どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。
海外で働きながらブログを書いています。本記事は「社会人向け!海外サラリーマンになるための英語学習」として紹介します。
現在は、海外サラリーマンをしていますがその前はただの英語が苦手な青年でした。様々な英語の勉強方法を模索、チャレンジして最終的にTOEIC850点以上になり、海外サラリーマンの切符を手にしました。
こんな疑問に答えます。
この記事を書いている僕は海外で働く海外サラリーマンです。今となっては英語である程度仕事ができるようになりましたが、社会人なりたての頃は英語がダメダメでした。そこから独学で勉強した結果、TOEICで850点オーバーをマークして現在の海外ワークに繋がりました。
海外サラリーマンになってから思うことを踏まえて、本記事では「社会人の英語初心者は英会話を真剣にやらなくて良い理由」について紹介します。
本記事を読むことで、これから英語を勉強しようとする社会人の英語勉強の手順の参考にしてもらえたら嬉しいです。
社会人の英語初心者は英会話を真剣にやらなくて良い理由
結論から言うと、社会人の英語初心者は『英会話』を最初の段階から真剣にやらなくてOKです。
理由は次の3つです。
①現在の日本のシステムでは英語の実績に繋がらない
②社会人から英会話を練習したところで限度がある【特に日本では】
③英語を使う環境に入った方が圧倒的に英会話力を養える
①現在の日本のシステムでは英語の実績に繋がらない
社会人で英語初心者は英会話を真剣にやらなくて良い理由の1つ目は、現在の英語能力の判断システム上、英会話能力がさして重要でないからです。
社会からみてみると、会社の人たちは「英語力の高い人」を雇いたいと思うのは当然ですので、英語力を知るための目安が必要になります。
英会話の難しいところは「英語の実力を点数として評価することが難しい」ことで、それゆえに日本では英語力の目安を「TOEIC」ではかられています。
世界に目を向けて見ると、TOEFLやIELTSと行った「会話能力」を必要とする試験を行っている企業・学校は多くありますが、日本の企業に勤めるのであれば英語の能力判断は基本的に「TOEICのリスニング・リーディング力」が必要とされます。このTOEICでは「英会話力」は現状含まれていないため、「英会話」の勉強をしても、それは時間的には非効率的な時間でして、TOEICのスコアに直結しません。
そのため、これから英語を始めようとする人が英会話を取り組み始めても「全然TOEICの点数が伸びない。。。」というのは当たり前でして、そもそも内容が違うので英語の延びようがありません(もちろん、わずかなリスニング力のアップには繋がる可能性もあります)
将来的に外資系の会社の日本外の支社で側くことを希望ならわかりませんが、日経であったり、日本に支社をおいている外資系で働こうと思っている人は、TOEIC力を第1につけることが重要です。
②社会人から英会話を練習したところで限度がある
また、社会人の英語初心者英会話に力を入れる必要がないのは「どんなに力を入れても社会人である限り、英会話力の向上にある程度の限度がある」からです。
英会話を始める人の中には「英語力のアップにも繋がって、英語もペラペラになりたい!」と言う人が断然多いと思いますが、そんな人たちの夢を少し現実的にさせてしまう悲しい真実が「社会人から海外に1年住んでも英語がペラペラになることはまずない」と言うことです。
海外生活の英語力の向上についてを【必見】海外英語留学・赴任者・ワーホリ希望者に捧げる!海外在住の英会話力の上達目安【神話に騙されるな】でまとめているので、ぜひチェックしてみて下さい。
基本的に、1年間海外に住んでいても英語がペラペラになることはありません。
海外在住の日本人の友人、長年いる人などに話を聞きましたが、ペラペラに話せている人をまず見たことがありません。
※今でも、海外に1年行ったら英語ペラペラみたいな神話がありますが、早くそうした勘違いを日本から消したいですね。家族連れの友人の小学生ほどの子供は、親の都合で海外で1年間過ごしたらしいですが、帰国後に、1年海外いたのに英語が話せなくてからかわれたそうです。可哀想でなりません。。。
