どうも、Daichiです。
投資・ブログ・海外で仕事をしながら収入ポケット拡大中です。
本記事は、ユニクロ社長柳井正氏の著書「現実を視よ」を読んだ書評と関連するテーマについてのオピニオンを紹介します。
先日、世界の大富豪ランキングに関する記事をまとめました。
その中でランクインしていた人の中で驚くのは非常に小さい頃から自分でビジネスを作って稼いでいる人がいることです。
メキシコ通信王のカルロス・スリムヘルは、12歳で株式投資をスタート。
Facebook創始者のマーク・ザッカーバーグは高校生の頃につくったシステムがマイクロソフトから1億円の値で買い付けを提案されました。
彼らが才能のために成功したという意見もありますが、幼い頃からの継続的なビジネス経験がビッグビジネスに繋がる実力を育んできたのだと私は感じます。
アメリカ勢が大富豪を多々育てる中、日本では世界ランクトップ10に入るような大富豪は最近出ていません。
日本の現在のビジネスについての懸念もではじめています。
自分でお金を稼ぐ力がなぜ今必要なのか?
自分でお金を稼ぐことがなぜ今必要なのか?
そのことについて紹介します。
資本主義の精神を忘れてしまった日本人に危機感を。
著書『現実を視よ』を読んでいる中で、最も印象深かった言葉は
「資本主義を忘れた日本人」
サラリーマン時代が到来して1つの狭い世界の中で仕事を回すことでお給料をもらえるように仕組みができてからはお金を稼ぐことが対面での価値の交換に対する意識が薄れてしまいました。
価値の交換(お金のやりとり)に対して感覚が低いということは死活問題です。
今の社会ではお金がモノの価値の基準になっています。
このお金を稼ぐ現場から遠い所で過ごしてしまい、現場感覚が薄れることは非常に危険な状態。
話は広がってしまいますが、日本人一人一人が稼ぐ力を挙げていかなければ、人口的にも世界マーケットの世界ではいずれ日本は下位に落ちてしまいます。
グローバルマーケットで経済力を発揮できず、減るマーケットの日本のうちわだけでお金を動かしていては、世界と比較して経済は低下する一方です。
このままでは世界から経済が後退していきます。
衰退する経済の中では、低所得化が進み、ゆとりある生活を得られる人は一握りになる可能性が高いのです。
お金を稼ぐ習慣が遠くなってしまった日本
教育水準の整備によりひと昔前よりも就学率は飛躍的に伸びてきました。
一方で、過去に見られていたような小学生の新聞配達のアルバイト。
小さな頃から貴重な二度寝タイムを奪われて、暑い夏の朝、寒い冬の朝に配達をしていて報酬はわずかな報酬。
こういう時間の使い方を通して、幼いながらに「もっと効率の良い稼ぎ方はないのか」と、
時間と給料の意識を持って日々を生活するのです。
その意識と持ちながら日々勉学を行うのです。
稼ぐことを将来の方向に定めながら勉学するのと、
稼ぐことの感覚を持たずに勉学をするのと、
同じ勉強をするにしてもどちらがより稼ぐ力を身につけていけるでしょうか。
子供の頃からの稼ぐことに対する意識の低さも問題の1つです。
給料が減り、モノの値段は上がる=生活は苦しくなる
日本の平均年収は緩やかに低下しており、現在の平均年収は418万円(手取りではなく支給額)。
今後も日本人口が減ることによる市場規模の縮小も合わさって平均年収の低下が見込まれています。
このような状況の中でもデフレはピークを迎え、今は少しずつインフレするように政策は動いています。
これがどういうことを意味するのか?
給料は減るのにモノの値段は高くなっていく。
これは消費者にとっては収入面でも支出面でも生活が苦しくなる方向に進んでいることを意味します。
今後の産業を担うITでは日本企業は上位5になし
日本は技術力が高い。
そんな意識のもとに育てられた人も多いのではないのでしょうか?
日本の車産業はお家業、どの国に出しても信頼を買い、圧倒的な人気を誇ります。
車、TVなど過去の産業では大きな飛躍を見せていた日本の産業でしたがITではどうでしょう?
