2021年春に読みたいベスト本厳選!
どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。
年に200冊ほどの読書をしています。
こんな疑問に答えます。
僕は読書を活用することで、凡人サラリーマンから海外サラリーマンに20代のうちになりました。
2020年7月、9月に夏休み・秋におすすめの読書本を紹介した結果、わずか数日のうちにGoogle検索トップ5に選ばれ、数千人もの方に「季節のおすすめ本」を読んでもらえました。
反響が思いの他に高く、そろそろ春の季節がやってくるので、今回は春にぴったりの、絶対に読んでおきたいおすすめ本を紹介したいと思います。
目次
春に読みたいおすすめの読書本の選び方
春の特徴は、年度の区切りになるので「出会い・別れ・新しい出発」など、次なるステップに繋がる大切な時期であることです。こんな時期だからこそ、不安になったり、新しく仕掛けたり、色々な思いが沸き立つと感じるのは僕だけでしょうか?
新スタートの春、未知なことが多い分、読書からの「知識」が効果的に働きます。そんな春だからこそ大切にしたいポイントをまとめます。
✔️春に読みたい読書本の選び方
①春は「決意・挑戦を知れる本」を読むべし
②春は「フレームワークを知れる本」を読むべし
③春は「即効性の高い本」を読むべし
①春は「決意・挑戦を知れる本」を読むべし
新天地での生活を始めることの多い春は、不安になりやすいものです。
だからこそ、読書を通した擬似体験しておくことで、不安を和らげ、活動の支えにすることもできます。
新生活への不安に備えるためにも「決意・挑戦を知れる本」を手に取り、新しいことへの挑戦について馴らしておきましょう。
②春は「フレームワークを知れる本」を読むべし
春は、新しい環境になり、新しい目標、新しい取組みが増える季節です。こうした時期に、海外サラリーマンの僕視点で大切だと思うことは「フレームワークを知る」ことです。
フレームワークは「型」と言う意味で、物事に効果的・効率的に取り組むために役立ちます。
出だしの春こそ、型を身につけておいて、良いスタートダッシュを切りましょう!
③春は「即効性の高い本」を読むべし
春といえば「新年度・新学期」。スタートの段階で重要なことはポジション取りです。
最初の段階で、先行してポジティブな立ち位置を獲得できると「ポジティブな位置を獲得→周りから好評価→モチベUP→さらに頑張れる→さらにポジティブな結果に繋がる」と好循環に入れます。
そのために必要なことは「即効性」です。読書は、基本的には多くの図書の積み重ねで少しずつ効果が表れるものですが、中には即効性の高い本もあります。
4月当初から良いポジション取りのために1ヶ月も2ヶ月も待っていられません。読んだら次に成果にでるような即効性の高い本こそ、春に向いています。
春に読みたいおすすめの小説
春に読みたい小説を紹介します。
蜜蜂と遠雷/恩田陸
春らしさ :★★★★
決意力 :★★★★★★★
型を知れる:★★★
即効性 :★
俺はまだ、神に愛されているだろうか?ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。著者渾身、文句なしの最高傑作!
3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。
・養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。
・かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。
・音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。
・完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。
彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?
