【海外ワーカー直伝】社会人の英語勉強を何からすべきか解説します【社会人英語勉強ロードマップ】




どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。

海外で働きながらブログを書いています。本記事は「社会人向け!海外サラリーマンになるための英語学習」として紹介します。

 

Daichi

社会人生活に慣れてきたし、将来のためのスキルアップのために英語力をつけておきたい。

社会人がこれから英語を始める上で、効率的でおすすめな英語の勉強方法はないかな?

 

こんな疑問に答えます。

この記事を書いている僕は、アメリカと日本で働く20代の海外サラリーマンです。社会人になって半年ほどで英語の勉強を独学で始めて、正味2年(実質3ヶ月)ほどでTOEIC500点台から850点にアップし、その後は海外勤務となり、アメリカと日本を行ったりきたりしています。

この経験を踏まえて、本記事は「社会人の英語勉強を何からすべき」を紹介します。

本記事を読むことで、社会人のキャリアアップや英語学習に最短な英語勉強の手順を知ることができます。

 

社会人の英語勉強を何からすべきか解説→最初は将来設計

英語は大きく4つのスキルが必要とされます。

リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング

そのため、何から始めたら良いか分からない、、と言う人も多いと思います。

僕自身は、色々と試し試しに手を出しながら現在、海外サラリーマンになってみて思う、「社会人英語の効率的な勉強方法・手順」があります。

その手順を紹介とする前に、英語勉強を始める人は将来的な目標確認をしておくことが大切です。

 

目標はどこ?→世界に求められるグローバルワーカーとは?

 

社会人でこれから英語を始めようとする人は、何を目指して勉強を始めるのでしょうか?

その目標の1つが「世界で活躍できるグローバルワーカー」になることです。

グローバルワーカーになると日本の中では希少価値が高いため、ネイティブと交渉ができるレベルになっておくと給料が上がると思いますし、将来的なキャリアの選ぶ選択肢が広がると思います。

 

世界のビジネスの現場で求められる「英語力」はどこからというと、「リスニング力・スピーキング力」です。

この力なしにFace to Faceでのやりとりは成り立ちません。

 

一方、ネイティブとビジネスの話をしていて、思うことは「ボキャブラリーの量が半端ない」と言うこと。

よく「英会話は〇〇〇文字でOK」とかありますが、それは海外で生きて暮らすための語彙力であって、ビジネス的には完全に不十分です。

英語は約17万の単語が存在するといわれています。

一方で、2006年にアメリカで出版された「The Reading Teacher’s Book of Lists」という本によると、

一般的に英語をネイティブとして話す人が日常的に使っているのは約3000語程度

ということです。(English Style参照

ネイティブくらいに英語の構成を自在に使い倒せる人でも3000語が必要なのに、文法知識や文章構成に劣りある日本人が〇〇〇文字でOKと言うことはまずありません。

 

グローバルワーかーになるためには次の上限が必要だと思います。

・多様な(米国・中国・インドなど)訛りを含めた英語を理解できる

・豊富な語彙に対応できる

・その上で、自分の良いたいことを自由に英語で表現できる

と、冷静に見ると、ただただハードル高いですよね。。。

 

グローバルワーカーになるステップとは?

 

そのため、社会人がこれから英語を勉強してグローバルワーカーになるにはステップが必要です。

そのための社会の仕組みが従来からある「TOEIC(リスニング・リーディング)」です。

 

なぜTOEICが良いかと言うと、

・ビジネスに必要な語彙のベース作りになる

・基礎的な質問文に反応できるようになる

・英文でのやりとりがある程度できるようになる

 

と、ビジネスに必要な基礎を作ることができます。そして、TOEICだけであれば集中すれば3〜6ヶ月ほどで上位の点数(730点以上)は狙えると思います。

 

一方・悲しいお知らせとしては、グローバルワーカーに求められるネイティブとの会話・発音の理解は残念ながら最低でも1年以上はみておいた方が良いです。

日本人の発音と、英語母国語の発音の差は、「甚大」と言って良いほど大きいです。

 

僕は海外に来てから発音の問題に苦労しましたし、英語がある程度できて米国に来た人でも最低でも最初の1年はリスニングに苦労する話をどこに言っても聞きます。

そのため、日本にいながら&わずかな勉強時間で「英会話」から始めるのは幼少期でもない限り、とても非効率的です。

 

社会人の英語勉強を何からすべきか解説します【社会人英語勉強ロードマップ】

こうした事実を背景に、社会人が英語を始めるために何から始めてどのようにステップアップして行けば良いのかを紹介します。

 

社会人英語の効率的勉強方法・手順【社会人英語勉強ロードマップ】

 

グローバルワーカーになるために社会人が何から英語に取り組むべきか?そのステップは次のとおりです。

 

ステップ①:TOEIC730点以上で英語環境を得られるキャリアをゲット!

ステップ②:英語環境を得たら、すぐさま「発音」の開始!

ステップ③:スピーキングを伸ばす!

ステップ④:ライティングをおぎなう!

→グローバルワーカー認定!

 

順に紹介します。

 

ステップ①:TOEIC730点以上で英語環境を得られるキャリアをゲット!

