どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。
大学生の最後のあたりから読書を始めて、社会人になってからは年に200冊ほど読む読書家です。読書の力を活用することで、凡人サラリーマンでも海外サラリーマンになることができました。
こんな疑問に答えます。
この記事を書いている僕は、大学時代のほとんどを遊んで暮らしており、読書は人生でほとんどしてきませんでした。でも、大学生の最後の時期になり、読書に目覚めてからは読書に少しずつ傾倒していき、社会人になることには年に200冊ペースで読んでいます。
読書のおかけで思考力や知見が広まったためか、社会に出てからは多くの目標を達成することができています。一方で、大学生の早い頃から読書をしていれば、社会人になる段階や、時間に溢れていた大学生活を別のことで過ごせていたのかもしれないのにな。。。と読書をして来なかった過去を悔いることも。
そんな経験を踏まえて、本記事は『大学生のうちに読みたかった。。。20代後半海外サラリーマンがまとめる大学生読書おすすめ本まとめ!』を紹介します。本記事を読むことで大学生のうちに読んでおくと、キャリア形成や生き方を考える上で重要な知見をつかむことができると思います。
大学生におすすめできる読書本とは?
さて、大学生におすすめ できる読書本とは何でしょうか?それは大学と社会の違いに目を向けると見えてきます。
学生はオアシス・社会は砂漠
学生時代はオアシス・社会は砂漠。この対比で紹介するのは、名著者伊坂幸太郎の『砂漠』です。
僕は社会人になってみて、この表現がしっくりきました。オアシスと砂漠には、多くの違いがあると思いますが、僕が思う最大の違いは『現在地の有無』だと思います。学生時代までは、割と充実して過ごしていたけど、社会人になってから目標を見失い、人生に困っている人をたくさん見てきました。
最近では吉野源三郎作の『君たちはどう生きるか』が大ヒットしたように、生き方が多様化した分、社会に出てからのキャリアの選び方、生き方の迷子になり、日々を惰性で過ごしているように感じている人が多いのは事実です。
では、どうしてこのようなことが起きるのか?それは全体を貫き統一された『評価基準』がないからです。学生時代は、学業(テスト)が学生社会の骨となり、目指すべき方向がしっかりしていますよね。
しかし社会では、分野・会社・男女によって評価の仕方はそれぞれであり、決まりがありません。そのため、社会で方向性を持って生きていくためには、自分自身が目指すべき未来を持ち、自分が成長したい方向に進む力が求められます。
と感じるかもしれませんが、そう思った学生の皆さんは周りの大人に聞いてみてください。
例えば1年先の目標を持っている人は少なくないかもしれませんが、学生の中学・高校・大学のように3年・4年スパンで目標をもち、日々の時間を使えている社会人は稀です。
学生に、社会の砂漠を進むコンパスを手にしよう【コンパスのおかげで海外サラリーマンになれた】
社会の砂漠を生き抜き、成長しつつ充実した生活を送るために必要なことは『人生のコンパス』を手に入れることです。
コンパスを持って進む日々と、目的なく彷徨う日々では、数年後の到達地点は大きく異なります。
だからこそ、大学のうちに、自分の人生のコンパスを手にし、方向性を持って社会にでることが、その後の社会人人生で飛躍するためにとても重要になります。
しかし、日々、死ぬほどの努力をしているかと言うとそうではありません。同期と比べると、多少の勉強時間は多いかもしれませんが、何よりの違いは「方向性の有無」です。ベクトルがしっかりしている分、分散されず、社会的にプロフェッショな方向に上手く成長できたのだと思います。
社会人になってからの日々、せっかく時間を使うなら、自分にとって輝やかしい未来に向かって歩みたくないですか?
