早起きして何する?という考え方に潜む危険性【方法論を目的にしてしまう過ち】




どうも、Daichiです。

朝5時に起きて、早々に家を出て、英語の勉強をしています。

 

Daichi

早起きすると人生が好転する、

早起きは三文の徳、

ということをよく耳にして、早起きは良さそうな効果があるから始めようと思うけど、

早起きして何をしたら良いんだろう?

こんな考え方について思うことを紹介します。

僕は目的を持って早起きを活用した結果、英語力が向上し、海外のサラリーマンになることができました。

結論から言うと、「早く起きたら効率的なことがある」から「早起きする」のであり、だからこそメリットを受けることができ、良い効果を得ることができます。

闇雲に早起きして「何をしようか?」と生活していても特に変わらないと思います。

本記事は「早起きして何をするべきか?」と考える思考に潜む危険性について紹介します。

 

早起きして何する?という考え方に潜む危険性

早起きして何する?という考え方に潜む危険性

早起きして何をする?と考える時点で「行動」が目的になっています。

 

早起きという行動が目的になってしまっている

 

喩え話から入ります。

「働き方」の話ですが、日本的な働き方で良く言われることで、「長時間働くこと」は正義のような風潮がありますが、僕は「長時間労働」は偉い訳でないと思います。

同じ100の成果を出すために、

・1の時間で完了するか

・100の時間で完了するか

どちらが生産的でしょうか。

とても不思議なことですが、100の成果を求められた時に、1の時間で終わらせて99の時間を遊んでいると、怒られますよね。

でも本質的な点に目を向けると「仕事をする」ことがゴールではなく「成果をだす」ことがゴールであるはずなので、別に何時間仕事をしようが、成果を受け取る側にしてみたら「どうだっていい」ことです。

もちろん、組織としては労働者たちの働くことに対する規律を統一させるために極端な労働時間の差を減らし、均等な条件を作り出すことは必要だとは思いますが、それは「マネジメント」に必要な組織的な目線であって、お客さん目線の話ではありません。

しかし、日本では「働くこと」が正義に取られる節があるので、「働くこと」が目的になり、「成果を出す」ことのウエイトが低いことが暫しあります。そもそも残業は「決められた時間内に仕事を終わらすことができない恥ずべきこと」であるはずが、「長時間働いて、あいつは偉い」という訳の分からない解釈になるのが事実です。

(小学校のテストで、決められた時間に終えられなくて、「倍の時間をください」と言ってもそれは間違っていますよね。学校のテストでは当たり前に「時間内」で終えることが正義なのに、仕事だと正義の基準が変わるようです。)

 

早起きするから「偉い」わけでも「人生が良くなる」わけでもない

 

かなり脱線しましたが、言いたいことは、

「方法」が「目的」になってしまうと本質的な部分が欠けてしまう

ということです。

働くことが偉いのではなく、成果を出せることが重要です。

「成果を出す」という目的のために必要なことが「働く」という方法であって、逆にすると、生産的でなくなります。

早起きも同じでして、

早起きするから三文の徳を得られるのでなく、三文の徳がある場合に早起きをするのです。

当たり前ですが、仕事の状況や環境によって、早起きで得られるメリットは人それぞれ異なります。

そのため、早起きが誰しも等しくメリットになるなんてことはなく、個人個人の生活に合わせて早起きの必要性を考えることが大切です。

 

早起きを有効に利用する方法【何することで生産性が上がるかを考えよう】

早起きを有効に利用する方法【何することで生産性が上がるかを考えよう】

では早起きを有効に利用したい場合にどうしたら良いかを紹介します。

と言っても、とても簡単で当たり前なことなので、すぐにでも試してみてください。

 

自分の生産性をあげるために必要なことを考える

 

今、自分の生活の中で、改善したいこと・向上したいことがあるなら、そのことを具体的に挙げてみましょう。

僕の場合は、当時「仕事の生産性を上げたい」ということでした

自分が今、不満に感じていたり、将来に向けて伸ばして行きたいスキルなんかでもOKだと思います。

 

生産性をあげる方法に「早起き」が当てはまるなら活用する

 

自分が挙げたことに対して、問題点を考えてみて、その解決策を考えてみましょう。

僕の場合は下の感じです。

■課題:仕事の生産性を上げたい

■問題点:日中だと電話がなりすぎて仕事に集中できない。電話対応は成果に全く反映されない。

■解決策:

解決策①朝早くに出勤して早朝に仕事を終わらし、電話の増える日中の時間には外出する

解決策②電話対応の係を雇う

解決策③電話対応を仕事の成果に含ませる

上のうち、解決策②・③に関しては僕自身に権力がないために「変えられない」ことでした。

一方で、解決策①に関しては僕自身で実行可能であり、解決策①を実施するために必要だったことが「早起き」でした。

そのため、早起きを活用したら、電話が増える時間を避けることができ、仕事の生産性が向上しました。

 

✔️補足:当てはまらないなら早起きしなくて良い

もちろん、解決策を考える上で、「早起き」が解決策にならない人もいると思います。

その場合は、早起きをしたところでメリットを受けにくいので、無理してまで早起きする必要はないです。

 

そもそも『遅起きも三文の徳』である話

そもそも『遅起きも三文の徳』である話

早起きは三文の徳、ということはよく言われますが、遅く起きることも、見方を変えると徳になる点は十分見つかります。

 

✔️遅起きで得られること

・電車の混雑時間を避けることができる

・日が昇る前に活動しないことで無駄な電気を削減できる

・ゆっくり眠れるのでストレスが減る

・多くの店が開いているので店を探す必要がない

etc…

要は、何事もメリット・デメリットがあります。

早起き・遅起きは、方法論であって、「それをするから良くなる」訳ではありません。

どっちが良いかを議論すること自体、ナンセンスだと思います。

個人の必要性に応じて自分自身に必要かどうかを判断し、試していけば良いと思います。

 

まとめ:「早起き」したら人生良くなる訳ではありません

「早起き」したら人生良くなる訳ではありません

本記事は「早起きして何する?」と考える思考に潜む危険性について紹介しました。

 

早起きしたら、人生が良くなる訳ではありません。

人生を良くするために、早起きが必要なら活用するだけです。

 

一方で早起きのメリットに関しては人それぞれですが、メリットがいまいち掴めない人もいると思います。

そんな方のために早起きのメリット。今からでも身に付けたい99%の成功を保証する生活習慣の中で早起きのメリットをまとめているので良かったらご参照ください。

早起きのメリット。今からでも身に付けたい99%の成功を保証する生活習慣

2018年8月5日

 

読んで下さりありがとうございました。

それでは、良き日々を ٩(`・ω・´)و