どうも、Daichi(@Daichi_lifeblog)です。
年200冊以上読書をしている海外サラリーマンです。
こんな疑問に答えます。
本記事を書いている僕は本好きな読書家でして、年に200冊は最低でも読んでいます。しかし、読書を始めたての頃は読むスピードが遅すぎて、1週間に1冊を読むのがやっとのほど。月に4、5冊読めたらOKという程度しか読めていませんでしたが、徐々にスピードをあげていくことができ、現在では数十分あれば、自分に必要な箇所をひろうことができ、全体に目を通した場合は1〜2時間程度で読むことができるようになっています。
その経験を踏まえて本記事は『本を読む早さを劇的に向上させる方法』を紹介します。本記事を読むことで、実りを得ながらも本を読むスピードを上げることができます。
【読書スピードUP!】本を読む早さを劇的に向上させる方法!【速読術】
本を早く読むための方法は次の3つです。たくさんありますが、厳選した3つを紹介します。この方法を取ることで1冊1時間ほどで読めるようになります。
✔️本を劇的に早く読む3つの方法
方法①:目的を決めてから本を読み始める
方法②:まずは目次に目を通す
方法③:全部『一言一句』読まない
→目安:1時間/1冊
方法①:目的を決めてから本を読み始める
本を早く読む方法の1つ目は『目的を決めてから本を読み始める』ことです。
目的を決めずに本を読み始めると、『RPGゲームのダンジョンでラスボスを倒したいのに全ての部屋を開けてボスの場所を探さないといけない』のようになり、時間がかかってしまいます。
RPGゲームでラスボスに早く到達するためには『ラスボスの居場所がわかる地図とコンパス』を手に入れることですよね。目的の場所と、方向を示すものを持っていれば最短でボスまでたどり着くことができます。
読書における情報収集も同じでして、目的が決まっていると、驚くほど早く本を読み終えます(驚くことに、目的を中心に読むと、おそらく30分以内で読み終わります)。
目的を決める時のコツは簡単で『この本から〇〇の情報を得る』と決めることです。慣れないうちは本の最初に『目的:〜』と文字で表してみましょう。意外とあなたの中で目的を持ったつもりでも、文字に表すことができなかったりするので、極力最初のうちは文字で目的を書きましょう。
『目的:読解力をつける』などの曖昧な目的を極力避けましょう。目的が曖昧だと、得たいことも曖昧になり、読書をしていても実りが小さく、さらに時間がかかります。
読解力という言葉自体が自分の中で曖昧な場合は『センターの国語の現代文で9割超える』など、何かしらの数値で表せる目標を別に決めた方がベターです。読書を通して探すべきは『読解力を向上させる方法』であって、散漫に読書をしていても読解力は上がりにくいです。
方法②:本を開いたら第1に目次に目を通す
本を早く読む方法の2つ目は『本を開いたら第1に目次に目を通す』ことです。
目次に目を通すことで本に書かれている内容の全体像を知ることができます。
1つ1つの項目に目を向けながら自分の知りたい項目がどのページにあるのかを探します。
そして最初にそのページにとび、そこから情報を掴んで、自分の生活に取りこめられたらそれで読書は完了です。
最短だと10分以内に終わることもあると思いますが、速読術を身につけている人は『読む読まないの強弱』をつけて自分にとって必要・不必要な部分を取捨選択しながら読んでいます。
これはビジネスの成功方法でもよく言われるような『選択と集中』に似たメソッドで、効率よく、成果にたどり着くための常套手段です。
また、目的のページを読んでも、納得行かない場合やその前のページを読んで背景を理解しないといけない場合は必要に応じて目次に戻り、補足となる頁を探して知識を補足していきます。
目次→目的のためのページ→目次→補足
この流れが自然とできるようになると読書のスピードは劇的に向上します。
方法③:全部『一言一句』読まない
本を早く読む方法の3つ目は『全部を一言一句読まない』ことです。
