社会人が英語を映画で勉強するのは今すぐやめましょう【残念ですが真実です。。。休憩はOK】




どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。

海外で働きながらブログを書いています。本記事は「社会人向け!海外サラリーマンになるための英語学習」として紹介します。

現在は、海外サラリーマンをしていますがその前はただの英語が苦手な青年でした。様々な英語の勉強方法を模索、チャレンジして最終的にTOEIC850点以上になり、海外サラリーマンの切符を手にしました。

 

Daichi

英語の勉強がツラい。。。映画学習でも英語力がつくっていうし、映画見ながら楽しく勉強したいな〜

映画を使った英語学習の効果や方法があったら教えて欲しいな〜。

 

こんな疑問に答えます。

この記事を書いている僕は、現在アメリカと日本で働く海外サラリーマンですが、社会人になりたての頃は英語が大の苦手でした。英語の勉強にかけた時間は人一倍長いと自負できるほどですかね笑

そんな経験を通す中で、英語の勉強が辛くなり、英語を楽しく勉強するために「映画を使った英語学習」に取り組んでいた時期があります。その結果は散々なもので。。。

 

本記事は「社会人が英語を映画で勉強するのは今すぐやめましょう」という話を紹介します。

本記事を読むことで映画学習の具体的な効果と、効果的な英語学習のステップを知ることができます。

 

社会人が英語を映画で勉強するのは今すぐやめましょう

結論から言うと、社会人が英語を映画で勉強するのは今すぐにやめた方が良いと思います。

✔️ 「一般的」な日常英会話は稀有

✔️ キャリアに結びつかない

✔️ 学習効果が悪すぎる

→英語を本気で伸ばしたい人は、残念ですが普通にテキストで勉強しましょう

 

✔️ 「一般的」な日常英会話は稀有

 

海外映画や海外ドラマの中には「これは日常で使われる表現が多めの映画だから、おすすめです!」みたいなドラマもあると思いますが、それでも、それはある地方では役にたつかもですが、役に立ちにくい英語が多く含まれています。

 

確かに日本人が行ったら現地の人が「おっ!」と思うような表現がありますが、それを言えたところでビジネスやキャリアに繋がる訳ではありません。

そもそも発音の悪い日本人が、ドラマで言われるような発音を真似て短縮したり、早口で言ったところで、そもそもネイティブには通じないのが常な状態。(悲しい現実)。

 

日本人同士の英会話なら人気の海外映画・ドラマを覚えて話すと日本人同士で通じるかもですが、海外の人には伝わりにくいと思います。

 

✔️ キャリアに結びつかない

 

映画に見られるような英語の使い回しは、基本的に英語のキャリア判断に使われる「TOEIC」や「TOEFL」に必要になることがほとんどありません。

TOEICのテストを見てもらえば分かると思いますが、日常英会話的な項目がそもそもないので、同じ英語の勉強でも、やってる内容は全く異なります。

 

例えて言うなら、「サッカーの1部合否試験のために卓球を練習している」くらい違うと思います。

同じスポーツでも、サッカーを上手くなりたいのに、卓球を練習しても、サッカーは一向に上手くならないですよね。

 

社会人が英語を勉強していて「リスニングが伸びない。。。」と言う感じの多くは英語の試験のために勉強していると思います。

そのため、英語の試験の内容にあった勉強をしないとテストのスコアは伸びません。

 

✔️ 学習効果が悪すぎる

 

映画の英語学習の欠点の1つは、学習効果が悪すぎることです。

 

数個の表現を学ぶために数時間の時間をかけて勉強するのが「映画に英語学習」です。

一方、テキストにまとめてくれているものをみれば、わずか5−10分ほどで同じ分量を学べます。

 