よろこびの歌/宮下奈都
春らしさ :★★★★★
決意力 :★★★★★★
型を知れる:★★
即効性 :★
著名なヴァイオリニストの娘で、声楽を志す御木元玲は、音大附属高校の受験に失敗、新設女子高の普通科に進む。
挫折感から同級生との交わりを拒み、母親へのコンプレックスからも抜け出せない玲。しかし、校内合唱コンクールを機に、頑なだった玲の心に変化が生まれる――。
見えない未来に惑う少女たちが、歌をきっかけに心を通わせ、成長する姿を美しく紡ぎ出す。
天使の卵/ 村山由佳
春らしさ :★★★★★
決意力 :★★★
型を知れる:★★
即効性 :★
そのひとの横顔はあまりにも清冽で、凛としたたたずまいに満ちていた。
19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持ちはあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない。
第6回「小説すばる」新人賞受賞作品。みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛したデビュー作。
春のオルガン/湯本 香樹実
春らしさ :★★★★★★
決意力 :★★★★★
型を知れる:★★★★
即効性 :★★★★
小学校を卒業した春休み、私は弟のテツと川原に放置されたバスで眠った──。
大人たちのトラブル、自分もまた子供から大人に変わってゆくことへの戸惑いの中で、トモミは少しずつまだ見ぬ世界に足を踏み出してゆく。
ガラクタ、野良猫たち、雷の音……ばらばらだったすべてが、いつかひとつでも欠けてはならないものになっていた。
少女の揺れ動く季節を瑞々しく描いた珠玉の物語。
翼をください/原田マハ
春らしさ :★★★★
決意力 :★★★★★★
型を知れる:★★★
即効性 :★★
ほんとうの自由を求めて飛び立った女性飛行士と、前人未到の世界一周飛行に挑んだ男たちの勇気と友情の物語。長編小説。
歴史の闇に葬られた国産飛行機「ニッポン号」に関する謎の写真を見つけた新聞記者の翔子は、カンザス州アチソンを訪ねる。この辺鄙な町で生まれ、世界へと羽ばたいていったある女性パイロットの軌跡をたどるために。
1939年、史上初めて世界一周飛行を果たしたニッポン号には信じ難い真実が秘められていた――。
強くてせつない、空のロード・ノベル。
バッタを倒しにアフリカへ/前野 ウルド 浩太郎
春らしさ :★★★★
決意力 :★★★★★★★
型を知れる:★★★
即効性 :★★★
「さぁ、むさぼり喰うがよい」
バッタの群れは海岸沿いを飛翔し続けていた。
夕方、日の光に赤みが増した頃、風向きが変わり、大群が進路を変え、低空飛行で真正面から我々に向かって飛んできた。
大群の渦の中に車もろとも巻き込まれる。翅音は悲鳴のように重苦しく大気を振るわせ、耳元を不気味な轟音がかすめていく。
このときを待っていた。群れの暴走を食い止めるため、今こそ秘密兵器を繰り出すときだ。さっそうと作業着を脱ぎ捨て、緑色の全身タイツに着替え、大群の前に躍り出る。
*小説ではなく、エッセイです。
あさになったのでまどをあけますよ/荒井 良二
春らしさ :★★★★★★★
決意力 :★★★★★
型を知れる:★★★
即効性 :★★★★★
「あさになったので まどをあけますよ」
「やまは やっぱり そこにいて きは やっぱり ここにいる だから ぼくは ここがすき」
山間のちいさな村や、たくさんの人々と車が行き交うにぎやかな街、色とりどりの植物が生い茂る土地。
それぞれの場所で、朝をむかえた子どもたちが、あたらしい一日のはじまりに窓をあけます。
朝、めざめて窓をあける、という何気ない日常と、窓の外に広がるあたりまえの風景。けれども、その日常のくりかえしの中にこそ、生きるよろこび、そしてたしかな希望があることを、そっと気づかせてくれる美しい絵本です。
*小説ではなく、絵本です。
春に読んでおくべきおすすめの古典・名小説
せっかくなら「最近、〇〇読んだよ。」と言って周りに通じる王道を読みたい。
春になると、新しいコミュニティの中で自己紹介だったり、趣味の話をふられることが多いですよね。
「読書を初めてます」と言って「どんな本を読んでるの?」と聞かれたとき、誰も知らない本だと中々話が続かないことも。。。
春の読書仲間を見つけるために目を通してみたい、間違いのない王道本を紹介します。
人間失格/太宰治
春らしさ :★★★
決意力 :★★
型を知れる:★★★
即効性 :★★★★★
「恥の多い生涯を送って来ました」。
そんな身もふたもない告白から男の手記は始まる。男は自分を偽り、ひとを欺き、取り返しようのない過ちを犯し、「失格」の判定を自らにくだす。
でも、男が不在になると、彼を懐かしんで、ある女性は語るのだ。
「とても素直で、よく気がきいて(中略)神様みたいないい子でした」と。
ひとがひととして、ひとと生きる意味を問う、太宰治、捨て身の問題作。
坊ちゃん/夏目漱石
春らしさ :★★★★★
決意力 :★★★
型を知れる:★★★
即効性 :★★★★★
学校を卒業したばかりの正義感あふれる“坊っちゃん”が四国の中学校に数学教師として赴任した。
先輩の赤シャツや野だいこなど、偽善的な俗物教師たちを相手に“坊っちゃん”は大騒動をくりひろげる…。
歯ぎれのよい文体とさわやかなユーモアあふれる本書は、漱石の作品中最も多くの読者に愛された小説である。
カラマーゾフの兄弟/ドフトエフスキー
春らしさ :★★
決意力 :★★
型を知れる:★★★
即効性 :★★★
物欲の権化のような父フョードル・カラマーゾフの血を、それぞれ相異なりながらも色濃く引いた三人の兄弟。
