どうも、Daichiです。
平凡家庭からコツコツ勉強して、学生当時、センターの化学100点満点でした。理系科目は全9割以上です。
「センター試験で100点なんてどうやったら取れるの?」
こんな疑問に対して、堅実に真面目に当たり前に、確かな勉強方法を紹介します。
この方法を心得て勉強に望めば、誰しも100点とは言わずに90点くらいは取れると思います。
本記事は「センターで100点満点取るのは嬉しいけど、そのデメリットと、要領良く9割以上取るための勉強方法」を紹介します。
センター試験で100点満点取るということ
はじめに、センター試験で100点を取ることに、受験的にはあまり意味がありません。なので募集要項を確認して、求められるレベルを確認しましょう。
ただ、100点取れたら嬉しいですよね。メリットはそれくらいです。
100点と90点以上の天と地の差
何事もそうかもしれませんが、あるテスト・試験の中で「ある程度」のレベルに到達するまでと「完璧」に到達にするには労力に天と地の差があります。
センター試験を振り返ると、30点の学力のスタートだとして、80点くらいに上がるまでは割と早く成長します。
横軸に勉強時間、縦軸にスコアの伸びを書いた成長曲線を書くと次のイメージになります。
要点とされる頻出問題を解き、その頻出問題が解けるようになったら、その「要点」の勉強を繰り返すだけです。
要点の問題集は、当然、良いポイントを厳選しているので分量が少なく、時間も比較的にかかりません。
一方、100点満点を取るとなると話が変わります。
まず「要点の問題集」ではほぼ100点満点は取れません。
分厚い参考書・教科書の隅から隅までに目を通し、いかなる角度から問題がとんできても回答できるように備える必要があります。
やることも増えますし、「100点満点」の裏には、控え目に言って「500点取れる」くらいの準備が隠れています。
要領良く勉強しよう
「センターでこの科目で100点取ったら〇〇大学合格」という足切りや募集要項があるなら別ですが、そうでないなら90点以上くらいのイメージを目指しましょう。
でも基本的には「化学、物理、英語の3科目で350点以上」というような基準が大半なため、1つの科目で100点取る必要はなく、全体として到達すればOKです。
センター試験は100点満点より9割取ろう【おすすめ勉強方法】
センター試験で9割以上のスコアを取るための本当に重要だと思う勉強方法のポイントを紹介します。
1冊の基礎集と1冊の要点集を5周以上する
学習で大事なことは「問題を解く」ことでなく、「問題を解けるようになる」ことです。
採点しない試験を永遠と繰り返していても、
「やっていることが分からない」
「改善点が分からない」
では成長したくてもできません。
ポイントは「問題を解く」ことではなく「問題を解けるようになる」ことです。
自分が「これだ!」と決めた参考書は少なくとも「解けるようになる」まで使いこみましょう。
繰り返しますが「問題を解いた」だけでは意味がありません。
その1つの指標が参考書5周でして、最初は進みが遅くて大変です、
けど、勉強にかかる時間は慣れのために徐々に短くなります。
1周目:1ヶ月(30日)
2周目:15日
3周目:10日
4周目:8日
5周目:5日
こんな具合です。
最初は遠い道のりのように感じますが、徐々に加速されて行くので自分を信じて頑張りましょう。
要点集だけでも良いのですが、あまりに基礎を知らないと要点の解き方すら分からない場合があるので、
「基礎参考書1冊×要点集1冊」
これらを淡々とこなしましょう。
本番を想定した同じ環境で「試験時間ー10分」で模擬試験5回
私は、模擬では30分程度で終わっていたテストが本番では試験終了ギリギリに終わりました。
本番は、普段より慎重になってしまうものです。
そのため、模擬の段階ではマイナス10分で試験を解きましょう。
60分間の試験なら50分。
120分間の試験なら100-110分。
私は模擬をマイナス10分の状態で10回分解いていましたがそれでも本番では時間に焦りを感じました。
本番よりタイトな状態で、力を出せるように準備し、本番の時間遅れてが生じても対応できるゆとりを作れるようにしておきましょう。
これくらいしたら最後に神頼み
