「将来、事業を立上げたいな」
「まだ明確でないけどビジネスにチャレンジしてみたいな」
「スタートアップにはどんな例があるんだろう」
こんな方にオススメの記事です!
こんにちわ😊 夢の実現を目指して活動中のDaichiです。
東海外は例年の寒さもなく、暖かい日が続いていますが日本は寒いようですね、、、みなさん如何お過ごしでしょうか。
さて、私は将来的に起業することを目指していますが、過去にスタートアップについて考えると不安な気持ちになることが多かったです。
「起業はリスクが高くて難しいのかな」
「ほとんどの人が上手くいかないからやめた方が良いのかな」
こんな風に感じる人もいるのではないでしょうか?
私も当時はこのように感じていましたがたくさんの学びを得ることで少しずつですが実現の道が見え始めて、今は夢に向かって駆け始めています。
今日は、日本の大富豪になった三木谷浩史さんのスタートアップを参考に大成功者の成功のポイントを紹介します!
三木谷浩史さんはどんな人?
楽天株式会社の創業者です。
兵庫県神戸市の出身。
経済学者の父のもと次男として誕生します。
楽天の他、コボ社取締役、楽天ブックス会長、東北楽天ゴールデンイーグルス会長兼球団オーナ等を務めます。
2015年にフォーブス誌の日本人富豪ランキングで3位(約1兆400億円)にランクインする。
東日本大震災などの復旧問題や京都大学IPS細胞研究所の基金に億単位の寄付を実施している。
価値観:人生は1度きり。
1988年に一橋大学商学部を卒業して日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行します。
社内の派遣制度を利用して1991年よりハーバード大学ビジネススクールで学び、1993年にMBAを取得します。
スタートアップのキッカケは米国留学中に感じた起業家精神との出会いのようです。
当時の日本では起業に関しては一般的ではなくて多くの人が企業に勤めて出世していくことが王道だと思われていました。
しかし、留学中に米国での起業家に対する社会的評価の高さを肌で感じ、起業への思いを育てます。
MBA取得後は社内制度への恩義から5年は辞められないと考えて復職しますが1995年の阪神大震災を通して知人や友人を失います。
「会社を辞めるリスクより、人生を後悔するリスクの方が遥かに高い」
人生の短さを感じ、日本興業銀行を退社して1996年に起業をスタートさせます。
成功の鍵
2段階戦略
銀行を退職したあと、マンションの一室を事務所として友人と2人でコンサル会社クリムゾングループを設立します。
過去の人脈を駆使して世界中の情報を手に入れるなど可能な手法を駆使してわずか1年3ヶ月で6000万円の軍資金を稼ぎます。
一方、第1の創業においては「主体性がない」というコンサル業に対する印象から長く続けていく気はありませんでした。
特徴的な点
創業したビジネスに固執していないことです。
次なるビジネスに照準を合わせるための軍資金を作りだすための経過のようにみえなくもありません。
周りでよく聞くような創業者は、もとよりそのビジネスに拘りを持った人が多いことを考えると創業事業に固執しない姿勢は新鮮にも感じられます。
確かに、固執しない方が偏見を持たずに物事に接することができます。
そうしたことからも自身の取組みに対して少しひいた視点でビジネスを考えることは起業をする上で大切な要素の1つなのかもしれません。
柔軟性と先見の明
固執せず・先を見る
第一の創業で得た資金を元金に次のビジネスを考えます。
候補としては3つありました。
3つのビジネス候補
1. 地ビールを扱うレストラン経営
2. 天然酵母のベーカリーフランチャイズ
3. インターネット上ショッピングモール
検討の末、インターネットの将来性を信じてネットビジネス事業に参入することを決意して楽天の前身にあたる「エム・ディー・エム」を創立します。
特徴的な点
創業内容を異なる内容で考案しているあたりが特徴的です。
また、その中でも将来性を考えて市場の成長が期待できる産業に参入した三木谷さんは非常に賢明だったのだと思います。
当時の検討の際に、別の産業を選択していたらどのようになっていたかは想像つきませんが、地ビールを扱うレストランが出来ていたならぜひ訪れて一杯やりたいところでした😊
際立つ2つの独自性
エム・ディー・エムを設立当時、「インターネット上にショッピングモールを作る」というビジネスモデルは、NECや富士通などすでに複数の大手企業が参入していました。
それでも三木谷さんは活路を見出して成功を収めています。
なぜか?
それは三木谷さんの鋭い観察力にありました。
先をいく大手に遅れをとったスタートですが注意深くビジネスの穴を観察するとどの大手サイトも出店や客足が少ないことに気づきます。
調べてみると一番の問題は、
・高額な出店料のうえ、
・慣れないインターネットと、
・複雑な手続きや管理
つまりは出店の面倒さにありました。
この弱点を見抜いた三木谷さんは、自身のモールで使用の容易なソフトウェア提供や出店費用の低価格化など徹底的に出店者サイドに立った方法で改革します。
出店者が自分の店のサイトを簡単に作れるようなツールを開発する事に加えて破格でショッピングモールシステムを提供することで多くの出店者をモールに誘いました。
そして拡大を続けたのちに現在の楽天に繋がります。
まとめると
・産業の真の問題点を突く
・カスタマー目線
この2つを極めることで後手参入かつ小規模だったビジネスでも活路を見出したのです。
まとめ
創業当時は金なし・人なしの状態から堅実に短期間で大成功したビジネス例を紹介しました。
三木谷さんのスタートアップから学べることをまとめます。
スタートアップ成功の秘訣まとめ
できること:
・資金が無くても成功できる
・人が少なくても成功できる
・後手でも成功できる
成功の秘訣:
・手法に固執しない
・問題点と真摯に向き合う
・カスタマー視点でビジネスを考える
この学びを自分の血肉にし、自身のビジネス立上げの参考にしていきたいです。
「三木谷さんだからできたんだ」
こんな声や意見も当然あると思いますが、資金・工数の観点では満たされていない出発だったことは間違いありません。
夢を実現する人はできない理由を探すのではなく、どうすればできるかを探します。
読んで下さりありがとうございました。
今後も夢の方舟をよろしくお願い致します⛵