読書はしなくても良いのか?1000冊読んだ僕なりの答え




X’masまであと3日ですね。

どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。Instaで2000人ほどの方と読書交流をさせてもらっています。

 

 

Daichi

読書をしろ、と言われるけど、面倒くさいし。。。読んでいても、つまらないし、直接体験した方が良いんだけどな。。。

読書はしなくても良いんじゃない?

 

こんな疑問に答えます。

 

この記事を書いている僕は海外で働くサラリーマンでして、年間に200冊ほど読書することです。元々は読者嫌いの超平凡のサラリーマンでしたが、読書を活用することで海外に進出することができました。

この経験をもとに、本記事は『読書はしなくで良いのか?』ということに関して綴ります。本記事を読むことで読書嫌いだった立場から読書することの意味を知ることができます。

 

読書はしなくても良いのか?←読書はした方が良かったです。

読書はしなくても良いのか?←読書はした方が良かったです。

結論から言うと、読書はした方が良かったです。理由は、物事を正しく捉えられるようになったからです。

 

読書で読解力UPした話

 

読書を始めることで、僕は社会人になってからでも読解力を劇的に上げることができました。

理系の人生を歩んできており、その背景は大の国語への苦手意識がありました。小中学校では国語を暗記科目と捉えて勉強して乗り越えましたが、高校では応用的な読解問題が多く、僕は学年で最下位を争う国語力の低さで、、、常に国語が嫌いでしたし、読解力を高めるのは無理だと感じていました。

しかし、大学卒業前後から読書が好きになり、社会人になってからは年に200冊、現在で合計1000冊以上の読書をしてきていまして、最近、大きな変化に気づきました。

歳がら、最近はビジネスマンとしてのスキルを測るSPIのような試験を立て続けに3回ほど受けましたが、驚くべきことに、いずれの場合も読解力部分が最高評価でして、平均値よりとても優れている値をマークしていました。

学生の頃は、「本を読んだって読解力なんてつくわけがない」と感じていましたが、今回の結果を受けると、「読書って読解力の向上に効果があるんだなあ。」と、読書の力を信じるほかありません。

まとめると、

学生時代:読書なし学年で最下位レベルの読解力。

社会人時代:1000冊読書社会人能力テストで読解部分最高評価。

僕自身、読書と読解力レベルの関係について学生の頃に疑問を持っていたので、今回の読解力の向上は僕自身とても驚いています。

読書をすることで、読解力を上げることができるんですねー(他人事。笑)。

 

読解力を高めて得することは、正しく現状を捉えることです

 

読解力を高めてよかったことは、正しく物事を捉えられるようになったことです。

先日、日本に帰国し、友人とご飯を食べているときに定食屋でテレビがついており、日本の子供の読解力が低下しているという旨のニュースがありました。

そのときに、例題として2つの問題が出されまして、僕と友人はそれぞれ自分の答えを言い合い、問題を楽しみました。1つは、野球選手の出身国の割合を問うもの、もう1つは科学的な文章の穴埋めでした。結果、僕は2問とも当たり、友人は2問とも外れていました。

ここで言いたいのは、読解力が高いという自慢ではありません。

言いたいことは『読解力が正しくないと現状を正しく認識できない』ということです。

 

割合を把握する読解問題

 

割合の読解問題では、野球選手の出身国の割合について、出身国の%が文章でまとめられており、出身国の割合を円グラフにした時に正しいのはどれか?という問題でした。

これを間違えるということは、言語で与えられた情報から『正しい割合』を読み取ることができないことを意味します。

これはビジネスの世界では致命的ですよね。会社の売り上げ情報や戦略投資に関する資産の割振などは数字で示されるものもありますが、他社の報告では文字で議論される報告書が多々あります。このときに誤った読解をしてしまうと、誤った認識をベースにその後のさまざまなビジネス判断がされてしまうわけで、とても恐いことです。

 

化学に関する読解問題

 

また、科学の読解問題では、食べ物に関して分解されるモノと分解後のモノを読み取る内容でした。これを間違えるということは、例えば次のような感じに理解してしまうことがあるかもしれない、ということです。

✔️正しい認識例

人参、ジャガイモ、豚肉を使ってカレーをつくる。

✔️誤った認識例

人参、カレー、豚肉を使ってジャガイモをつくる。

上の例では、「そんなの間違えるわけないでしょ。」と思うかもしれませんが、それは一般的に、人参、ジャガイモ、豚肉、カレーの基礎知識を持っているからです。

でも、例えば仕事の世界ではさまざまな事が不確定であったり、未知であることがあります。特に今は変化の早い時代なので、次々と自分の知らない領域を理解していかないと社会をフォローできない場面もあります。そうしたときに、正しく読み解けないで日々を過ごしてしまうと『人参、カレー、豚肉でジャガイモを作ってしまう』かもしれないのです。

読解力を高めることを物事を正しく捉えるために重要なスキルですし、その先に生まれる正しい判断への重要な基盤になると思います。

ビジネスマンとして考えると、正しく物事を捉えることのできる力は重宝されます。

 