放蕩無頼な情熱漢ドミートリイ、冷徹な知性人イワン、敬虔な修道者で物語の主人公であるアリョーシャ。そして、フョードルの私生児と噂されるスメルジャコフ。
これらの人物の交錯が作り出す愛憎の地獄図絵の中に、神と人間という根本問題を据え置いた世界文学屈指の名作。
アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス
春らしさ :★★★★★
決意力 :★★★★★
型を知れる:★★★★★
即効性 :★★★★★
32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリイ・ゴードン。そんな彼に夢のような話が舞いこんだ。
大学の先生が頭をよくしてくれるというのだ。これにとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に検査を受ける。
やがて手術によりチャーリイの知能は向上していく…天才に変貌した青年が愛や憎しみ、喜びや孤独を通して知る人の心の真実とは?全世界が涙した不朽の名作。
銀河鉄道の夜/宮沢賢治
春らしさ :★★
決意力 :★★
型を知れる:★★
即効性 :★★★★★
貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく悲しい夜空の旅をする。
永遠の未完成の傑作である表題作や、「よだかの星」「オツベルと象」「セロ弾きのゴーシュ」など、イーハトーヴォの切なく多彩な世界に「北守将軍と三人兄弟の医者」「饑餓陣営」「ビジテリアン大祭」を加えた14編を収録。
秘密/東野圭吾
春らしさ :★★
決意力 :★★★★
型を知れる:★★★
即効性 :★★★★★
運命は、愛する人を二度奪っていく。
自動車部品メーカーで働く39歳の杉田平介は妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美と暮らしていた。
長野の実家に行く妻と娘を乗せたスキーバスが崖から転落してしまう。 妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。 その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。
外見は小学生ながら今までどおり家事をこなす妻は、やがて藻奈美の代わりに 新しい人生を送りたいと決意し、私立中学を受験、その後は医学部を目指して共学の高校を受験する。
年頃になった彼女の周囲には男性の影がちらつき、 平介は妻であって娘でもある彼女への関係に苦しむようになる。
告白/湊かなえ
春らしさ :★★
決意力 :★★★★★
型を知れる:★★★★
即効性 :★★★★★
「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から物語は始まる。
語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。
衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー!
下町ロケット/池井戸潤
春らしさ :★★★★
決意力 :★★★★★
型を知れる:★★★★
即効性 :★★★★★
「お前には夢があるのか? オレにはある」
研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。
圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。
特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた――。男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編!
重力ピエロ/伊坂幸太郎
春らしさ :★★
決意力 :★★★
型を知れる:★★★
即効性 :★★★★
兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。
その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。
連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。
謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは――。
海辺のカフカ/村上春樹
春らしさ :★★★★
決意力 :★★★★★
型を知れる:★★★
即効性 :★★★★★
「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」
15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。
家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。
小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真……。
火車/宮部みゆき
春らしさ :★★
決意力 :★★★★
型を知れる:★★★★
即効性 :★★★★★
休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。
自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して
――なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか? いったい彼女は何者なのか?