僕は、英語の学習に「束の間の楽しさ」を求めて英語学習を半年ほどしたことがありましたが結論としてTOEICスコアに全く影響しませんでした。

また、下のように別の情報源でもそうした経験の声があるようです。

実は英語の勉強のために2年間毎日映画を見続けた者が身近におります。
当時英検2級で簡単な会話なら出来ていたので、中級者レベルだった筈です。ところが、彼は大失敗だったと言っています。何故なら、殆ど聞き取れないので日本語字幕ばかり読むことになり、2年たっても英語の上達にイマイチ貢献しなかったそうです。途中で字幕を消したりもしたそうですが、今度は話が全くわからなくなって挫折したそうです。

参照:ガーディム英語タイムズ

映画による映画学習は楽しいのですが、残念ながら「英語学習」と思うのはやめた方が良いと思います。

 

社会人が英語を映画で勉強できるのは上の下くらいの人『TOEIC800点以上、TOEFL80点以上』

社会人が映画で英語勉強をした場合にどれくらいの英語力があれば良いのか、紹介します。

 

ある単語が聞き取れなくても前後の単語が完璧に聞き取れて推測ができるレベル

 

社会人が映画で英語学習をしたいと思ったら「ある単語が聞き取れなくても、前後の単語が完璧に聞き取れて推測できるレベル」になってからで効果ありだと思います。

 

英語って地域によって全然発音が違うんですよね。

その発音の違いを理解して、多種ある英語を理解できるようにするための訓練のために映画を見ながら英語を勉強するのはありだと思います。

 

TOEIC800点以上、TOEFL80点以上

 

「多種ある英語を理解できるようにするための訓練のために映画を見ながら英語を勉強する」レベルに達するレベルはどれくらいかと言うと、TOEICでは満点レベルだと思います。

TOEFLで言うと80点以上(アメリカ大学の1流大学の合格ライン目安)くらいの英語力がないと、映画をみての英語学習はなりたたなく、とても効果が低いです。。。

 

映画で英語を勉強したい!と言う人はTOEFLで80点以上になってから始めましょう(ちなみに、TOEFLで80点以上なら、海外でコミュニケーション取りながら暮らせるレベルです)

 

TOEIC満点以外の人の「英語映画学習」は学習でなく娯楽

 

日本での英語勉強・海外に来てからの英語勉強を通したまとめとしては「映画をみた英語勉強」は学習でなく娯楽です。

「娯楽しているから英語力は全く伸びなくてOK」と言う認識の上で英語の映画を見ているなら問題ないですが、「映画をみながら英語を勉強するんだー!TOEICの点数を伸ばすんだー!」という思いのある人は、残念ですが、映画をストップさせてテキストを真面目に開きましょう。

辛口、失礼。

 

まとめ:映画よりリアルへ。楽しい世界は待っている

英語を楽しく!に流れようとすると、どうしてもラクな方に流れてしまいますが、結果として自分のためになりません。。。

 

学習しているようであり、単なる「娯楽」になってしまっている可能性の多い英語学習方法が散見される中、「映画を使った英語学習」はまさにその代表例です。

モチベアップや息抜きには良いかもしれませんが、英語学習を映画で本気で伸ばそうと思っている人は、少し方向修正することをおすすめします。

 

過去の自分への戒めを込めて。

過去の自分と同じような道をあゆむ人が減ることを願います。

 

社会人がキャリアアップをするために必要な勉強方法をブログ内で紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

英語を勉強したい社会人が最初にやるべきだったこと【かなり重要】

英語を勉強したい社会人が最初にやるべきだったこと【かなり重要】

2019年1月16日

 

テキスト勉強は少々ツラいかもですが、その先に待っている「リアルな英語の世界」の未来の方が、今目の前で手に入る「英語の映画の世界」より、きっと輝かしい世界です。

テキスト勉強、大変かもですが向き合っていきましょう。

映画を見るときは『休憩』の間くらいにしておきましょう。

 

読んでくださりありがとうございました。

効果のある、実り多い英語ライフをo(・ω・。)