社会人になってからの英語の勉強方法【ガンバって海外サラリーマンになった話あり】




どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。

海外で働きながらブログを書いています。本記事は「社会人向け!海外サラリーマンになるための英語学習」として紹介します。

 

Daichi

社会人になってから心を入れ替えて将来的に必要とされる英語をつけようと思うけど、本当に大丈夫何だろうか?

英語は子供の頃が身につきやすいというし、20歳も超えて今更始めるなんてもう無駄なんじゃないか?

自分みたいな英語に自信がない人でも社会人で英語をビジネスで使えるような人になった経験談を知りたい。

 

こんな疑問に答えます。

この記事を書いている僕は、学生時代に英語の点数が足りなくて卒業要件を満たせなかった英語落ちこぼれ学生です。そんな僕でしたが、TOEICの英語学習を正味2年の英語学習を通して850点以上に到達し、晴れて海外サラリーマンになることができました。(実質、英語が力がグンと上がったのは最後の3ヶ月のある方法でした。ある方法については【英語学習TOEIC】850点以上の海外サラリーマンが語る初心者はこれだけで良しなおすすめ本厳選3つで紹介しているのでチェックしてみて下さい。)

【英語学習TOEIC】850点以上の海外サラリーマンが語る初心者はこれだけで良しなおすすめ参考書厳選3つ

2018年10月21日

 

本記事は「社会人になってからの英語の勉強方法」について紹介します。

本記事を読むことで、社会人になってからの英語の勉強方法の大切なポイントを知ることができ、要点をおさえて実践すれば海外で活躍できるあなたへの一歩を踏み出し始めることができると思います。

 

社会人になってから英語勉強して海外サラリーマンになった話【経験談】

社会人になってから英語の勉強をして海外サラリーマンになった話をサクっと紹介します。

 

英語が大の苦手だった学生時代【落第レベル】

 

今こそ海外サラリーマンをしていますが、僕は英語が大の苦手でした。

大学受験が終わったあと、すぐに受けたTOEICでも英語の点数はなんと500点くらい。特に読むのが遅い部類だったので、長文が多めなTOEICは相性がめちゃくちゃに悪く、、、英語やTOEICは苦手意識しかありませんでした。

 

そして大学生活が半分ほどすぎ、気づいたことは

 

「大学を卒業するためにTOEICで〇〇点以上をとる必要がある」

 

絶望。。。

 

これに気づいてからは、コツコツと自分なりに英語の勉強を頑張りました。

大学の授業帰り、部活帰り、バイト終わりなど。ちょこちょこと勉強をしてはいたのですが、なにせ苦手な英語なので一向にはかどらず、、、

 

気づいたら大学4年生になり、TOEICスコアの提出期限がきてしまいましたが、僕は卒業要件に達していませんでした。。。

幸いなことに、大学は救済措置として「補修」を設けており、補修を受ければ卒業されてくれる救済を受けまして、実力のない僕は救われました。

 

 

英語から解放された社会人生活、そして英語への芽生え

 

社会人になってから、ついに英語から解放されて、清々しく働き始めたのですが、、、

 

就活や、社会人生活、読書を通していく中、社会人生活が半年ほど経つころ感じたことは

「日本はあまりにも世界の動きにうとい、将来、日本は海外から遅れをとるかもしれない。自分のためにも会社のためにも今のうちから英語力を身につけて世界の動きに敏感になろう」

と言うことです。

 

たかだか20代の若者1人が粋がって英語を勉強して世界をキャッチアップしようが些細なことで小さいことかもしれません。

ただ、生粋でアホな僕は変な使命感や将来への期待から英語の勉強を始めました。

 

スキマ時間を確保してカフェに入り浸る生活点数が伸び悩む1年間=自分にとっては普通

 

それからは、仕事が終わって、飲み会がない日以外は必ず帰り道にあるカフェに寄って英語の勉強をするようになりました。

仕事帰りは疲れているため、大抵はカフェに座っても最初の30分くらいは居眠りに費やしていましたが、家に帰ってしまうと居眠りがそのまま朝までの睡眠になるのも、カフェに入れば起きざるを得ないので、そんな環境に身を置くことでチビチビとですが英語の勉強時間を確保できました。

 

また土日についても可能な限りに英語の勉強をするようにしていました。

とくに移動の多かった僕は、移動のための電車の中は格好の勉強時間でして、必ず英語の本を持ち歩いて英語学習を進めました。

 

土曜:自由時間多め。読書やプライベートを堪能。

日曜:半日は図書館で本業の勉強。残り時間を英語。

 

こんな生活を1年間ほど愚直に過ごしていました。

しかし、英語のTOEICの点数は全くに上がらず、、、まあ、当然かもしれません。

学生時代の時間のある時に勉強してもほとんど伸びなかった英語のスキルが、同じ方法で勉強をしていては、時間のない社会人生活では伸びるわけがなく、むしろ点数が下がる時もあり、モチベーションが維持できず、2、3ヶ月ほどサボった時期もありました。

 

TOEICのスコアが劇的に伸びた3ヶ月

 

モチベーションが激下がりしていたときはなんで英語のスコアが伸びないのか疑問に思いつつ、英語を恨めしく思っていました。

そんなときでもモチベーションを必死に保ちため、そして「なんで英語のスキルが上がらないのか?良い勉強方法はないのか?」と言うの模索するために英語の勉強方法の本を多数買いました。

 

