【経済的自由に必要な年収】上位1%の年収1500万円でも厳しい【お金の教養】




どうも、Daichiです。

経済的自由を目指して資産形成をしていまして、現在年間の不労収入は100万円ちょいです。

経済的自由と聞くと卑しく感じる人はこちらをどうぞ。個人的には経済的自由を築ける人は、むしろ真っ当だと思っています。

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「経済的自由になれる人ってどんなに高給取り何だろう。。。」

「経済的自由になるには年収がどれくらいあれば良いんだろう?」

 

お金・時間・仕事に縛られることのない経済的自由な生活は、ある種人間の1つの夢ではないでしょうか?

 

そんな経済的自由ですが、日本の年収上位1%の人たちでも「経済的自由」を獲得することは実は難しいです。

 

本記事は「経済的自由に必要な年収」について紹介します。

 

経済的自由に必要な年収【年収別に計算】

経済的自由に必要な年収について、順々に紹介していきます。

 

経済的自由=縛りのない生活

 

まず、経済的自由とは、縛りのない生活のことを言います。

【大切】経済的自由とは?実話ベースで語る大切なお金の話【縛りのない世界】のなかで紹介していますが、経済的自由を手に入れると

 

✔️ 働かなくても生活費が入る

✔️ 生活費を気にせず暮らせる

✔️ 組織に対して対等に過ごせる

✔️ 好きな人・好きな場所にいつでもれる

✔️ 縛りのない世界

 

こんな生活が待っています。

「そんな生活はできるはずがない!」という人がいるかもしれませんが、実際にこうした生活を送っている人は少なからずいます。

経済的自由を得ることは、何も怪しいことではなく、資産形成の知識・投資の知識・経済の知識・等の学んで実践することで着々と実現に向けて近くことができるものなのです。

 

【大切】経済的自由とは?実話ベースで語る大切なお金の話【縛りのない世界】

 

経済的自由を得るために必要な年収

 

経済的自由を得るためには、どれだけの年収が必要なのでしょうか?

日本の高給取りの相場は次のようになっています(平均年収のトップ5:東洋経済参照)。

職業年収
医師 1233万円
航空機操縦士 1192万円 
大学教授 1051万円
公認会計士 1042万円
弁護士 1029万円

日本業種トップの平均年収で1233万円。

この金額をもらっていれば経済的自由を達成できるのでしょうか?

 

経済的自由に必要な目標投資額

 

堅実な投資だけで経済的自由を達成しようとすると恐ろしく長い年数が必要になります。

経済的自由に必要な投資額の資産を、経済的自由を堅実な投資で実現するにはいくら必要か?【悲報:1.6億円です】の中で紹介しています。

 

タイトルにある通りですが、投資額は約1.6億円必要です。

これは、世界で最も安定だろうと予想される米国債の10年物の投資をした際に、年利2.5%として投資し、

 

1.6億円 × 2.5% = 400万円

 

不労所得400万円を得る想定で計算しています。

不労所得が400万円あると手取りで300万円ほどになり、日本の各世帯の年間平均支出の300万円と同じ額になります。

*米国債の金利は変動するために暫定的な数値です。

 

年収別の投資額到達年数

 

日本の職業別の平均年収では医師がトップで1233万円でした。

それでは、医師の年収を1つの指標として年収500万円、750万円、1000万円、1233万円、1500万円の5つのモデルで経済的自由になるために必要な年数を計算します。

なお、給料が上がると生活水準が上がり、支出が増えることが世の常です。

 

日本の平均手取りは453万円、平均支出は約300万円ほどのため、貯蓄は453万円ー300万円=153万円になります。

収入に対する貯蓄率を計算すると153万円 ÷ 453万円×100 = 約34%として計算すると、

1年間で各モデルケースで貯蓄できる額は次のようになります。

 

年収別の年間の貯蓄額

年収年間貯蓄額
500万円 170万円
750万円 255万円 
1000万円 340万円
1233万円 419万円
1500万円 510万円

 