それなら「コンパス」を手に入れるようにしましょう。
大学生におすすめ !人生のコンパスを手に入れる読書に必要なこと
人生のコンパスを手に入れる読書に必要なことは次の点がポイントです。
✔️心に火がつく本を読もう
大学生におすすめできる本は、読んでいて、いてもたってもいられなくなるような『熱い本』です。
心揺さぶられ、何か行動したくて堪らないような本は行動の原動力になり、人生の目標・コンパスになります。
読書をきっかけに行動した先で出会った人・共通の読書で感化された同志に出会うことができたら、生涯の財産になります。
✔️自分を知れる本を読もう
大学生が読むべき本は『自分を知るキッカケになる本』です。
自分を知ることで、「自分は何のために行きたいのか?どのように行きたいのか?」と言うことをクリアにすることができます。
おすすめは「自伝」です。多数の偉人・著名人の生き方を参考にしながら自分を比較し、自分だったらどのように生きたいのか?と言う事を対話しながら読み進める事で、自分が求めている未来に気づくことができます。
✔️社会を知れる本を読もう
大学生が読むべき本は『社会を知れる本』です。
「社会は砂漠」と紹介しましが、砂漠は砂漠でも、砂漠なりの地図のようなものを持っていると、危険な道を避けて人生を歩むことができます。
基本的に世の中は『資本主義の人間社会』なので、資本・人間関係・組織などについて学んでおくことは、人生の貴重な教訓になります。
以上のことから次の3つに注目してまとめていきます。
✔️大学生におすすめの読書本の注目ポイント
・心が揺さぶられる度合い(感動)
・自分を知れる度合い(自己分析)
・社会を知れる度合い(社会勉強)
【必読】20代海外サラリーマンが厳選する大学生の読書おすすめ本まとめ
✔️大学生おすすめ本まとめ
①:20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
②:20代にしておきたい17のこと
③:人生は20代で決まる――仕事・恋愛・将来設計
④:10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか
⑤:生き方―人間として一番大切なこと
⑥:竜馬がゆく
大学生おすすめ本①:20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
「決まりきった次のステップ」とは違う一歩を踏み出したとき、すばらしいことは起きる。
常識を疑い、世界と自分自身を新鮮な目で見つめてみよう。
――起業家精神とイノベーションの超エキスパートによる「この世界に自分の居場所をつくるために必要なこと」。
本書は「起業家精神」と「イノベーション」に関する最良のテキストであると同時に、「人生への贈り物」とも言える言葉がいっぱい詰まった自己啓発書です。
− 早く何度も失敗せよ。 失敗のレジュメを書く義務。
− 不可能に思えることに挑戦する上で1番邪魔になるのは周りからの、出来るわけがない、という決めつけ。
− 印象的なワーク。『 5ドルを2時間でどう増やすか、をプレゼンするワーク。』
− まずは5ドルを考えないことから。
− おっ!と思える魅力的な発想がいくつか。
− モノの価値を理解し、その価値をニーズに上手くぶつける能力を磨きたいと思った。
− 初めて読んだのは24の時でした。 20歳のときに知っておきたかったけど、20代のうちに知れて良かったと思う。
自分の今持つ価値をいかに市場ニーズに繋げるか、多くの人がぶつかる『自分の能力』を『市場ニーズ』に繋げるということ、を知るためにとても役に立つ本です。
社会に出てから自ら価値をつくれる人になりたい人におすすめです。
1文紹介:20代に知るべき自分の強みを金(価値)に繋げる思考法の指南書
おすすめ:自分の強みの活かし方が分からない方
読書時間目安:120分
ページ数:231
【感動度】★★★☆☆
【自己分析度】★★★★☆
【社会勉強度】★★★★★
大学生おすすめ本②:20代にしておきたい17のこと
後悔のない人生を送るために、
20代のいま、何をすることができるのか。
そして、その先に、どんな輝かしい未来が待っているのか。
ベストセラー『ユダヤ人大富豪の教え』の著者が、20代のあなたに送る、17のメッセージ。
◎目を覆いたくなるような、人生最大の失敗を恐れない。
◎「キャンセル待ち」をしてでも、死ぬほどの恋をする。
◎すべてを投げ出してもいいと思えるほどの、親友を持つ。
◎「好き」「嫌い」の感情を研ぎ澄まし、才能のかたちを知る。
◎人生をよりよい方向へ導いてくれる、メンターを探す、など。
あなたの幸せを決められるのは、あなたしかいません!
−勉強になります。
−20代のうちにもっともっと真剣に物事に取り組もう!
17のことはどれも読み応えのあるものばかり。
僕はこの本をきっかけに恋に出会い、本に出会い、そして人生の目的を見つけることに繋がりました。
20歳、社会に出る前だからこそ、多くのことにチャレンジして頂きたいけど、その中でも珠玉の『17のこと』。
20代の方全員におすすめの本です。
こちらの記事で経験談を書いているので、よかったらご覧ください。
1文紹介:輝かしく広がりある30代以降の人生に向けた準備書
おすすめ:20代の過ごし方の指針が欲しい方
読書時間目安:100分
ページ数:198
【感動度】★★☆☆☆
【自己分析度】★★★★★
【社会勉強度】★★★☆☆
大学生おすすめ本③:人生は20代で決まる――仕事・恋愛・将来設計
「20代のうちは楽しんで、30歳になったら考えよう」では遅すぎる!
なぜなら…
・生涯賃金の伸びの3分の2はキャリアの最初の10年間に起こる
・人生を決定づける出来事の80%は35歳までに起こる
・半数以上の人が30歳までに将来のパートナーと出会う
・脳が人生最後の成長を遂げる etc.…
TED800万ビュー突破!