謎を解く鍵は、カード社会の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。。。
とんび/重松清
春らしさ :★★★★
決意力 :★★
型を知れる:★★
即効性 :★★★★★
昭和三十七年、ヤスさんは生涯最高の喜びに包まれていた。愛妻の美佐子さんとのあいだに待望の長男アキラが誕生し、家族三人の幸せを噛みしめる日々。
しかしその団らんは、突然の悲劇によって奪われてしまう──。
アキラへの愛あまって、時に暴走し時に途方に暮れるヤスさん。我が子の幸せだけをひたむきに願い続けた不器用な父親の姿を通して、いつの世も変わることのない不滅の情を描く。
魂ふるえる、父と息子の物語。
春に読みたいおすすめのビジネス書/自己啓発書
春に読みたいビジネス書/自己啓発書を紹介します。
入社1年目の教科書/岩瀬 大輔
春らしさ :★★★★★
決意力 :★★★
型を知れる:★★★★★★
即効性 :★★★★★★
新入社員が仕事を進める上で大切な「仕事の3つの原則」と具体的な50の行動指針を1冊に凝縮!
仕事の原則1「頼まれたことは、必ずやりきる」
仕事の原則2「50点で構わないから早く出せ」
仕事の原則3「つまらない仕事はない」
ビジネスパーソンとしての第一歩を踏み出すための心構えは、ベテラン社員でも実践できていないものが多く、新社会人をはじめ、後輩・部下を指導する人、転職・異動1年目の人、仕事の取り組み方を見直したい人まで、幅広い層に支持されている。
また、上司が部下に、親御さんがお子さんに、先輩が後輩に贈る本としてもおすすめだ。
ほかにも、短大・大学のキャリアデザイン学科で教科書採用されたり、内定を手にした高校3年生や専門学校生、短大生・大学生・大学院生などが「準備」のために読んでいたりと、幅広い層に役立つ1年目のバイブル。
思考の整理学/外山 滋比古
春らしさ :★★★
決意力 :★★★
型を知れる:★★★★★
即効性 :★★★
自分の頭で考え、自力で飛翔するためのヒントが詰まった学術エッセイ。
アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?
自らの体験に即し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。考えることの楽しさを満喫させてくれる一冊。
歴代の東大生・京大生が根強く支持する異例のベスト&ロングセラー。刊行から35年で125刷・258万部突破!
グリッド/アンジェラ・ダックワース
春らしさ :★★
決意力 :★★★★
型を知れる:★★★★★
即効性 :★★★★★
「継続こそが力なり」
米国内では「天才賞」とも称されるマッカーサー賞を3年前に受賞したペンシルベニア大学心理学教授、アンジェラ・ダックワース。
彼女がその研究成果をまとめた『やり抜く力』はこう主張する。 どの分野であれ、人々が成功して偉業を達成するには、「才能」よりも「やり抜く力」が重要である──もともと才能があって努力すれば、他人よりも早くスキルが身につく。しかし、そこで終わってしまえば、達成はない。
身についたスキルでさらに努力を続けて初めて、目標は達成される。「やり抜く力」を伸ばす方法を詳しく紹介する後半は本書の美点であり、教育界、ビジネス界、スポーツ界だけでなく、子育てに悩む親をはじめ、多くの一般読者に評価される理由となっている。
働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる/橘 玲
春らしさ :★★★★
決意力 :★★
型を知れる:★★★
即効性 :★★★★★
・働き方1.0 年功序列・終身雇用の日本的雇用慣行
・働き方2.0 成果主義に基づいたグローバルスタンダード
・働き方3.0 プロジェクト単位でスペシャリストが離合集散するシリコンバレー型
・働き方4.0 フリーエージェント(ギグエコノミー)
・働き方5.0 機械がすべての仕事を行なうユートピア/ディストピア
安倍政権が進める「働き方改革」とは、働き方1.0を強引に2.0にヴァージョンアップしようとするもの。
グローバル化、知識社会化・リベラル化する世界のなかで、働き方1.0は目を覆わんばかりの機能不全を起こしています。政権が保守であれリベラルであれ、官民挙げて「改革」しなければどうにもならなくなっているのです。しかし問題は、働き方2.0を実現したとしても、それではぜんぜん世界の潮流に追いつけないことです。。。
金持ち父さん/ロバート キヨサキ
春らしさ :★
決意力 :★★★★★
型を知れる:★★★★★★★
即効性 :★★★★★
「お金の力を正しく知って、思い通りの人生を手に入れる。」
変化の時代のサバイバルツールとして世界中で読まれ続けるベスト&ロングセラー、待望の改訂版。
本書は、最初に読むべき「お金」の基本図書。毎年多くの「お金」に関する本が出版され,書店に並び、そして消えていきます。そんな状況の中で、「金持ち父さんシリーズ」は刊行から20年経った今でも変わらず多くの支持を得ています。
その第1作目である『金持ち父さん 貧乏父さん』は、時代が変わっても古びない原理原則を示す「お金」の基本図書。
「目からウロコの連続でした! 」という声が絶えず寄せられ、これまで数多の人々の「お金観」を変えてきました。日本やアメリカのみならず、本書が刊行された2013年時点で51ヶ国語に翻訳され、109ヶ国で読まれる超ベストセラー。
2021年編:春に読みたい超絶おすすめ本
2021年のタイムリーな最新図書の中から、絶対に読んでおきたい春におすすめの読書本を紹介します!
