【2nd】どうしても英語を完全に聞き取れない!リスニング『中級者』の英語映画・動画の学習方法とポイント




どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。TOEIC850点以上です。

 

Daichi

映画で英語のリスニング勉強をしていて、英文は理解できるようになってきたけど、リスニング力が上がらない。。。

英文を理解できるようになった次のステップのコツを知りたい。

こんな疑問に答えます。

 

この記事を書いている僕は、社会人になってから独学でTOEICの勉強をして500点台から850点以上になりました。リスニングは430点ほどです。詳細はこちらで解説しています。

» 【社会人で英語上達】TOEIC495点から850点までの英語勉強の方法と時間目安・過ごし方

【社会人で英語上達】TOEIC495点から850点までの英語勉強の方法と時間目安・過ごし方

好きな映画を見ながら英語の勉強ができたら、きっと楽しく過ごすことができますよね。

英語の映画を使った勉強方法を【0th】動画で学ぶ!英語映画を使ったリスニング勉強方法【ステージは3つ】でまとめていまして、今回はステージ2の深掘りです。

第2回のポイントは『まずは英語を理解すること』です。

本記事は『動画で学ぶ!英語映画を使ったリスニング勉強方法のステージ2』を紹介します。

なお、本記事の対象は次のとおりです。

・映画中の英文字幕を瞬時に理解できる

・分からない単語があっても英文から推測できる

・リスニング音声が断片的に聞き取れる

・TOEIC800点以下

・ステージ1の映画勉強を1回終えた

本記事を読むことで、映画動画勉強を効果的にスタートしてもらえたら嬉しいです。

 

【2nd】どうしても英語が聞き取れない。。。英語映画・動画のリスニング勉強『中級者』の学習方法

【2nd】英語映画・動画のリスニング勉強『中級者』の学習方法

語の映画・動画を使ったリスニング勉強のステージ2の方の学習方法とポイントを紹介します。

ちなみに、映画・動画を使ったリスニング勉強では、ステージ2が最もリスニング力を伸ばす上で大切です。本記事で紹介することを、頭で理解できても、なかなか映像を見ながらだと上手く取り組めないように感じるかもですが、筋トレみたいなもので、意識して訓練を続けていると次第に聴けるようになります。そのレベルにいたるまで、記事を何度も見直しつつ、意識を持ちながら取り組みましょう。

 

✔️ステージ2の学習の手順

①英語音声/英語字幕で観る

②リモコンを片手に映画を観る

③セリフが切れるごとに動画を止めて、音を真似て発音する

①英語音声/英語字幕で観る

①英語音声/英語字幕で観る
Daichi

英語初心者のステージ2レベルの方は『英語音声/英語字幕』で映画を観て、英文と英語音声の一致に取り組みはじましょう!

動画リスニング勉強の中級者が取り組むべきことは『英文と英語音声の一致化』です。

ついにリスニングを鍛え始める段階になります。楽しみつつ、ガッツリと頑張っていきましょう。

ここから、リスニングの訓練になります。本気で英語の音声が聞き取れるようになりたい場合は、『言語』に感する感覚を一度リセットするくらいなイメージで取り組み始める必要があります。

上のとおりですが、本気で英語のリスニング力を高めたい場合は、ここから英語の考え方を変えてもらう必要があります。順に紹介していくので、柔軟な頭でついてきてもらえたら嬉しいです。

 

②リモコンを片手に映画を観る

Daichi

基本的なスタイルは、リモコンを片手に構えてPCかテレビの前で構えます。

セリフごとに一時停止をして、音から英文を確かめていきます。

リスニング力を鍛えるためには、音と英文を一致させていく作業が必要です。

そのため、常にリモコンを片手に、『音を聞き、英文に一致させる作業』をひたすらに続けていきましょう。

 