読書をしないで、読解力が低いままでいる恐ろしさ

読書をしないで、読解力が低いままでいる恐ろしさ

上で紹介したことの裏返しですが、読書をせず読解力が低いままだと、物事を正しく理解できない恐れがあります。

 

読解力が低いままの日常生活の恐怖

 

国語のテストのように、問題に答えがあり、あとから答え合わせのできることなら正誤の判断がつくので大きな問題はありません。一方、日常の生活では日々の物事の理解に答え合わせをすることってほとんどできないですよね。

国語テストのように、日々の文書を読み解いたら、自分の理解が正しいか答え合わせをしている社会人は極々まれだと思います。

逆を言うと、読解力が低い人は、間違った認識を事実として受け止めて、日々を過ごしている可能性が高いということです。

「いやいや。そんなことあるわけないでしょう」という方は、センター試験の国語の過去問か、SPIの例題をどうぞ。

これらの読解問題を解いて、満点だったら一般的に与えられる状況について正しく読み取れている可能性が高いということです。逆にミスがあるなら、日常生活の中でも誤った理解で過ごしていることがあり、誤った理解を「正しい」と認識して過ごしている、と言う可能性が高い、ということです。

自分が気づいていないだけで、実は「人参、カレー、豚肉でジャガイモを作ってしまう」と似たようなことを日常生活の中で平然と行っているのかもしれません。

 

✔️余談:読解力の違いが引き起こす水掛け論

ツイッターなどで水掛け論が勃発することがありますが、水掛け論の理由の1つは「読解力の違い」が引き起こします。

読解力に差があると、お互いで理解している前提や話の要点に違いが出きてしまうので、議論がかみ合わず、終わりを迎えることができません。お互い、自分の認識の中では、自分が正しいと思ってしまうのだから、仕方がありません。

水掛け論が勃発しているときは、注意深く、お互いの視点に立って文意を読解してみると、読解力の訓練になると思います。

 

読書をした方が自分のためになるので、おすすめ本と読書方法を紹介します。

読書をした方が自分のためになるので、おすすめ本と読書方法を紹介します。

日々の生活を、より正しく理解するためには読書を通した読解力の向上が経験的に効果的だと思います。

海外サラリーマンになるにいたって読書生活の中から、読解力を鍛えるために効果的だった読書方法と、おすすめ本を紹介します。

 

読解力を鍛えるための読書方法

 

読解力を鍛えるなら『多読』が最適だと思います。

理由は、1つのことを様々な視点から考えることができるようになるからです。

例えば、睡眠の本を読んでいると、次のような表現で悩まされることが頻繁にあります。

本A:最適な睡眠時間は8時間です

本B:最適な睡眠時間は、人によって異なります。

本C:最適な睡眠時間は、日中の運動時間に左右されます。

本Aしか読んでいなかったら「最適な睡眠時間は8時間」という1点の理解しか見えませんが、別の本を読むことで「最適な睡眠時間」を構成する要素や別の視点を知ることができます。

1つのことでも、言い方や視点が違うことってたくさんあるんですよね。でも1つの本しか読んでいないと、書いてあることをただ受けるだけになり、「読み取ろう」とする力が働きづらいです。

本Aしか読まない人:「ふーん、最適な時間は8時間ね」

本A→Bを読んだ人:「Aと言ってること違うんやんかーい」

こんな感じで、複数の本を読むことで、読み比べる必要が出てくるので、自然と「読解」する力が引き出されて、訓練することができます。だからこそ、「多読」を通した読み比べは読解力の向上に効果的だと考えます。

なお、多読に関してはこちらの記事もぜひご参考ください。

» 多読の読書メリット・効果が高過ぎる理由【気づいたらラッキー】

多読の読書メリット・効果が高過ぎる理由【気づいたらラッキー】

2019年2月27日

 

読解力を高めるために読んでおきたいおすすめ本

 

おすすめの本は次の記事で紹介します。

特に『本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術』は、Daichiおすすめの一品です。

» 【まとめ】社会人必見!自己成長や成果に繋がる効果的な読書方法おすすめ厳選5冊!

【まとめ】社会人必見!自己成長や成果に繋がる効果的な読書方法おすすめ厳選5冊!

2018年6月19日

 

まとめ:読書をして読解力を高めよう

読書をして読解力を高めよう

本記事は『読書はしなくで良いのか?』について紹介しました。

僕なりの意見をまとめます。

読書はしなくても良いのか?

→読書をした方が良かったです。

理由は、読解力をあげることができ、物事を正確に捉えられるようになったからです。

正確に物事を捉えられる力はビジネスで重宝されます。

読書をしなくて良いのか?という問いへの1つの答えになれたでしょうか?

 

読んで下さりありがとうございました。

本ブログ内では、この記事の他にも読書家海外サラリーマンDaichiの凡人なりの「英語」「読書」「資産形成」の成功実話を500記事以上紹介しているので、良かったらご覧ください。

では、良き読書生活を٩(`・ω・´)و