この本を盗む者は/深緑 野分
春らしさ :★★★★
決意力 :★★★★★
型を知れる:★
即効性 :★
2020年10月出版
ああ、読まなければよかった。これだから本は嫌いなのに。
書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。
ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。
“この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる”
本の呪いが発動し、街は侵食されるように物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り世界が元に戻らないと知った深冬は、探偵が銃を手に陰謀に挑む話や、銀色の巨大な獣を巡る話など、様々な本の世界を冒険していく。
ゴールデンタイムの消費期限/斜線堂有紀
春らしさ :★★★★★
決意力 :★★★★★
型を知れる:★
即効性 :★
2021年01月出版
「才能を失っても、生きていていいですか?」
自分の消費期限は、もう切れているのか──小学生でデビューし、天才の名をほしいままにしていた小説家・綴喜文彰(つづき・ふみあき)は、ある事件をきっかけに新作を発表出来なくなっていた。
孤独と焦りに押し潰されそうになりながら迎えた高校三年生の春、綴喜は『レミントン・プロジェクト』に招待される。それは若き天才を集め交流を図る11日間のプロジェクトだった。
だがこのプロジェクトの真の目的は、、、
滅びの前のシャングリラ/凪良 ゆう
春らしさ :★★★★
決意力 :★★★★★★
型を知れる:★
即効性 :★
2020年10月出版
「明日死ねたら楽なのにとずっと夢見ていた。
なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思っている」
「一ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる」学校でいじめを受ける友樹、人を殺したヤクザの信士、恋人から逃げ出した静香。そして―荒廃していく世界の中で、四人は生きる意味を、いまわのきわまでに見つけられるのか。圧巻のラストに息を呑む。
滅び行く運命の中で幸せについて問う、2020年本屋大賞作家が贈る心震わす傑作。
わたしの美しい庭/凪良 ゆう
春らしさ :★★★★★
決意力 :★★★
型を知れる:★
即効性 :★
2019年12月出版
小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。
百音と統理は血がつながっていない。その生活を“変わっている”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。
三人が住むマンションの屋上。そこには小さな神社があり、統理が管理をしている。
地元の人からは『屋上神社』とか『縁切りさん』と気安く呼ばれていて、断ち物の神さまが祀られている。
悪癖、気鬱となる悪いご縁、すべてを断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるが――
本以外で、春にチェックしたいおすすめの作品
春に、読書以外にも触れておきたいおすすめの作品も合わせて紹介します。本と合わせてお楽しみください。
魔女の宅急便
春らしさ :★★★★★★
決意力 :★★★★★★
型を知れる:★★★
即効性 :★★★★★
魔女の子は、13歳になると一人前の魔女になるために1年間の修行に出なければならず、人間の父親と魔女の母親を持つ13歳の少女キキもまた、黒猫ジジを連れて父母のもとを旅立つ。
海辺の町、コリコを修行の場に選んだキキは、親切なパン屋のおかみのおソノさんのおかげで、唯一使える魔法である、ホウキで空を飛ぶ能力を使って荷物配達の仕事を始める。
初めての仕事では、途中の森に荷物を落とすなどトラブルを起こしつつも何とか仕事を無事終了。
女子画学生のウルスラや、少年トンボともお友達となり、少しずつ仕事にも慣れていくキキだったが……。
天皇の料理番
春らしさ :★★★★★
決意力 :★★★★★★