この貯蓄で1.6億円の投資額を貯める(=世間一般的な経済的自由を得る)ために必要な年数は次の通りです。

 

世間一般な生活の経済的自由を得るために必要な年数

年収必要な年数
500万円 94年
750万円 63年 
1000万円 47年
1233万円 38年
1500万円 31年

 

ご覧の通りですが、お医者さんですら経済的自由を達成するためには約38年間かかります。

一方、お医者さんになるには医学部での勉強や研修を含めて、高校を卒業してから仕事ができるようになるまで約10年かかり、その時には28歳ほど。

28歳 + 38年 = 66歳

この段階で、ようやく経済的自由を達成できます。

これは非常に遅いですよね。

 

また、日本の年収の上位1%と言われる年収1500万円の人でも31年もかかり、医者よりは短いものの非常に長い時間が必要です。

20代、30代や数年のうちに経済的自由を手にしたい人は世に一般に言われる高給取りでは、話になるレベルではないことが分かります。

 

*なお、今回は貯蓄額を達成してあとは「世の中一般的な生活=年間支出300万円生活」をする想定で計算をしています。

 

必要な年収はない!経済的自由になる方法【誰でも挑戦できる】

20代、30代と早いうちで経済的自由を達成したい人ができることは次の3つにつきます。年収だけが、経済的自由になる方法ではありません。

 

① 支出を減らす

② 資産を増やす

③ お金の教養をつける

 

① 支出を減らす

 

経済的自由の定義は様々ですが、お金の教養を説明する世界的大ベストセラー金持ち父さん 貧乏父さんでは、経済的自由の収支の状態を次のように決めています。

経済的自由=金持ち父さん

毎月の不労収入 > 毎月の支出

上の計算では、毎月の支出を日本の平均支出で固定して計算しましたが、実際は各家庭によって異ります。

家をもち、毎月の固定費をほとんど使わない生活をすることができれば、経済的自由を達成する時間はグッと短くすることができます。

支出の絞り込みで最も効果的なことは次の1点です。

 

✔️ 固定費の見直し

 

賢く便利に固定費を下げる具体的な方法は今後にまとめていく予定です。

 

② 資産を増やす

 

著書金持ち父さん 貧乏父さんで説明される資産とは「自分の時間を使わずにお金をうむもの」です。

具体的には不動産や投資などからの収入が挙げられます。

手持ちの資金や、勉強をもとに自分のリソース(資源)をお金のうむ仕組みに変換していくことで、あなたの時間を使うことなく収入を増やしていくことができます。

しかも、この資産は「不労所得」でもあるため、経済的自由になるための時間を短くすることにも繋がります。

 

③ お金の教養をつける

 

①で支出を絞り、②で収入を増やせば、自然とお金の流れは改善され、お金が増えていくフローを作ることができます。

一方で、お金の教養をつけることをしないと、いつまでたっても自分の収支のコントロールをすることができず、

・固定費以外の「浪費」

・資産だと思って投資したら大損した

など、支出の面で損するケースに会うことが考えられます。

 

そうした損失は読書を通した体系的な知識をつけることで、損を考える力を養うことができます。

【経済的自由の本】不労所得を100万円つくる私のおすすめの入門書籍5選【脱サラリーマン】では、これから資産形成を始めたい人のための入門用の厳選書籍をまとめています。

全部買っても1万円以下なので、投資だと思って一通り買い、経済的自由の理解をつけておくことをオススメします。

 

【経済的自由・不労所得おすすめ本】不労所得100万円の私が厳選する入門書籍5選【脱サラリーマン】

さいごに:必要な年収が頭によぎったら勉強不足。知識を蓄えて真にお金から解放された生活を。

本記事は「経済的自由に必要な年収」について紹介しました。

あなたの経済的自由に向けた年収の目安を知るきっかけになっていれたら幸いです。

 

読んでくださりありがとうございました。

ぜひまたお越しください。

 

▼本記事内紹介本

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

 

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