どうも、Daichiです。
年間200冊の読書をしています。
こんな疑問に答えます。
この記事を書いている僕は読書の恩恵を受けることで、平凡だったサラリーマンながらも、3、4年後に海外で働くサラリーマンになれました。
僕自身、大学生までは本を読まずに生きてきたので、読書を始める前後の自分の人生の選択の違いをよく理解しています。
その経験をもとに、本記事は「本を読まないことのデメリット」を紹介します。本記事を読むことで、本を読まないことのリスクを知ってもらえたら嬉しいです。
本を読まないデメリットは機会損失です
本を読まないことのデメリットは機会損失です。
本が与えてくれることは知識・思考力・想像力
情報系の本が与えてくれるものは、他のどんなメディアにもない情報量です。
そして、その情報が体系立てられているので、理解もしやすいです。
ビジネス系の本が与えてくれるものは、著者になるほどの成功者たちの思考力です。
一般の人でも、本を読むことで世の中で成功するレベルの人たちの思考方法を知ることができます。
小説系の本が与えてくれるものは、想像力です。
映画・動画など、理解を助けてくれて視覚的な情報量が多ければ多いほどに理解はしやすく、より楽しめるかもしれません。
一方、本を読む良さは、文字だけで想像しないといけないことです。想像の余地があるからこそ美しいもの、価値があるものって世の中にたくさんあると思います。
例えば、ミロのヴィーナスは腕が欠けていますが、その欠けがあるからこそに美しさが議論されることがあります。
他にも、例えば個人的な感想ですが、「歌」に関して言えば一通りの解釈しかできない歌より、聞き手によって様々な解釈ができる歌の方が、より多くの人の感性をくすぐることができるように感じます。
これらを楽しみ、吟味するためには想像力が必要です。小説は、文字だけであるがゆえに、想像の余地が多く、その想像力を広げる助けをしてくれます。
想像力を養うことで、日々の暮らしに見える様々なものを「想像力」のメガネを通して見ることで、深みを持って楽しめます。
本は、「情報・思考力・想像力」を与えてくれます。
本が与えてくれることを無視することは人類の進歩を無下にすることと同じ
僕はONE PIECEの大ファンですが、この漫画の中で次のような話があります。
話は、医学を持つ冒険家が、医療の発達していない島を訪れた時の場面です。
その島では、謎の病が広がった時に「神に人を捧げる=神に生け贄を捧げる」儀式によって、謎の病を鎮めようとしていました。
その時に島外からきた冒険家が言った言葉です。
「私の国では60年前…今 お前達の村を襲っている”樹熱”という疫病によって10万人の命が奪われた…!!
これにかかって死ぬ確率は90%を越える鬼病だった…!!!
だが近年同じ病気でも死に至る者は3%にも満たない!!
“南の海”の植物学者が探検を重ね特効薬を発見したからだ!!!
『コナ』という木の樹皮から取れる『コニーネ』という成分がそれだ!!
今 私がそれを右手に持っている。持ち帰れば薬が作れ、村が救えるんだ!」「この成分を世界中のどれだけの人々がどれだけの時間を費やし探し回ったか、どれだけの犠牲を伴ったかお前にわかるか!!?」
「この偉大な”進歩”をお前達は踏みつけにしているんだ!!!!だからお前達の儀式は彼らへの侮辱だと言っているんだ!!!!」
「過去の偉人達の功績を無下にする様なこの儀式を私は許さん!!!人々の幸せを望み……海へ乗り出した探求家や研究家達へのこれは侮辱だ!」
ONE PIECE(巻31)
知識を受け入れないこと・知識を自分から取りにいかないことは、過去の人々が積み重ねてきた努力や成果を無下にしているようなもので、とてももったいなく、傲慢なことです。
本を読まないと損します
僕らの生活の中では、知らないがゆえに損していることがたくさんあります。
・世界がどんな経済に向かっているのか?
・日本の英語教育のレベルが低い一方で世界がどれだけ英語化しているか?