注目の心理学者が「人生を決定づける10年間」の過ごし方を徹底アドバイス
「20代は自由に人生を謳歌する時」なんて思っていたらあとできっと後悔する!
あなたのキャリア、生涯賃金、パートナー、パーソナリティーは
20代のあいだにほぼ決まってしまうのだ。
なぜこの10年間が最も重要なのか、そしてこの時期をいかに有効に過ごせばよいか――。
TEDトークが驚異的なビュー数を記録し世界的注目を集める心理学者が、
理想の将来のつかみかたをアドバイスする全米ベストセラー。
僕はこの本を25歳くらいに読み、TEDも見ました。
あれから早くも数年ほど経ちまして20代も終わりが見えていますが、メグ・ジェイさんのいうように、20代で人生は決まるといういうのは概ね同感です。
20代は多くの人が社会に出て、家族・仕事・収入の見通し・習慣、など人生のライフスタイルのベースが固まる時期。
この時期に将来ありたい自分のベースを形成しておくことは本当に大切だと思います。
この先の長い人生を存分に生きたい人こそ、20代の重みを知るために読んで頂きたい1冊。
1文紹介:人生における20代とは?その疑問にこの本が答えてくれます。
おすすめ:20代の過ごし方の指針が欲しい方
読書時間目安:180分
ページ数:347
【感動度】★★★☆☆
【自己分析度】★★★★★
【社会勉強度】★★★★☆
大学生おすすめ本④:10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか
資産10億ドル保有者「ビリオネア」はなぜ成功したのか。
世界的コンサルティングファームのPwCが16カ月かけて調査した結果をまとめたのが本書である。
徹底的な調査の結果、世間が抱いている成功者のイメージは、実態とかけ離れていることがわかった。たとえば、紋切型の起業家といえば、マーク・ザッカーバーグのように「若くして成功した」というイメージを持たれることが多い。しかし、実際そのような人は少数で、ほとんどが長年にわたる試行錯誤を経ている。
レッドブルの創業者、ディートリッヒ・マテシッツのように、30代以降に成功した人のほうがむしろ多い。ほかにも、「IT長者」「ブルー・オーシャンの開拓者」「一発当てた人」「一夜にして大成功」などのよくある先入観は、すべて間違いだった。
ビリオネアと普通の人の違いは何か。それは外的要因ではなく、内面、すなわち「ビリオネア・マインド」にある。具体的には「アイデア」「時間」「行動」「リスク」「仕事相手」に対する考え方が独特なのだ。
これら5つの特徴を、豊富な取材量による実例を交えて説明する。
~この本に登場する主なビリオネア~(順不同、敬称略)
イーロン・マスク(ペイパル社創業者、テスラ社会長兼CEO)
スティーブ・ジョブズ(アップル社共同創業者 2011年没)
ディートリッヒ・マテシッツ(レッドブル社共同創業者)
ジャック・マー(アリババ社共同創業者)
ハワード・シュルツ(スターバックス社CEO)
柳井正(ファーストリテイリング社代表取締役会長兼社長)
サラ・ブレイクリー(スパンクス社創業者)
チャン・イン(ナイン・ドラゴンズ・ペーパー社共同創業者)
マイケル・ブルームバーグ(ブルームバーグ社創業者)
ジョン・ポール・デジョリア(ジョンポールミッチェルシステムズ社共同創業者)
ジェームズ・ダイソン(ダイソン社創業者)
ジョー・マンスエト(モーニングスター社創業者) …等
大成功をおさめた人たち(ビリオネア)のマインドにフォーカスしたビジネス書です。
_ ビリオネア・マインド
「共感力と想像力で未来を描く」
「最速で動き、ゆっくりと待つ」
「創造的にルーティンワークをこなす」
「現在の金銭的損失よりも将来の機会損失を恐れる」
「自分とは正反対の人を仲間にする」
_ 業績のレベルがかけ離れているので自身に落とし込めるかどうかは難しいですが非常に良い刺激になるのは間違いありません。
_ 本項では、マインドの説明のために具体的な実例を取り上げてくれていて分かりやすいです。
_ 10億ドルを稼ぐほどの偉業になると規模が大きいため、今あたり前のように広まっているサービスや製品の内容多く、親近感を持ちやすいです。
_ 世の中のニーズを通した歴史の流れの良い勉強になリます。
_ 歴史に興味のある方、将来的に自立して仕事に挑んでみたい方にはぜひオススメの一冊です!
