などには気にせず、『文の主張と構成』を読みます。

上の例では、わかりやすく論調を書いており『結論→理由①→理由②→理由③→結論』という構成です。

精読するときには、『結論』に対して、『理由』が妥当な内容であるかどうか、『理由』を示す根拠が妥当であるかどうか?

さらに、理由が全て『ポジティブな意見を支える理由』であった場合に『ネガティブな視線で考えた時にはどうなるのか?』というような視点で他の本を調べてみて、もう1度文章を読み返してみて、再度著者の意見を吟味する、というようなことをすると、より深い理解に繋がると思います。

 

精読するときの注意点

 

上での紹介の通り、精読する時には、『文章の対話』が必要ですが、加えてさらに大切なことは『自分の読書の目的と照らし合わせた対話』です。

自分の目的にあっていない精読は『お題を与えられた討論部でのディスカッション練習会』みたいなもので、精読して読解力は高まるかもしれませんが、自分の生活に直結するような読書になりづらく、効果の方向性も散漫として得られるものが少なくなります。

精読は『選ぶ本』からすでに始まっていて、『自分の読書目的にそった本・内容』に注力しないと、いけません。

例えばですが、プロのサッカー選手になりたい人が、いつまでも『ランニングの練習だけ』をしていて、ボールをける、運ぶ、フェイクをかける、などの練習をしていなかったら、サッカーはうまくなりませんよね。確かにランキングしていれば基礎となる運動のベース力は高まるかもですが、ランニングだけに時間をかけていては『サッカーの上達』が遅くなります。

最短の方法は『サッカーの練習をしながらランニングする』ことであり、実践力に近いランニングの持続力を高めることができます。

 

読書も一緒でして、いつまでも散漫に『読解力を高めよう』だと、いつまでも実践的な力は身につきません。

読書をするのであれば、『精読で読解力を高めつつ、メインは目的に達成に向けた内容』で精読していくことが理想だと思います。

 

精読の方法【海外サラリーマン流】

精読するにはどうしたら良いのか?と言う点について、有意義にするための「精読の方法」を紹介します。

 

✔️精読方法の手順

①読書の目的を考える

②自分の意見を言語化する

③読書の目的にあった本・章を読む

④自分の意見と著者の意見を比べる

⑤他著者の意見も比較する【上級者】

⑥行動目標をつくる

→新たな気づきがあり、行動目標に繋げられたら成功

①読書の目的を考える

 

精読のためには、まず読書の目的を考えましょう。このとき、目的が漠然としていると、必要な読書内容や本が見つかりにくいため、数字を使って目的を目標として表すなど、できる限り具体的な目的・目標設定を進めておきましょう。

 

②自分の意見を言語化する

 

読書を始める前に、取り組みたいことはz『自分の意見を言語化』することです。文字にすることは『自分が思っていたことをより詳細にする』ことを助けてくれる取り組みです。

言語化することで、今の自分と読了後の自分で、新たに得られた知識・成長できたことが明確になり、読書の意味を感じることができやすくなります。

 

③読書の目的にあった本・章を読む

 

言語化したも目的をもとに自分にあった本を選び、目次から『目的のために必要な章』を見つけ出し、そこから読み始めましょう。

 

④自分の意見と著者の意見を比べる

 

言語化された目的と、著者の意見を見比べてみて、自分の考えに『かけていた部分』『自分の思考で正しかった考え』を明らかにして、その本を読んだことによって、自分にとってプラス(新しい気づきを得られたポイント)を明らかにしておきましょう。

→新たな気づきがあり、行動目標に繋げられたら成功です。そのポイントを自分で再度読み返し定着させて、新しい気づきを自分の中にストックできたらOKです。

 

⑤同内容の他著者の意見も比較する【上級者】

 

上級者用ですが、さらに精読を深める場合は他の著者の意見も比較に加えましょう。

自分と一人の著者だけでは視点が狭くなります。

著者・自分に加えて、さらに2、3の別の著者の視点を踏まえながら、意見を見比べてみて、自分の目的に適切な主張や方法を読み取りましょう。

 

⑥行動目標をつくる

 

精読の目標の1つは自分の生活に適用できそうなことを、妥当性から判断して、自分の生活に適用させることです。

④で得た新たな気づきをもとに『日々の行動目標』をつくってみましょう。

ここまでできたら、精読を120%使いこなすことができていると思います¥。

 

精読の方法を使って読書にトライしてみよう

当ブログで紹介しているおすすめの読書をまとめます。ぜひ参考に精読にチャンレンジしてみて下さい。

 

▼読書初心者におすすめ:★★★

読書初心者おすすめ!21歳まで全く本を読めなかった男でも読了した活字苦手の方に捧げる小説5選

 

▼「読み方」を鍛える:★★★★

【まとめ】社会人必見!自己成長や成果に繋がる効果的な読書方法おすすめ厳選5冊!

 

▼名著のオンパレード:★★★★

ベストセラー本ランキング80 日本歴代で最も売れた人気書籍はどれ??

 

▼資産形成を始める:★★★★

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▼ミリオネアの教養をつける:★★★★★

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まとめ:精読で思考力を鍛えよう!

本記事は『精読の方法』について紹介しました。

精読をしながら思考力を深くして日常生活を向上させるように繋げていきましょう。

 

読んで下さりありがとうございました。

では、良き読書ライフを ٩(`・ω・´)و