 

まずはTOEIC(リスニング・リーディング)に集中して、英語力の土台をつくりましょう。

日本の社会的な風潮上でも、TOEICで高いスコアを持っていることは有利に働きますし、転職の際の武器になります。

 

真剣に集中して取り組めばスチュワーデスに求められるような730点以上のスコアも割と手の届く範囲です。

社会人になってからの英語の勉強方法【ガンバって海外サラリーマンになった話あり】で経験談を交えながら、TOEICスコア向上の流れを紹介しているのでよかったらみて下さい。

社会人になってからの英語の勉強方法【ガンバって海外サラリーマンになった話あり】

2018年12月23日

 

そしてTOEICで点数が伸びそうな兆しが見えたら、すぐさま英語のスキルを使えそうな部署への異動、または転職活動を通して「英語力」を活かせる場所に移動するべきです。

(なお、英語力が高めな人ばかりのところが集う超グローバル集団みたいなところに行くと、活躍しづらく、英語力の弱い会社の「海外担当」的なポジションだと割と重宝されます。このあたりは考え方の違いで、激流に突撃するか、美味しく生きるかの道の選び方だと思います。)

いずれにせよ、英語力が必要とされる場所に異動しないと、英語を勉強してもグローバルワーカーになるチャンスに巡り会えないので、ここからは自分の行動が必要になります。

 

ステップ②:英語環境を得たら、すぐさま「発音」の練習!

 

英語環境を確保できたら、その足で「ネイティブ」が教えてくれる英会話コースを始めましょう。

英語の発音は悲しいほどに異なります。僕はTOEIC850点で、アジア人や日本人同士の英会話なら割と自信を持っていたのですが、アメリカに行って、衝撃を受けました。

 

本当に、、、発音の次元が違いすぎます。

具体的な例を出すと、日本語の「あ(a)・い(i)・う(u)・え(e)・お(o)」のような母音をアメリカ人に発音してもらうと

a → エ゛ァ

i → イ゛゛゛

u→ ア 

e→  エ゛ェ゛゛

o→  オ゛ォ゛ 

✴︎カタカナでは表記に限界があります。。。そして発音記号でも、読み取れないような、そもそもの音の違いがあります。

 

最近知ったことなのですが、日本語と英語では単語の違い・文章構成の違いに加えて音の周波数が違います。

 

参考:英語マニアが辛口チェック

日本語は周波数が長いのに対して、英語は周波数が短めです。

例えば、海外にいる日本人の英語あるある話としては「英語圏の人は聞き分けられるけど、日本人は聞き分けられない音」が多数存在することです。

 

代表例は「あ」の音です。僕の実感として、同じ「あ」をアメリカ人は最低4つくらいに使い分けています。

apple

日本語発音イメージ「アップル」。

実際は「エアのア」と言われる発音。

 

art

日本語の発音イメージ「アート」

実際は「R」の発音に近い。

 

bird

日本語の発音イメージ「バード(ばあーど)」

実際は「ア゛ー」の発音に近い。

 

utterr

日本語の発音イメージ「アター」

実際は「ア(日本語の「あ」の音に近い)」の発音に近い。

これが日本人がなかなか英語をできない理由だと感じています。

これは聞き分けるだけでなく、自分で発音できるようにならないと聞き取りも正直シンドいです。

 

英語環境をゲットしたら、すぐさまにこの発音の違いを身につけるべく、英会話の「発音」に力を入れた・ネイティブのいる英会話コースを取りましょう。

 

ステップ③:スピーキングを伸ばす!

 

発音を勉強しつつ、英語の文章の型をもとにつぎはスピーキング力をつけていきましょう。

正直、ステップ①・②ができて入れば、日常英会話は、独特な表現と日常的な単語を覚えるだけで比較的簡単に身につきます。

 

スピーキングを鍛えるには、散漫と動画を見るよりは、英会話で使われる「型」を身につけて、その文章構成を身につけることで、英語が自然と出て来るようになります。

まずは英語の型を定着させて、反射的に英語が出るようになっておきましょう。

 

ステップ④:ライティングをおぎなう!

 

ステップ③がクリアできているなら、ステップ④は、簡単なレベルです。

口語的な表現を書き言葉に変えてかくことで、ほぼライティングとしては問題ないレベルに到達します。

 

ステップ④になる頃には、英語力は非常に高くなっていると思うので、英語の勉強が加速度的に高まり、ほぼ問題なく英語に接することができると思います。

 

まとめ:海外で活躍する未来の社会人へ

本記事は「社会人の英語勉強を何からすべき」を紹介しました。

 

海外で活躍する未来は、5年もあればつくれます。

 

1年目:TOEIC700点達成(←筆記勉強。1番ツラい)

2年目:英語環境に職場変更&発音練習

3年目:英会話でビジネス開始(スピーキングに慣れる)

4年目:英会話でビジネス開始(質疑応答に慣れる・ライティング磨く)

5年目:グローバルワーカーとして活躍

 

あまり非現実的でなく無難な道のりですが、本当に5年もあれば人生はかわります。

これから英語を勉強しようとする人は、最初こそ大変かもですが、1年目の辛い学習期間を越えると楽しい英語ライフが待っています。

あなたの英語生活は、あなたしか作れません。

 

一歩踏み出して、ぜひ世界で活躍するあなたになってもらえたら嬉しいです。

それでは、良き英語ライフを( •̀ᄇ• ́)ﻭ