セリフが切れるごとに動画を止めて、音を真似て発音する

Daichi

映画のセリフが切れるごとに動画を一時停止させましょう。

聞こえた音を『音のまま』繰り返してみてください。最初は、ただ繰り返すだけでOKです。

セリフごとのリスニングの訓練にはいります。リスニングの聞き取りの流れを紹介します。この流れに沿って取り組みを行い、繰り返し実施することで英語耳を鍛え、映画・動画の英文が聞こえるようにステージアップしましょう。

 

 

超大事。日本人でも英語が聞き取れるようになるリスニング勉強法

✔️カタカナ英語の概念を捨てる(できるなら記憶から削除する)

✔️単語を聞き取ろうとしてはいけない

✔️聞こえた音を「英文の音」として考える

✔️音を第一に単語の音を覚えていく

✔️音を第一に「繋がり語」の音を覚えていく

 

✔️カタカナ英語の概念を捨てる(できるなら記憶から削除する)

まず最初にお願いしたいことは『カタカナ英語の概念を捨てる』ことです。

特に、今まで、英単語を頭や発音するときに次のように考えていた人は英語リスニングで苦労してきたと思います。

ダメな例:単語を見たときの頭の中のイメージ

『apple:アップル』

『water:ウォーター』

『dog:ドッグ』

英語リスニングを本気で取り組む場合、この概念をポイっと捨てましょう。むしろ日本語をポイっとすてましょう。具体的には、次のように捉えるだけです。

やるべきこと:単語を見たときの頭の中のイメージ

『apple』

『water』

『dog』

上のように、日本語を全て消去しましょう。

ポイント

リスニングの時は、日本語の音のイメージを捨てましょう。

むしろ、日本語を捨てましょう。

 

✔️単語を聞き取ろうとしてはいけない

日本語を頭の中から消去できたら、次に心構えを作りましょう。リスニング勉強のコツは『単語』を聞きろうとしないことです。

今ままでのリスニング勉強で次のように進めたことはありませんか?

英文:I want to watch the movie.
Daichi

あれ、何度聞いても、トゥー(to)とザ(the)が聞こえない。。。

なんか、『ナ』みたいな音と『デァ』みたいな音に聞こえてしまう。。。

もう一回聞いて見よう、、、あれ、聞こえない。。。

もう一回、、、聞こえない。。。

もう一回、、、(繰り返し)

 

実は、このプロセスに「英語が聞き取れない理由=リスニングが上達しない問題」が隠れています。

上のようにリスニング勉強を進めている人の問題点は次のとおりです。

日本語音声をメインに単語をイメージして『日本語音声の単語の発音があるはずだ』と信じていること』

少し難しいかもですが、英語を聞き取れる方には、上の文の意味がシックリくると思います。先の文で言うなれば、

あれ、何度聞いても、トゥー(to)とザ(the)が聞こえない。。。

この段階で、トゥーとザ、という日本語音声で待ち構えているから「聞き取れない」ように感じてしまうのです。

そして、正確にいうと、

あれ、何度聞いても、トゥー(to)とザ(the)が聞こえない。。。

なんか、『ナ』みたいな音と『デァ』みたいな音に聞こえてしまう。。。

という時点で、実は、『英語の音声を聞き取れている』のです。

ここがミソになるので、次で深掘りしていきます。

 

✔️聞こえた音を「英文の音」として考える

先で紹介したように、今ここまで読み進めてくれている方は『日本語を捨てて英語の音に向き合う』ことをして欲しいです。

その視点で考えると、

あれ、何度聞いても、トゥー(to)とザ(the)が聞こえない。。。

なんか、『ナ』みたいな音と『デァ』みたいな音に聞こえてしまう。。。

と、日本語イメージの音でなく、実際に聞こえてきている音声こそが『英語の音声』なのです。

もう1度強調します。

日本語の音のイメージで聞き取る感覚を捨てましょう。むしろ日本語を捨てましょう。

補足

上の例では、『ナ』みたいな音『デァ』みたいな音と表現していまして、この考え方でも『日本語先行』で考えてしまっていますが、これはわかりやすくてするための都合上だとご理解ください。