勉強方法の本を読んでは1、2ヶ月ほどその方法を試して、効果が得られず、、、と言うのを繰り返す毎日。こうした日々は結構シンドいものです。

・多くの時間が英語勉強に消える

・2ヶ月に1回の1万円弱の試験費用(交通費など諸々で)

 

お金も時間もなくなるはで、「こんなことして、、本当に英語力が伸びるんだろうか?」と感じ、ため息交じりの勉強生活でした。

 

しかし、転機が訪れました。キッカケをくれたのは40歳オーバーでニート状態だったぼくが初めてTOEIC L&Rテストを受けていきなり930点取って人生を劇的に変えた、効果絶大な英語勉強法【新テスト対応新装版】です。この本を参考にした3ヶ月間のプログラムを愚直に実施し(それでも社会人生活をしながらだと、プログラムにあった内容の半分もできませんでしたが)、その結果、TOEICの点数が3ヶ月で300点ほど上がり、目標としていた800点を上回る850点オーバーをマークしました。

 

海外サラリーマンの切符【海外から海外の良さを語ってみる】

 

TOEICの点数だけが、海外行きのキッカケになったかは不明ですが、会社の中でわずかしか選ばれない海外赴任に抜擢されて、その後は海外と日本を行き来しつつ海外サラリーマンをしています。

TOEIC850点オーバーだろうと、英会話の練習をほとんどしていなかったので海外に来てからも苦労しましたが、現在は海外生活にも慣れてきています。

 

海外に来てからは(正確には、海外に来る前の下準備の頃からは)、世界的な視点に触れることが多く、本当に多くのメリットを感じています。

 

・世界視点でものごとを見るようになった

・日本以外の価値観を直に共有、感じることができた

・今まで知る由もなかった各国の経済・国政状況を知るキッカケになった

 

わりと発散的で目的がないように見えるかもしれませんが、普通に過ごしていては気づけなかったような価値観や国の話を聞くような機会にも恵まれ、「海外に飛び立てるスキルを身につけておいてよかったなあ」と、いま、海外の地から身に染みて感じています。

 

勉強していた頃は、まさか20代で自分が海外に出るとは夢にも思っていませんでしたが、人生は2、3年ほど本気で過ごせばガラッと見え方が変わるのかもしれません。

以上、経験談でした。

 

社会人になってからの英語の勉強方法

上の通りの経験の中から、社会人になってからの英語学習で特に大切だった・効果的だった勉強方法についてまとめます。

 

①英語の目標をスコアで決める

 

社会人になってからの英語の勉強は、自分で設定しない限り、学生の頃のようにテストがありません。

そのため自分の英語力が伸びているのかどうか判断がつきにくく、モチベーションの維持や成長しているかどうかの判断に困ります。

そのため必ず英語を外部の機関を使って評価できるテストを受けて定期的に自分のレベルチェックをしておきましょう。

 

英語のテストの種類としてはTOEIC、TOEFL、IELTSなど様々ですが日本にいるなら基本的にTOEICで問題ないと思います。

TOEICで数ヶ月後の自分の理想とする得点を仮置きして、2ヶ月ごとのTOEICの試験でどれくらいの点数を目指すかを段階的に設定していけばOKだと思います。

 

②勉強時間をつくる

 

社会人、サラリーマン生活の中でもっとも大変なのは時間を確保することだと思います。

 

ここは堅い意志を持って取り組む必要があり、

・自分から誘うほどにしたいことでなければ断る

・意味のない飲み会からは極力距離をおく

・朝の時間を活用する

 

など、少し冷徹に思うかもですが、修行僧になった気持ちで取り組んで見ると良いかもしれません。

特に、周りに誘われるがままに時間を過ごしていると自分を成長させる機会を棒に降っているようなものです。

自分の将来に真摯に向き合いたいのであれば自分の時間を大切にすることがポイントです。

 

③多種のメソッドを1つ1つ深掘りする

 

僕は不器用で、特に英語が苦手でしたが、最終的に自分に合うメソッドに出会うことでTOEICの点数が劇的に伸びました。

乱読的に多くのメソッドを試すことは、英語が苦手な人には効果的かもしれません。

ただ、ポイントをあげるとすれば、何かのメソッドを取り組むときには、参考書や参考にした内容を繰り返し3回くらいは実施してみてから自分にあっているか確認してみると良いと思います。

 

1回だけやってみて「ダメだった」と言うのは、あまりに時期尚早でして、1回目からできたら天才です。

学習のプロセスは「定着」と言う言葉がある通り、1回取り組んだことを数回繰り返すことで、始めて自分の力になります。

 

自分の興味あるメソッドに手をつけたら最低3回lくらいは繰り返しに全内容を振り返り、定着させてみましょう。

 

まとめ:海外で活躍できるあなたへ

「英語なんてやっても意味がない!」

「英語よりはまず中身だろ!」

と言う意見もありますし、もちろん、社会人になってからも英語の勉強をしていると当然本業のスキルアップの時間が取れず、本業のレベルは少し遅れをとるかもしれません。

 

しかし、数年先を考えた時に、日々の目に映るものが「日本」だけから「世界」に変わったあなたを想像してみて下さい。

きっと思考力や技術力、実力はいずれ追い抜くことだと思います。

 

短期的にみると、英語学習は本業の妨げになるかもしれませんが、長期的にみると財産になります。

長期的にものごとを考えられて行動を取れる人こそ、自分の未来への投資として英語学習に励んでみて下さい。

 

では、良き英語ライフを(*`・ω・)ゞ