どうも、海外サラリーマンのDaichiです。
インスタで2000人ほどの方と読書交流をさせてもらっています。
この記事は「長期旅行のときに持っていきたい本を選ぶ方法・コツとおすすめランキング」を紹介します。
「旅行中の移動混雑、車の中でヒマだ〜」
「車、電車、飛行機、たくさんある移動時間を有効に使いたい!」
移動時間の多い長期旅行には、”読書”がオススメです。自分自身、旅として日常から離れた場所に向かい道中、本を通して別世界に飛んでいけたらまさにパラダイス。
今回は、旅行のときに持っていきたい本を選ぶ方法・コツとおすすめランキングを紹介します。
こんな人におすすめ!
・旅行のときの本の選び方を知りたい
・旅行読書のメリットを知りたい
・旅行のときにおすすめの本が知りたい
長期旅行に持っていきたい本を選ぶ方法・コツ

長期旅行、移動中なゆっくりとした時間の中では存分に読書を楽しめます。
参考になったら嬉しい旅行に持っていきたい本を選ぶ方法・コツを紹介します。
1、交通機関の出発前に1時間のゆとりをつくる
旅行に持っていきたい本を選ぶ方法・コツとして、飛行機・新幹線など長い移動時間のかかる交通機関に乗るなら出発の1時間前ほどに駅に着くことをおすすめします。
長い時間のかかる交通機関の駅にはたいていの場合、本屋さんがついています。
出発の前の気分の高揚に合わせて、本選ぶもすごくワクワク。荷物が重くなり過ぎない範囲で2−3冊ほど本を買って、出発前まで読むもよし。出発後の移動中に読むもよし。
この時に選んだ本は、今回の旅行の印象として思い出にも残ります。旅行後、家に帰ってからや数年後にその本を手にする時に「あ、この本はあの旅行のときに読んだ本だな。」と思い出の本になりますので結構、貴重かも。
出発前に時間のゆとりをつくってぜひ本を探してみてください。
2、旅行の目的地や目的に関連する本を選ぶ
旅行に持っていきたい本を選ぶ方法・コツは、旅行の目的・目的地に関連する本を選ぶことです。
メリットはたくさんあります。旅の目的に類する本を読むとあなたの目的自体を膨らますことができます。
「目的は1つで良い」と思うかもしれませんが、以外にも旅の目的の1つは普段自分にないこと・考えに遭遇することだったり。そのため「余暇目的」として旅行にいく場合は余暇に関連する本を読むと新たな発見を得やすいです。
また、目的地に関連する本を選ぶこともおすすめ。
例えば、伊豆の旧天城トンネルに行くのであれば伊豆の踊子 (新潮文庫)は鉄板。その地域に関する情報も入りますし、親近感がわいて旅行自体もずっと楽しくなること間違いなし。
3、1冊完結で読みやすい本を選ぶ
旅行に持っていきたい本を選ぶ方法・コツとしては、一冊完結で読みやすい本を選ぶことも大切。
内容が難しかったり、長い本だと移動時間中に読み切ることができずしまいに。。。また、シリーズものを読みだしてしまうと、後が気になってとまらなくなってしまうのも痛手。
わたしは読みだしたシリーズものの手がとまらずに、途中下車して「続き」を買って読んだりもしました。
それはそれで良いかもしれませんが、本に熱中しやすく、本を読みだしたらとめられなくなってしまう人にはおすすめしません。
旅行するなら旅行自体を楽しむことも必要だと思います。
4、Kindleを使った電子書籍を利用する
旅行に持っていきたい本を選ぶ方法・コツとして電子書籍のKindleを使うことをおすすめ。
電子書籍は手持ちの携帯電話、タブレット、PCなどで購入可能な電子上の本でして
・重さがなく・どこでも読めて・何度も読める優れものです。
関連記事でKindleについて少し詳しく書いているのでぜひご参考にしてください。
関連記事:【夏だ本祭りだ!】夏休みの大人の過ごし方|ビル・ゲイツを支える隠れた読書習慣なんてどうでしょう?
5、アウトプットする
最後に、読書するときのおすすめ行動になりますが旅行に行ったらぜひアウトプットしてみて下さい。アウトプットすることで、あなたの読書はあなたの力に生まれ変わります。
長い話を要約し、言葉にまとめて外にだす作業は、あなたの要約力を鍛えると共に、その本への理解を深めてくれます。
・SNS、友人、家族との会話
場所はどこでも大丈夫です。旅行でした読書経験を共有し、そしてそれをキッカケに読書習慣が始まればなお良いかもしれません。
旅行に持っていきたいおすすめ本ランキング!