正確には『na』と『the』という音で聞こえるのですが、、、ここは訓練していきましょう。。。

ここができると自然と英語のリスニング力が高まり始めます。

感覚的には、日本語の50音に加えて、アルファベットの26音を新しく覚える感覚です。(なお、アルファベットは1つの文字に1つの音だけでなく、2つ、3つとあるので、正確には、日本語の50音を超えて、新しく100音くらいを学ぶイメージです)。

とにかく、日本語の50音の中で考えることを捨てて、違う世界(つまり、英語の世界)で考えるようにしましょう。

 

✔️音を第一に単語の音を覚えていく

上で紹介のことをイメージしてもらえれば、『音を第一に単語の音を覚えていく』ことは割と簡単だと思います。映画から聞こえてくる音を『単語の音』として、音をドンドンと覚えていきましょう。

なお、どうしても英語の音が、、、と感じてしまう人はPhonicsを使ってみてください。

日本語で50音を習うように、英語でもアルファベットの音声の学習があります。動画を貼るので参考にしてください。

注意

Phonicsを進める上での注意点は先に同じですが、『日本語で考えない』ことです。Phonicsで発音される音を英語の音として自分の中に蓄積していきましょう。

日本語を捨てるイメージで進めましょう。

 

▼Phonicsの動画

 

✔️音を第一に「繋がり音」を覚えていく

日本人がリスニングができない原因は大きく2つあります。

1つ目は、上で紹介した『英語発音を日本語発音』で聞き取ろうとして、英語の音が聞こえないから。

2つ目は、英単語と英単語が繋がって発音される繋がり音が聞こえないから。

ここでは2つ目の繋がり音について深掘りします。

英語では、前後の単語を繋げて発音する『繋がり音』が頻繁にあり、日本人のリスニングを悩ます原因の1つでもあります。

Daichi
そんなことしないでくれよ〜。覚えられないよ〜

と感じるかもですが、僕ら日本人も似たようなことをしています。

少し文法的には異なりますが、音的に日本語の『活用形』に似ています。

例えば『走る』という動詞があるときに、次のように日本人は感覚的に音を変化させていますよね(太字部分)。

✔️活用あり

・走ない

・走ます

・走

・走ない

・走

これを次のように『走る』という単語のまま『リスニング』しようと心構えていると、聞き取りに苦労しそうですよね。

✔️活用なし

走るない

走るます

走る

走るない

走る

日本人が英語のリスニングでやってしまっている最大の過ちである『リスニングで、英単語を1つ1つ聞きとってやろう精神』は、まさしく上のような『活用なし音』をガンバッて聞き取ろうとすることです。

これでは聞こえません。というより、そもそも『活用なし』のように発音していないので、聞こうとしても聞こえるわけがありません。

 

英語で考えると次のイメージです。

文:Let’s  find  it  out!

音:Let’s findidou(t)!

文:I made it up!

音:I madid(u)!

文:What I want to say is …

音:Whati wanna say is…

上の感じで、英語では『活用』します。

なお、海外に住んでみて気づいた、日本語と英語の『活用』に関する違いは次のとおり。

日本語:活用した言葉は『発音』も『書き言葉』も形を変える。

(『走る』→『走ろう』と活用すると、発音も書き言葉も『走ろう』になる)

英語:活用した言葉は『発音』は変わるけど『書き言葉』は形を変えない。

(『want to say』→『wanna say』と活用すると、発音は『wanna say』だけど書き言葉は『want to say』のまま変わらない)

このように、そもそも書き言葉にするときの文化的な違いが英語と日本語にあります。

そのため、日本人が映画で字幕を見ると、文字のまま、『そこに文字の発音があるはずだ 』と聞こうと努力しますが、実際の発音では『活用』された音で発音されるので、単語を日本語イメージで聞き取ろうとしても聞き取れません。

 

まとめます。

 

超大事。日本人でも英語が聞き取れるようになるリスニング勉強法

✔️カタカナ英語の概念を捨てる(できるなら記憶から削除する)

✔️単語を聞き取ろうとしてはいけない

✔️聞こえた音を「英文の音」として考える

✔️音を第一に単語の音を覚えていく

✔️音を第一に「繋がり語」の音を覚えていく

結論:日本語のイメージを捨てよう!頭を柔軟にして『新しい音』で覚えよう!