私が海外に住んでいるために、諸外国からの日本にビジネスイメージを聞くことがあります。
「日本の技術がすごい」
この話が出るのは圧倒的に車産業。
TVに関してはユーザーとして不満のない品質レベルで他国のメーカーが圧倒的に安い値段で販売しているので日本メーカーは贅沢品のような位置付けにありつつあります。
何より現在飛躍をみせているIT産業について、外国の友人に、
「日本企業のIT会社を知っているか」
と聞いても誰も答えません。
チームラボの猪子さんは、
「情報社会のエンジンになるものを作れない国はヤバイ」
と2006年に検索エンジンを開発していました。今後の社会インフラを担う産業に対して
危機感を感じ、行動できる人は本当に素晴らしく貴重です。— Daichi@人生デザインブログ (@D_ikoma000) 2018年7月26日
IT産業の世界の売上TOP5企業を見ても日本企業は名を挙げておらず、今後の産業でも懸念が残ります。
現実を視よ。今こそ自分でお金を稼ぐ力をつける
紹介したように現在の日本の稼ぐ力の低下は、IT産業の発展とともに露呈されてきました。
今後の給料を含めた社会変化も見据えて今から考えたいことが「自分でお金を稼ぐ力をつける」という選択。
個人でお金を稼ぐ力をつけることについて紹介します。
日本に今必要なことはお金の教養
学力重視の学習指導が行われて、その採点方式は「暗記」が主体となっている現在。
今後の必要なことは、変化に対応して「稼ぐことを見据えて、新しいことを考えられる」能力です。
膨大の量の暗記は、Google先生に任せておけば良いのです。
その情報を使って、新しいことを生み出す力の方がお金を稼ぐ上では重要になります。
そしてお金の教養は「稼ぐ力」と「資産を守り増やす力」の双方に働きます。
*なお、ここでいう資産とは「お金をうむもの」を意味します(*著書金持ち父さん貧乏父さんより)
資産を増やせる=稼げる
です。当然ですよね。
お金の教養をつけながら考える力を養って稼げるようになることが必要なのです。
自分でお金を稼ぐことができれば人生の舵を自由に握れる
過去と現在の大きな違いはITの発展です。
ITのおかげで、個人でもどこいにいてもいつでも社会と繋がることができるツールができました。
百年前だともし私がアメリカにいたら日本サイドと連絡取るのはものすごく時間のかかる手紙くらいです。
軍事用には回線を通して会話をすることができたかもしれませんが一庶民が使うことは難しいでしょう。
けど今はPC1台とネット環境さえあればこの通りに、アメリカにいようがヨーロッパにいようが自由です。
ITは個人の稼ぎ方を幅を格段に広げてくれました。
人生とは時間です。
その時間を他者に束縛されていては人生を束縛されていることに等しいです。
自分でお金を稼ぐことができるようになれば時間の使い方は自分で決めることができます。
自分の思うがままに時間を選択できる、こんな暮らしを想像できるでしょうか。
意外とこのような社会はすでに浸透しつつあります。
自分でお金を稼ぐことはイヤラシイことではない
日本の稼ぐ力に警鐘を鳴らす話をよく聞きます。
稼ぐ習慣に関していえば、
例えばアメリカは子供の頃から稼ぐことを好意的に受け止められるけど、日本ではいやらしく思われる。稼げるって”人に価値を与えられている”という素晴らしい判断基準だと思いますが。
— Daichi@人生デザインブログ (@D_ikoma000) 2018年7月26日
子供の頃からお金を稼いできた経験のある人はどれくらいいるでしょうか?
アメリカでは、割と当たり前に子供の頃から稼ぐことを好意的に受け止められています。
それはなぜか?
お金を稼ぐとは「人に価値を提供できること」だからです。
人に価値を与えることができる人が重宝されるのは当たり前です。
日本では戦時に「贅沢は敵」という言葉がありました。
当時の日本の状況を考えるとそう考えるのも常識だと思います。
しかし常識は環境や時代によって変わります。
昔の殿様は今の超浮気者。
昔の将軍は今の大量殺人犯。
まさしく。
常識は時代と共に変わるもんですよね。 https://t.co/d428yX1mVu— Daichi@人生デザインブログ (@D_ikoma000) 2018年7月26日
時代が変われば正義は変わるのです。
お金の稼ぐことは、もはや恥ずかしいことではありません。
自分で稼ぐ力のつけ方:お金の教養をつけよう
今あなたに必要なことは自分でお金を稼ぐ心を育むことです。
今、あなたが持てる力で稼ぐ方法を思いつくでしょうか?
そんなことを「考える」ことから稼ぐ力は養われていきます。
稼ぎ方にも方法はごまんとあります。
おすすめはお金の教養をつけてから稼ぐ方法を模索することです。
お金の教養があるかないかでお給料に対する時間感覚は1対無限大と言っても過言でないほどに差がでます。
お金の教養をつけて、稼ぐ方法を考えましょう。
そしてもちろん必要なことはアウトプっトすることです。
あなたの稼ぎはあなたのアウトプットからしか生まれません。
行動を起こしてアウトプットをしてみてください。
日本に稼ぐ心が戻り、「稼ぐことってイヤラしい、汚い」という印象より「稼げるのはすごい、カッコイイ」と思えるようなそんな社会をつくることに貢献できたら幸いです。
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