TOEFLは「意味ない」という逃げ腰な意見【TOEFL100の実力は半端ない】




どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。

TOEIC850点ほど、TOEFL90点ほどの海外で働くサラリーマンです。

 

Daichi

TOEFLを受けようと思っているんだけど色々と諸説読んでいると「TOEFLは日本人に意味がない」という意見をチラホラ。

TOEFLって意味がないんだろうか?それなら勉強するのをやめよっかな?

 

こんな疑問に答えます。

この記事を書いている僕は、TOEFLの英語力はまだ90点ほどですが、それでもTOEIC850点の時に英会話で仕事しようとしてボコボコになったことを思い返すと、TOEFL90点レベルになって、だいぶ英語生活にゆとりを感じます。

そんな経験を踏まえつつ、本記事は『TOEFLは「意味ない」という逃げ腰な意見【TOEFL100の実力は半端ない】』について紹介します。本記事を読むことでTOEFLを受けることの効果の1部を知ることができます。

 

TOEFLは「意味ない」という逃げ腰な意見に関する世界の事実

TOEFLは「意味ない」という逃げ腰な意見に関する世界の事実

日本の中では「TOEFLなんて勉強しても時間の無駄」的な話を聞くことがあります。もちろん、英語を必要としない生活を送りたい人にとっては当然無駄に思えるかもしれませんが、2020年代・2030年代を生き抜く世代の人たちにとってはTOEICよりもTOEFLの方が必要とされる英語力をつけられるように個人的に感じます。

以下、実際TOEFLが使われる現場の事実をもとに紹介します。

 

「日本」は世界から見たらまだまだ低い

 

当たり前からかもしれませんが、世界トップクラスの大学が集まるのはアメリカ・イギリスなどでして、日本の大学のレベルは世界に比べたらまだまだ高くありません。

The 世界大学ランキング日本版

以上の通り。

世界の高みが集う大学は日本の外にあり、そのレベルを見据えるなら求めらえる力の1つが『TOEFL』です。ちなみにですがTOEICはスコアを示すものとして取り扱われておりません。

世界トップクラスに辿りつきたい人にとってはTOEFLが必要になります。

 

世界の大学数を考えると選択肢が爆発的に広がる

 

世界各国の大学の数を見ると、日本の中で考える選択肢がいかに狭いかが分かります。

米国  4,276

中国  1.794

ロシア 1.046

日本   756

独国   372

韓国   327

英国   325

仏国   83(公立)

合計:8,979(上記合計のみ)

世界各国の大学の数

情報源が古いので現在は変化があるかもしれませんが、人口減少の進む日本では今後大学の数は減っていくことが考えられる一方で、世界の人口は増えているので世界の大学の数はまだ増えていくとも予想できます。

上記に並べられた大学の個数を見るだけでも日本の大学数は8%程度しかなく、非常に狭い世界の中でキャリアを選択することになります。

海外の大学受験の要件としては『TOEFL』が必要とされる一方でTOEICの認知度は低く、要件に使える場所はごくごく限られているので、TOEFLの方が有利に働きます。

TOEFLをやっておくだけで大学選択の可能性を爆発的に広げることができます。

 

英語実力UPの上でTOEFLが断然有利

 

1番のメリットとしては、TOEFLを勉強し、ハイスコアを取れるレベルになっておくと、世界の英語に対して恐れがほぼ無くなります。

個人的にそのレベルはTOEFL100ー110ほどでして、このレベルなら「読み聞き話し書き」の一連のスキルは一般生活はもちろんのこと、世界の公式な場面や公式な英語やりとりにおいても、対応出来うる素養のレベルです。

TOEFLのスピーキングに関して言えば、TOEFL100点レベル以上で必要になるスピーキング25点前後の英語力は次のような評価になります。

 

✔️TOEFL100点以上のスピーキング力

・話し方

全体的に話し方も明瞭で伝えたいことも理解です。話の早さも適切で、聞き手に負担を与えない。イントネーションや発音で少しの乱れはあるものの、聞き手に負担を与えるほどではない。

