どうも。 アメリカよりDaichiです。
夢を叶えようとする時に直面する大きな壁があります。
「現状の安定した生活を捨て、やりたい事に取り組んで生計を立てられるのだろうかー??」
デカい。
いや、タカい壁ですよね。
こうした不安が夢を実現するための行動の妨げになります。
私は入社約3年目の時、自分のやりたい事の方向性が見えてきた時ですが、仕事を辞めて起業する事を考えました。
しかし、結婚をまじかに控えており、その後の生活や今までのキャリアや状況を考えると、人生の守りたい部分を危険にさらしてまで夢に飛び込むことが出来ないでいました。
そうした事から、一刻も早くたくさんお金を蓄えなければ、と極限の節約に試みたり、株やFXに手を出したり。。。
そうした時にこの本に出会い、お金に対する価値観を変えることが出来ました。
お金とは?
登場人物の大富豪ホフマン氏が問います。
「幸せなお金持ち」になるためには、お金について学ぶ必要がある。
では、お金とは何なのか?
人がモノを買う時、どのように決めるでしょうか。
服が半額だから買った、とか
家賃が安いから良い、など
基本的な購買の判断基準はお金に支配されている
と指摘します。
だからこそ、幸せな人生を考える上でお金について知ることが大事だと説きます。
そしてお金に対するイメージを説明します。
ネガティブなイメージ
権力/自由/安全/自身の価値/汚いもの/友情/愛情ポジティブなイメージ
応援/感謝
例えば、愛情。
恋人へのプレゼントでは、高いブライド品を渡すと彼女は喜ぶ、とか
例えば、自分の価値。
友人へのプレゼントでは、挨拶の品に高級なモノを送ることで自分の高貴さを表現する、など。
このようにお金はその人の価値観を写し出します。
ホフマンさんは言います。
「お金に対して語るその人の価値判断で、ふだん何を考え、どのように行動するのか、そして将来までもわかってしまうのだよ」
幸せなお金持ちになるには、まず人生の判断基準、価値観がお金に支配されていない心的状況になる必要がある(=お金から自由になる)のです。
そのためには、さらにお金の仕組みについて言及する必要があります。
お金から自由になるには?
お金から自由になるために必須なモノ、それはお金の「知性」と「感性」のバランスです。
◆お金の「知性」=稼ぐ力
1.お金の特性を知る
2.お金の得方を知る
3.収入チャンネルを増やす
4.収入を増やす
5.システムを作る
6.人を豊かにする
7.時代の流れを読む
8.法律、税務に詳しくなる◆お金の「感性」=満足する心
1.受け取ること
2.楽しむこと
3.感謝すること
4.喜ばせること
5.流れに身を任せること
6.信頼すること
7.分かち合うこと
8.癒すこと
お金から自由な人は、インプット(=知性)とアウトプット(=感性)の両輪が上手くバランスを取れています。
これは、体重管理に似ています。
食べて全てを蓄えて太るのではなく、ちゃんと出すものは出してバランスを保ち、それが健康的な状態です。
「まさしく、それなんだよ、お金から自由になれるかどうかの鍵は。
いいかい。
ほとんどの人間が、鍵のかかっていない牢獄に住んでいる。
それに気づかずに、自分の人生を自由に幸せにしてくれる鍵を求めて、一生懸命仕事をしたり、金儲けに血眼になっているのだ。幸せになりたければ、わざわざそんな遠回りをしなくても、そう決めるだけでいいんだよ。
お金から自由になりたければ、なにも金持ちになるだけがその方法ではない。
お金から自分を自由にしてやるだけでいいのだ。『自由になる価値が自分にはある』と思う人間は、それを宣言するだけでいい」
感想
この本を読了する頃には、「収入を増やして貯蓄を増やすにはどうしたら良いか」と日々悶々と悩み焦る日々から解放されていました。
・2000万円貯金しても不安を感じる人
・権利収入で1000万円あっても、心配で心配で日々新たな収入源を模索する人
・100万円の貯金でも、自分の出費を理解しており、500万円の権利収入があり不安なく生活している人
どの方がお金から自由になれているでしょうか?
どの方が幸せなのでしょうか?
いくらお金を多く持っていても、感情的に自由でなければお金から自由になることはできない、のです。
☆☆☆☆☆
いかがでしたでしょうか。
幸せなお金持ちになるには、自身の価値観をお金に支配されない、ということがテーマでした。
私は、知性と感性を磨いて、お金に支配されない自分を手にしていきたいと感じました。
まずは、お金に対する正しい知性を身につけ、それに見合う正しい感性を磨くことが、お金から自由になる第一歩です。
☆☆☆☆☆
次回は、お金の「知性」のうちの「お金の得方を知る」「収入チャンネルを増やす」「収入を増やす」に関連した貴重な考え方を紹介します。
少しでも夢の応援になれておりましたら幸いです。
読んで下さりありがとうございました☆//