上で紹介した通り、旅の目的・目的地によっておすすめの本は変わります。
ここでは、旅行全般におすすめできる「旅行を魅力的に」させてくれる本を紹介します。
旅行に持っていきたいおすすめ本ランキング①:『旅のラゴス』筒井 康隆
北から南へ、そして南から北へ。
突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。
集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か?
異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。
題名に「旅」と入っている通り、ある青年が旅にでるお話です。
魅力的な世界観、様々な場所をまわるラゴスは旅を通して多くを考えます。
「旅」っていいな。こんな風に思わせてくれる自信の1冊。
おすすめ:★★★★★
読み切り時間目安:3.5時間
本はこちら→ 旅のラゴス (新潮文庫)
旅行に持っていきたいおすすめ本ランキング②:『世界をひとりで歩いてみた――女30にして旅に目覚める』眞鍋かをり
10代で芸能界にデビューし、電車の乗り方もろくに知らなかった著者が、海外ひとり旅に目覚め、自分で行動を起こす達成感、何にも縛られない自由を経験し、成長していく旅エッセイ。
三十路(現在33歳)の女性の本音と、デジタルツールを駆使すれば「海外旅行はこんなにも簡単に楽しめる」という、初心者ならでは視点からの役立つ情報が満載!
知的なイメージがある眞鍋かをりのイメージが変わると共に、「真にかっこいい旅」ってこんな感じなのかな、と思わせてくれる1冊。
旅のエッセイになるので臨場感があり、読みやすく、旅の初心者・読書初心者におすすめです。
おすすめ:★★★★
読み切り時間目安:2時間
本はこちら→ 世界をひとりで歩いてみた 女30にして旅に目覚める (祥伝社黄金文庫)
旅行に持っていきたいおすすめ本ランキング③:国境のない生き方』ヤマザキマリ
女性漫画家ヤマザキマリの名言満載、体験的人生論!
14歳で1か月間、欧州を一人旅。
17歳でイタリアに留学し、どん底のビンボー生活も経験。
様々な艱難辛苦を経験しながらも、明るく強く生きてこられたのは、本と旅、人との出会いのおかげでした!
この新書に登場する本は、三島由紀夫に安部公房、『百年の孤独』のマルケスに、『蜘蛛女のキス』のブイグ、漫画界からは手塚治虫に藤子・F・不二雄、つげ義春に高野文子など。
旅は、欧州一人旅に始まって、キューバ、ブラジル、ヴェトナム、沖縄、地獄谷のサルの温泉などが登場。
膨大な読書経験と、旅の記憶、強烈な半生に支えられたヤマザキマリの人生論は強くて熱い! 本書に登場する、ヤマザキマリの名言をさわりだけ紹介します(一部、要約しています)。
「ガンガン傷ついて、落ち込んで、転んでは立ち上がっていると、かさぶたは厚くなる。その分、たくましくなる」
「他人の目に映る自分は、自分ではない」
面白くて、勇気が湧き出る体験的人生論です!
漫画テルマエ・ロマエ で有名なヤマザキマリさんのエッセイ。
波乱の半生の話と、そんな彼女の人生に大きな影響を与えた本を紹介してくれます。
この本を起点に次に読みたい1冊が決まるかも?
自分探しの旅に出るときの最初の1冊としてオススメです。
おすすめ:★★★★
読み切り時間目安:2時間
国境のない生き方: 私をつくった本と旅 (小学館新書)
さいごに:読書ある旅行を楽しもう!

旅行では普段よりスキマ時間が長くなりますよね。
その時間を有効活用して、読書を始めて見るのはどうでしょう?
旅での新たな気づきに加え、読書からも新たな気づきは得られるはず!
旅読書をキッカケに「読書好き」になる話もよく聞きますので、長期旅行の際にはぜひ1冊手にとってみることから楽しんで下さい。
読んでくださりありがとうございます。
ぜひまたお越しください。