・表現力

単語、文法共に効果的な使用方法で表現している。また複雑な文法を使用し伝えているので、自然に伝えたいことが伝わってくる。多少のミスは明白だが、伝えたいこを不明慮にしてしまうほどではない。

・発展力

与えられたトピックに対して適切な回答を答えられており、答えの内容、発展性、具体性の問題が見つからない。

 

 

一方でTOEFL60−80点台レベル(TOEIC950〜990点, TOEFLスピーキング20点前後)ほどでは次のような感じです。

 

✔️TOEFL60−80点台のスピーキング力

・話し方

全体的に話し方も明瞭で伝えたいことも理解できる。しかし発問やイントネーション、速さの問題で聞き手に少し負担がかかる。

・表現力

単語、文法共に効果的な使用方法で伝えたいことが伝わってくる。意見もまとまっていて分かりやすい。しかし使用する文法が単調であったり、イントネーションや発音で多少聞き苦しいところが否めない。

・発展力

与えられたトピックに対しての答えになっている。内容や話の発展も十分であるが、具体性や話の詳細部まで述べられていない。

 

TOEFL100点以上を1つの指標に勉強しておけば、スピーキングにおいて、ほぼ問題なく英語でやりとりできるレベルに到達出来ます。

一方で、TOEICのリスニング・リーディングをしているだけではこの点数はほぼたどり着けないのが現状でして、こうした視点からもTOEFLは「英語」を使用するリアルな英語世界の「本物の実力」をつける上でとても有利に働きます。

 

英語実力UPの上で世界での就職に繋がる

 

上で紹介したスピーキングに関連しますが、TOEFL100点以上のレベルでは、ほぼ問題なく英語を使用することができるために世界を視野に入れた就職を志すことができます。

日本の人口に対して世界の人口は50倍近くありますし、それだけ市場も仕事も存在します。

世界での幅広いキャリア獲得を視野に入れると、TOEFLで実践的な英語力を身につけておくことはTOEICでは手にすることのできない圧倒的な優位な点です。

 

TOEFLは「意味ない」という人は、視野が狭い

TOEFLは「意味ない」という人は、視野が狭い

個人的な意見になってしまいますが、上で紹介した通り、TOEFLをやることで得られる力は、世界で通用するレベルの「英語の総合力」です。

 

TOEFLは意味ない、と言う人は視野を広げましょう

 

上で紹介の通り、TOEFLをやることで広げられる世界の舞台での可能性は計り知れません。

大学の数・市場の広さ・仕事の多さ

何をとっても日本より世界の方が大きいのは当たり前なので、TOEFLを無下にせず、世界への門として捉えておきましょう。

 

「TOEICできる」は英語で仕事ができると限らないけど、「TOEFLできる」は間違いなく英語できる

 

日本のTOEICに対する仕組み上、求められる多くは、

・リーディング

・リスニング

ですが、TOEFLで求められる力は、

・リーディング

・リスニング

・スピーキング

・ライティング

の4つになりますので、英語の総合力をつけることができます。

そのため、

Daichi
TOEICばっちりできるよ!

と言う人でも、英会話を全然できない人は少なくありませんが、

Daichi
TOEFLばっちりできるよ!

と言う人で、英会話をできない人はほぼいません。

 

実践で必要な英語力を養うのであればTOEFLはとても有能なテストだと感じます。

 

まとめ:英語の実践力を上げるならTOEFLがベターです

英語の実践力を上げるならTOEFLがベターです

本記事は『TOEFLは「意味ない」という逃げ腰な意見【TOEFL100の実力は半端ない】』について紹介しました。

 

TOEFLの勉強は英語の実践力を高める上で意味ありまくりです。

これからTOEFLを頑張ろうと思う人は、ぜひ頑張って取り組んでみてください。

TOEICをがんばったところで英会話力は高まりませんが、TOEFLを頑張れば英会話力を高めることもできます。

 

さっそくTOEFL iBTの本を買いつつ、世界への門をこじ開けていきましょう。

 

読んで下さりありがとうございました。

では、良き英語ライフを ٩(`・ω・´)و