でも、現実はそんなに簡単ではありません。「頭の柔軟な子供なら」みたいな神話も蔓延っていますが、小学生くらいだと、そんなこともないですからね笑。仮に少し子供の方が英語上達が早いとしたら、純粋に英語に触れる時間が多いからです。日本から働きにきている日本人は日系会社のやりとりが多かったり、本社との連絡等で意外と日本語での対応が多いですが、子供は仕事関係なく、常に英語の世界なので大人よりも比較的に早く英語に慣れます。
③英語を使う環境に入った方が圧倒的に英会話力を養える
社会人の英語学習初心者が英会話を真剣にしなくて良いのは、「英会話を仕事とする環境」に入った方が、英会話スキルの向上として圧倒的に早いからです。
英語初心者の段階で英会話を始めたところで、多くの場合は「英語に触れられる場」に高いお金を払っているだけです。
また、そこで少しだけでも触れられる「ネイティブスピーカー」との対話に関しても、日々の日本語の生活に対する英会話時間が少なすぎて、ほぼほぼ「記念」的な勉強にしかなりません。
それなら1センテンス、2センテンスでも自分で話せる文章をネットで調べて練習し、自分で表現できるようになっておけば十分です。メインはTOEICなどのスコアアップに注力して英語のベース力を高め、英語を使う環境で働けることを目標にし、その環境にうつってからガンガンに英語で話しあっていけば良いと思います。
社会人の英語初心者の英会話学習は最後で良い【英語初心者の学習手順】
社会人の英語初心者の英会話学習はステップとしては最後で良いと思います。
社会人用英語初心者のための学習手順
社会人でこれから英語を始める人にオススメの手順は次のとおりです。
ステップ①:TOEIC730点以上で英語環境を得られるキャリアをゲット!
ステップ②:英語環境を得たら、すぐさま「発音」の開始!
ステップ③:スピーキングを伸ばす!
(ステップ④:ライティングをおぎなう!)
→グローバルワーカー認定!
細かな内容に関しては【何から始める?】海外サラリーマン直伝!社会人英語の効率的勉強方法・手順【社会人英語勉強ロードマップ】で紹介しているのでぜひチェックしてみて下さい。僕が海外サラリーマンになり、海外で英語を使って働きけるようになった歴史を紹介します。
英会話は勉強に疲れたら気晴らし程度に
こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、「英語力がない状態で英会話をしたところでほとんど意味がない」と思います。
吸収力の素晴らしく高いスポンジのような海外の赤ちゃんでさえ、英語を話して自分の意見を話し、会話・やりとりができるようになるまで6年ほど必要です(さらに毎日起きている時間は英語に触れていると言う環境)。
それを大人に日本人が週に数時間の英会話で英語の基礎力もなく話せるようになると思うことの方が無理があります。
残念ながら、経験上、社会人は英語基礎力なしに英会話力が身につくモノではありません。
逆にですが、英語の基礎力がついていれば、英会話にいかなくても「自己紹介程度」はできるようになっています。
僕は無心でTOEICの勉強をしましたが、TOEIC850点を超えたころには、英会話の練習をしていないにも関わらず、オンライン英会話にて自己紹介程度はなぜかできました。
英語の実力(スコア)が上がらず、社会的な評価を得られないと英語を使える環境にいけないのが現状です。
自分で起業するなら別ですが、英語を使って会社で働こうと思っている人は、とにかくスコアを求めましょう。
まとめ:英会話はほどほどに。まずはスコアに注力!!
本記事では「社会人で英語初心者は英会話を真剣にやらなくて良い理由」について紹介しました。
社会人がこれから将来のキャリアのために英語を始めるには圧倒的に「英語のスコア」が大切です。
英会話は、その環境に飛び込んでからで十分鍛えられますので、まずは切符を手に入れる努力に注力しましょう。
読んで下さりありがとうございました。
では、良き英語ライフを(。-ω-)ノ
これからの世界を生きるために英語を始めようと思うけどそれで良いのかな?
社会で役立つ英語はやっぱり「英会話」だと思うし、話せないと意味がないってよく言われているから重要な気がするけど。。。