「合格のためには神頼みだろう!」と試験前の新年に半日から、下手すれば1日を使って願掛けに行く人がいますが、私の願掛けに思う本質的な点は「もう、これ以上できない、やることはやった。あとは神頼みだ」というレベルになってようやく効果があると思います。
参考書を1周も終わっていないのに「願掛けだ!」と行列に並び待っている人の気がしれません。
✔️ 信じた「基礎集と要点集を5回周る」
✔️ ー10分などタイトな環境で5回以上模擬
問題文を見たら、瞬時に答えまでのルートをイメージできて、あとは手を動かすだけ。
これくらいのレベルになったら願掛けに行きましょうね。
そうでなければ、普通に参考書を解きましょうね。
センターは普通に9割とれます
私は小学校の時の成績はA(◎)が3−4つくらい、他全部はB(〇)の平凡極まりない学生でした。
そんな私でも、世の中に溢れている参考書を、淡々と続けた結果、センターの多くの科目で9割以上とり、化学では満点をとりました。
特別なことは何もありません。
ただ淡々と目標に必要なことのために手を動かし、頭を使って、慣らしていっただけです。
つまんないような勉強方法に聞こえるかもしれませんが、凡人な私ができることはこれくらいでした。
でもそんな私でも、これだけやったら化学満点になった、というのは1つシンプルな指標になれたら嬉しいです。
試験の体系は「競争社会に基づいたテスト問題作成」でして、平均点が「約60点」くらいになるように作られています。
平均点の人と同じように勉強していたら、あなたはきっと60点です。
周りに90点をとっている人がいたら、「90点取るための勉強するポイント」を聞くのでなく、最初は「90点取るためにどれくらい勉強したか」を聞いてみましょう。
勉強時間を聞くことは、点数を伸ばす本質的ではないですが、少なくとも「周りよりデキるようになる」本質にふれることはできると思います。
化学ではこれを使って100点満点でした
さいごになりますが私が愛用し、熟読し、今でも懐かしくてやまない参考書の「現代版」を紹介します。
ニューステージ新化学図表は図を多用してくれていて、理解の手助けに持ってこいです。
文字だけで問題を解けるようになることも大事ですが、「現象」として視覚的に何がどう変わるのか、ということを理解することは勉強と現実を繋げる良い助けになると思いますので社会にでてからも役立つ視点を養えます。
五訂版 リードα 化学基礎+化学は基礎的な問題を解けるようになるには向いています。
*現在版では回答がついていないようなので、学校の先生など身近で解説をお願いできる環境の人はお試しを。
化学[化学基礎・化学] 標準問題精講 五訂版は重要問題集としておすすめです。
内容が濃く、本書を解くことが培われる思考の方法は、多くの別問題にも必要とされる「思考」を鍛える練習になります。
社会人に向けて
今回紹介した勉強方法は、高校生のための内容だけでなく、社会でうまく成果が出せない時に成果をだす方法にも転用できます。
違いは、社会では正解が不確定なところ。
不確定な課題に対して、成果を出すためには「成功者を真似る」ことが重要でして、私はその方法を実践してブログ開始9ヶ月で月間5000PVを超え、収益も挙げられるようになりました。
センター試験からの要点を書き出すと、
✔️ 信じた「基礎集と要点集を5回周る」
→ 成功者の方法をひたすらに真似て学ぶ
✔️ ー10分などタイトな環境で5回以上模擬
→ 実践の場で想定以上の価値を生み続け、PDCAを回す
勉強でも社会でも、やることは変わらず「する」だけでなく「できる」ようになることが重要だと思います。
言葉でいうと簡単ですが、壁は高く、とても大切なポイントだと思います。
まとめ:センター100点満点は嬉しいけどバランス良く進めよう
本記事は「センターで100点満点取るのは嬉しいけど、そのデメリットと、要領良く9割以上取るための勉強方法」を紹介しました。
今回の内容で、あなたの勉強の1つの指標がみえて、受験を乗り越えるキッカケになれていたら嬉しいです。
読んで下さりありがとうございました。
ぜひまたお越しください。
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