(願わくば、幼稚園?小学校?の五十音の教育のときに、合わせてアルファベットのPhonicsも取り組んでいただきたい。。。)

【2nd】英語映画・動画のリスニング勉強『中級者』の学習ポイント

【1st】英語映画・動画のリスニング勉強『初心者』の学習ポイント

英語の映画・動画を使ったリスニング勉強のステージ2の方の学習方法とポイントを紹介します。

 

ステージ2は『音を聞く』→『発音5回』→『字幕英文の音として理解する』

 

勉強の進め方は、最初に音を聞いて、単語1つ1つを聞き取れなくても全く問題ありません!

(というより、聞き取れないと思っている音こそが正しく聞き取れている英語の音です。)

そのため『聞こえた音』を『英文の音』と考えましょう。

具体的には次のイメージです。

①音を聞く:Medidu(p)

②発音を真似る:

Medidu(p)
Medidu(p)
Medidu(p)
Medidu(p)
Medidu(p)

③字幕英文をみる:Made it up

④字幕英文の音の理解:ふむふむ、この英文の音が『Medidu(p)』か。

再度になりますが、

Daichi

あれ、、、Made も it も up も聞こえない。。。

と考えるのではなく、聞こえた音が『Made it up』の発音です。

 

ステージ2は2回繰り返そう

 

ステージ2はリスニングパートで最も大切なステージなので、2回繰り返しましょう。

リスニング力がどんどんとストックされていき楽しいと思うので、繰り返し取り組みましょう。

 

隙間時間にステージ3へ進もう

 

ステージ2では、少しずつ、音先行で英文を理解できるようになります。そのため、ステージ2でリスニングの蓄積をしつつ、通勤中などを活用して『音だけ』で聞くことも次第に始めていきましょう。

なお、ステージ2を飛ばして、ステージ3にいっても英語が聞き取れるようになることはありません。

大切なステップは次のフローです。

・音を聞く:『Medidu(p)』

→英文を想像できる:『Made it up』

→英文の意味がわかる:『曲をつくる』(←ここの理解はステージ1の力です。)

この流れが繋がるようになると、リスニングが面白いように理解できるようになります。

地道に感じるかもですが、英語の聞き取れる自分を目指してファイトです。

 

まとめ:英語映画・動画のリスニング勉強の第2段階は音を英文に当てはめよう

英語映画・動画のリスニング勉強の第2段階は音を英文に当てはめよう

本記事は『動画で学ぶ!英語映画を使ったリスニング勉強方法のステージ2』を紹介しました。

英語を楽しみつつ、効果的に学んでもらえたら嬉しいです。

 

▼ステージ3の記事はこちら

» 【3rd】英語リスニングレベルが高まったら取り組むべきこと・英語映画・動画のリスニング勉強『上級者』用学習方法とポイント

【3rd】英語リスニングレベルが高まったら取り組むべきこと・英語映画・動画のリスニング勉強『上級者』用学習方法とポイント

2019年7月23日

 

▼まとめ記事はこちら

» 【0th】動画で学ぶ!英語映画を使ったリスニング勉強方法【ステージは3つ】

【0th】動画で学ぶ!英語映画を使ったリスニング勉強方法【ステージは3つ】

2019年7月20日

 

読んで下さりありがとうございました。

では、良き英語ライフを ٩(`・ω・´)و

 

✔️参考動画:『Spirited Away』