型を知れる:★★★★★★
即効性 :★★★★★★
佐藤健主演。直木賞作家・杉森久英の「天皇の料理番」が原作。
片田舎の青年が天皇の料理番を勤め上げるまでに成長する、史実に基づいた究極の人間愛の物語。
イエスマン
春らしさ :★★★
決意力 :★★★★★
型を知れる:★★★★★★
即効性 :★★★★★★
何事にも「ノー」「嫌だ」「パス」と答える極めて後ろ向きの男、カール。
「生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになる」と脅され、 勇気を振り絞り、とあるセミナーに参加する。
“意味のある人生を送るための、唯一のルール”は、全てのことに、それがどんな事であっても「イエス」と言うだけ。
カールは何事も否定せず「イエス」を連発する。
春の季節に意識したい、大切な心掛け。
秒速5センチメートル
春らしさ :★★★★★★★
決意力 :★★★
型を知れる:★★
即効性 :★★★
小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。
そんなある日、大雪の降るなかついに貴樹は明里に会いに行く……。
出会いと別れ、春の喜びと切なさを知れる名作です。
Try something new for 30 days/Matt Cutts
春らしさ :★★★★★
決意力 :★★★★★
型を知れる:★★★★★
即効性 :★★★★★
Is there something you’ve always meant to do, wanted to do, but just … haven’t? Matt Cutts suggests: Try it for 30 days. This short, lighthearted talk offers a neat way to think about setting and achieving goals.
あなたがいつもやろうと思っていた、やりたかったことはありますが、ただ…してこなかった?
Matt Cuttsの提案:30日間試してみてください。 この短くて気さくな話は、目標の設定と達成について考えるためのきちんとした方法を提供します。
春から試していきたい、人生の充実度を高めるシンプルな習慣。
この春、本や作品で充実度をUPして良い新年度を過ごそう
本記事は「春にぴったりのおすすめ本」を紹介しました。
新年度の春、爽やかな風を感じながら本を味わい、思考を刺激し、気持ちの良い読書タイムをお過ごしください。
読んで下さりありがとうございました。
本ブログ内では、この記事の他にも読書家海外サラリーマンDaichiの凡人なりの「英語」「読書」「資産形成」の成功実話を500記事以上紹介しているので、良かったらご覧ください。
では、良き読書ライフを ٩(`・ω・´)و
①蜜蜂と遠雷/恩田陸
②よろこびの歌/宮下奈都
③バッタを倒しにアフリカへ/前野 ウルド 浩太郎
④天使の卵/ 村山由佳
⑤春のオルガン/湯本 香樹実
⑥翼をください/原田マハ
⑦あさになったのでまどをあけますよ/荒井 良二
①入社1年目の教科書/岩瀬 大輔
②思考の整理学/外山 滋比古
③グリッド/アンジェラ・ダックワース
④働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる/橘 玲
⑤金持ち父さん/ロバート キヨサキ
①この本を盗む者は/深緑 野分
②ゴールデンタイムの消費期限/斜線堂有紀
③滅びの前のシャングリラ/凪良 ゆう
④わたしの美しい庭/凪良 ゆう
①魔女の宅急便
②天皇の料理番
③イエスマン
④秒速5センチメートル
⑤Try something new for 30 days
DreamArk(夢の方舟)の記事
本ブログでは、読書0な凡人サラリーマンが年200冊の読書家になったら海外サラリーマンになった読書術を紹介します!
「読書経験なし・読書しても何も変わらない・読書に意味を見出せない」そんな方に僕の人生経験をもとに答えます。当読書法を参考に、読書の力で人生を切り拓いてもらえたら嬉しいです。
新年度だ。
新しい区切りだし、前から始めたかった読書をしようと思うけど、どんな本を読めば良いんだろう?