実例をみながら、将来的に大成功を収める人たちの行動・思考を学びたい人に本気でおすすめの1冊。これは必読の書です。
1文紹介:経済的成功を納めた多数の偉人の思考を学べるエッセンス集
おすすめ:経済的成功に向けて20代駆け出しから駆け始めたい方
読書時間目安:140分
ページ数:240
【感動度】★★★★☆
【自己分析度】★★★★☆
【社会勉強度】★★★★★
大学生おすすめ本⑤:生き方―人間として一番大切なこと
2004年の刊行以来、120万部を突破した不朽の〝ロング・ミリオンセラー〟! 世界14カ国で翻訳、中国でも200万部を突破!
二つの世界的大企業――京セラとKDDIを創業し、JALの経営再建を成し遂げた当代随一の経営者である著者が、その成功の礎となった実践哲学をあますところなく語りつくした人生論の〝決定版〟!
大きな夢をかなえるために、たしかな人生を歩むために、もっとも大切なこととは何か?豊かな知恵と経験をもとに、丁寧にわかりやすく説き明かした本書は、世代を超えて幅広い層に読みつがれ、感謝・感動の声を多数いただいています。
_ 京セラ、KDDIの創始者:稲盛和夫氏の人生観を描いた1冊。
_ 100万部を突破した不朽の名著。
_ 稲盛氏の思考は美しすぎた。
_ 生き方について何かの指針にするなら間違いなく推薦できる1冊です。
_ 2018年、出会えて大満足な1冊。
僕は20代後半にこの本に出会いましたが、正直、涙しました。
自分が歩んできた道を振り返ったとき、20代後半にまでなって、まだまだ稲盛さんのような『生き方』にはほど遠いな、と。
この本に接しているときは、例えていうなら、「触ってはいけない白絹」に触れているような、あまりにも美しい「精神」に出会うことができます。
人生の指針を決めるような『人生の哲学書』として読んでおき、常に心に携帯しておきたい1冊。
1文紹介:生き方とは?涙なしでは終えられない人生の哲学書
おすすめ:人生を通して「成したい」ことを考えたい方
読書時間目安:150分
ページ数:246
【感動度】★★★★★
【自己分析度】★★★★☆
【社会勉強度】★★★★★
大学生おすすめ本⑥:竜馬がゆく
「薩長連合、大政奉還、あれァ、ぜんぶ竜馬一人がやったことさ」
と、勝海舟はいった。
坂本竜馬は幕末維新史上の奇蹟といわれる。
かれは土佐の郷士の次男坊にすぎず、しかも浪人の身でありながらこの大動乱期に卓抜した仕事をなしえた。
竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描く長篇小説。
たった一人、力もない少年だった竜馬の武勇伝。
そんな竜馬が、日本を変えるまでの軌跡を描いた長編小説。
「何かに挑戦したい、けど少し不安。。。」
こんな風に感じている方にぜひ読んで頂きたい。
竜馬の行動、竜馬の失敗を知れば、きっと自分の感じている恐怖が小さく思えてくるほどに、勇気を与えてくれる本です。
社会にでて、新しいことに挑戦し続けたいと志す人に読んで頂きたい1冊です。
1文紹介:世の中を変えるとは?成長・人間・社会を学べる社会の哲学書
おすすめ:社会に出て大成したい方
読書時間目安:180分
ページ数:446
【感動度】★★★★★
【自己分析度】★★★☆☆
【社会勉強度】★★★★★
まとめ:大学生のうちに読書習慣・読書方法を身につけておこう!
本記事は『大学生のうちに読みたかった。。。20代後半海外サラリーマンがまとめる大学生読書おすすめ本まとめ!』を紹介しました。
ぜひ時間のある大学生のうちに人生の方向性を決めて、自分のありたい未来に向けてキャリアを選べる有意義な人生をおくって下さい。
読んで下さりありがとうございました。
本ブログ内では、この記事の他にも読書家海外サラリーマンになったDaichiの生活の秘密を500記事以上紹介しています。
宜しかったら、ぜひ別記事をご覧になったり、またお越し下さい。
では、良き読書ライフを ٩(`・ω・´)و
✔️参考図書①:自分の価値を考える力をつけたい方
✔️参考図書②:20代に取り組むべきことを知りたい方
✔️参考図書③:将来の人生設計を始めたい方
✔️参考図書④:将来、大きな成功したい方
✔️参考図書⑤:「こんな生き方ってカッコイイ」と言う指針が欲しい方
✔️参考図書⑥:将来、挑戦したいと考えている方
この大学生の時間、たくさんの余裕ある時間もあるし、将来のために読書でもして知見を広めておきたいな。
でもどんな本が良いんだろう?