どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。
年200冊の読書をしつつ、思考力を高める訓練をしています。
こんな疑問に答えます。
この記事を書いている僕は、海外で働くサラリーマンです。読書を活用して学習、ビジネススキルの向上をはかった結果、20代にして海外で働けるレベルになったので、わりと思考力がついてきているのかな、と感じています。
この経験を踏まえて本記事は「考えるとは?僕がずっと誤解していた恥ずかしい誤ち」について紹介します。本記事を読むことで、僕のような凡人でも、20代で海外サラリーマンになる程度の思考力をつけることができます。
考えるとは?僕がずっと誤解していた恥ずかしい誤ち
僕はずっと、「考える」ということを誤解していました。
誤解していた「考える」
僕は子供の頃からよく、「自分で考えなさい」ということを周りから言われてきました。
何かに頼るのではなく、自分で考えて、方法をあみ出し、トライする。そんな感じのことを「考えること」と捉えていました。
でも、これはある意味「考える」作業で間違ってはいないのですが、ビジネスや新境地を開拓するような人たちにとってはマイナス500点くらいの「考える」なんですよね。
本質は「新しい発想」が欲しい
「考えろ」と言われる真意は、自分の頭で考えて正しい方向を見出す、ということも当然含んでいますが、その本質には「未確定な将来でも通用するオリジナルな考え」が欲しいということだと、最近感じるようになりました。
そのため、「考えろ」と言われて、自分で編み出したとしても、そのアイデアはほかの誰かも考えていたことかもしれませんし、アウトプットだけ見ると二番煎じでしかありません。
考えることの本質は「新しい発想」につなげることだったんです。自分で考えることだけを目的にしては本質に応えることはできません。考えることにおいて、僕がして最大の過ちは「自分で考える」ことを正義とした視野の狭く本質を見失った「考える」でした。
社会やビジネスで求める「考える」とは?
社会やビジネスで求められる「考える」は「世の中で分かっていることを踏まえて、どうするか?」ということです。
車輪の再発明はしない
よく言われることですが、いくら自分で考えたからと言って、「車輪の再発明」は必要ありません。
車輪は優れた技術の産物ですが、人類の歴史で長年知られています。それを「自分で考えたんだ!」と満足そうに車輪を提示する現代人がいたら、単なる世間知らずです。
車輪を再発明することを避け、考えることを「新しい発想」に繋げるために必要なステップ(=正しく考える)は次の2つだと思います。
✔️正しく考えるための2ステップ
① 現状でわかっていることを範囲を決めて調べ上げる
② 分かっている情報と自分の置かれた立場を掛け合わせて出来ることを考える
① 現状でわかっていることを範囲を決めて調べ上げる
正しく考えるための1つ目のステップは、最新で分かっていることを調べ尽くすことです。
よく、
自分の頭で考える必要があるから、ほかの情報は見てはいけない。
ということを言う人がいると思いますが、この考え方は「車輪の再発明」を生んでしまう最たる例です。
もちろん、考える訓練のために、何も調べずに0ベースから考えることもありですが、それはあくまで訓練であって、実の仕事ベースでは現象分かっていることを調べてつくすことが必要です。
また、この時のポイントは「範囲を決めて調べる」ことです。理由は簡単で、調べ物には終わりがありません。範囲や期間を決めて行わないと調べ物だけで永遠に続きます。調べるときは範囲と期間を決めましょう。
② 分かっている情報と自分の置かれた立場を掛け合わせて出来ることを考える
正しく考えるための2つ目のステップは、分かっている情報から「では、どうするか?」という具体策を考えることです。
この時には背景知識を持っているはずなので、解決策が過去の知見の微修正で良い時も有れば、全く別の方法が必要である可能性もあります。
大切なことは「現象分かっていること」をベースにして考えることでして、このベースのある無しによって、社会的な意味での新しい発想をできるかが決まってきます。
まとめ:社会的に新しいことを考えられるようになろう
本記事は『考えるとは?僕がずっと誤解していた恥ずかしい誤ち』を紹介しました。
僕は「自分の頭で考えることが正義」としていて恥ずかしい経験をしたことがあったので、今回の内容をまとめさせてもらいました。
自分の頭で考えることは大切ですが、そのことに求められている真意に目を向けると、ひとりよがりな考えになることを避けることができます。
ぜひ上の2つのステップで考える癖をつけてみてください。
よく「考えろ」ということを言われるけど、考えるってなんだ?
自分なりには考えているつもり何だけど、、、社会に求められる「考える」の基準を知りたい。