年間200冊の読書を習慣化できましたが1つのブレイクスルーは「全部読まない」ことでした。
1つ1つの文・1つ1つの文字にも意味が含まれていますが、まずは自分に必要な箇所にフォーカスすることで、効率的な読書に繋げることができました。— Daichi@人生デザインブログ (@Daichi_lifeblog) 2019年3月30日
1つ1つの文・1つ1つの文字にも意味が含まれていますが、まずは自分に必要な箇所にフォーカスすることで、効率的な読書に繋げることができました。
1冊の本を読んだことがある人ならわかると思いますが、書いてある文章をマルマルそのまま覚えている、なんてことは早々にないものだと思います。
実際に本を読むと、9割以上の文は付け足しや補足、自分の目的に合わないことが往々にしてありまして、そうしたものを一言一句精読すると、それだけで10倍近くの時間がかかってしまいます。
基本的に方法①・②を徹底すると1冊の読書は20分程度で終わります。さらに『本全体の内容も知っておきたい』というような思いがある場合は、見出しを見つつ、『自分にとって本当に新しい考えや意見』の場所だけに目を通して、それ以外を流し読みすると、200−300ページほどの本であれば1日のうちに読むことができると思います。
基本的に『全てを一言一句読まない』ことを心かげて、自分にとって不必要な情報をカットしていきましょう。
読書のスピードアップをしつつ、同時に取り組むべきこと
本を早く読むと同時に取り組むべきことは『目的と得た情報の比較』です。
✔️読了後に『目的』と『得た情報』を比較をする
「始める前の目的と、実際に行って得たものが異なっているのになぜか満足している自分」ということに陥ったことはないでしょうか?
最初は違う目的で始めたのに、実際に行動して行く中で、だんだんと最初の目的が忘れられてしまい、結局全然違うものにいきつき、なぜか『行動したこと』に満足している自分。
人は満足するために生きているようなものなので、『満足』を得たい人ならそれでも良いかもしれませんが『目的と行動』が一致して、成果を出せる・成功できる方向を目指すのであれば、基本的には『目的と成果』は一致していないと、やる意味がありません。
読書を終わった後に、最初に書き出した目的を見てみて、その目的にあった情報を得られたかを確認しましょう。
✔️補足:あなたの『1行』に線をひこう
読書を通して得た情報の中で、『この本からはこれを学べた』と言えるような1行をひき、ノート・日記などに書き留めておきましょう。
数ヶ月後、数年後にそれをみたときに、その情報が『あなたにとっての当たり前』になっていたら、本当の意味であなたは『実生活に繋がる正しい読書』ができている証拠です。
実りある読書ができると実生活に繋がるものなので、読書で得た学びがあなたの生活に定着していたのならその読書は大成功だと言えます。
関連:【読書効果】大人の読書の醍醐味。3年前の本が今のあなたになり、今の本は3年後のあなたを作ります。
あとから、自分の読書が自分の生活に繋がっているかどうかを確認するためにも『あなたの1行』を残し、そしてあとから確認しましょう。
まとめ:本を早く読む習慣をつけて情報収集を加速させよう!
本記事は『本を読む早さを劇的に向上させる方法』を紹介します。本を早く読む3つの方法を再度まとめます。
✔️本を早く読む3つの方法【読書スピードUP!】
方法①:目的を決めてから本を読み始める
方法②:まずは目次に目を通す
方法③:全部『一言一句』読まない
→目安:1時間/1冊
たくさん本を読み、幅広い視点を身につけていきましょう。
ちなみに、小説はゆっくり読むのでOKです。小説は読書ですが娯楽です。世界観を存分に楽しみましょう。
読んで下さりありがとうございました。
では、良き読書ライフを ٩(`・ω・´)و
本を読むのが遅すぎて、全然進まない。。。
こんなスピードだといつまでたっても終わらないし、効率が悪いような。。。
本を早く読む方法ってないのかな?