・貯金をする際に、なぜわざわざ日本円で貯金するのか?世界に100以上ある国々、多数の通貨がある中で、円のみで資産を所有することはあまりに危険ではないか?
etc.
本を読まないと、本が与えてくれる「情報・思考力・知識」の獲得は遅くなります。
もちろん、直接に自分で経験して、見て触っての気づきを得ることも大切ですが、その一方で経験ばかりに固執することは、ワンピースに出てくる「この偉大な”進歩”をお前達は踏みつけにしているんだ!」ということに当てはまることが多々あります。
上手に本を活用すると、お得な人生を歩むことができるようになると思います。
本を読まないことのメリットは井の中の蛙でいれること
一方で、これは皮肉かもしれませんが、本を読まないことで井の中の蛙になれます。
本を読まないと損するけど、損と気づかないなら幸せ
本を読むメリットとして、「視野が広がる・思考力が高まる」と言われますが、視野を広げて、思考力を高めることが幸せに繋がるのでしょうか?
例えば、日本人はお寿司を好きな人が多いと思います。なぜ日本人が寿司好きが多いかというと、魚を生で食べれることを知っていて、習慣的に食べているからです。
一方、魚を生で食べられることを知らなかったらどうでしょうか?そもそも寿司という存在を知らなかったら損のしようがありません。
当たり前ですが、魚を生で食べることを知らない諸外国の人々が、寿司を食べることを知っている日本人より、不幸な訳ではありません。
個人的な見解ですが、損を損と気づかないなら、それはそれで幸せです。
「自分はこの状況なのに、なんであの人はあんなに良い状況なんだ」という、周りを知ってしまうからこそ生まれる妬みや損した気分というのがあると思います。
損を損と気づかないなら、それはそれで幸せなんだと思います。
本を読まないと井の中の蛙になる
本を読むと、自分の実経験だけでは知りようがなかった情報や視点がたくさん入ってきます。
そのため、読書をすることで「自分が井の中の蛙」であったことに気づきます。
好きな記事の中に東大・京大・早慶→一流企業のエリートが「日本ヤバイ」と言う理由というのがあります。
逆にいうと、世界の思考に触れなかったら「日本、やばいよね」と危機感を持たなかったのかもしれません。
本を読まないと、今の自分以上に外の世界を知ることもなく、井の中の蛙になることができます。
井の中の蛙は蛙で幸せなんじゃないですか?
繰り返しますが、
損を損と気づかないなら、それはそれで幸せなんだと思います。
皮肉になるかもですが、井の中の蛙は蛙で、幸せを感じるのだと思います。
本を読まないでも自分の今の知見の中でも、幸せを感じ生きていくことはもちろんできます。
そもそも、世界の理をすべて理解している人なんていません。
世の中のすべての本を読むことなんて不可能です。
誰しも、自身の理解の中で判断して自分のベストを生きているんだと思います。
そのため、誰しも井の中の蛙であって、程度の違いがあるだけです。
まとめ:本を読む・読まない・どっちで生きたいか?
本記事は「本を読まないことのデメリット」について紹介しました。
結論は特にありませんが、言いたかったことは、
本を読まないと、世界に広がる機会を気づかず、井の中の蛙になります。
本を読むと、自分の外の世界を知ることができ、たくさんの機会に恵まれ、お得に生きれる可能性は高いです。
でも、どちらにせよ、きっと幸せなんだと思います。
では、あなたはどっちで生きていきたいでしょうか?
僕は後者を取りました。
「この偉大な”進歩”をお前達は踏みつけにしているんだ!!!!だからお前達の儀式は彼らへの侮辱だと言っているんだ!!!!」
「過去の偉人達の功績を無下にする様なこの儀式を私は許さん!!!人々の幸せを望み……海へ乗り出した探求家や研究家達へのこれは侮辱だ!」
読んで下さりありがとうございました。
では、実り多き日々を ٩(`・ω・´)و
本を読みなさい、って言われるけど、なんで本を読まないといけないの?
本を読まないことのデメリットってなんなのさ?
別に本を読まなくたって生きていけるでしょ?