これからの時代に身に付ける!童謡「はだかの王様」から学ぶモノゴトの捉え方




 

こんにちわ。Daichiです!

交通機関の発達、IT革命。

さまざまな発展を経て価値観の多様化をとても身近に感じやすいこの頃です。

こうした世の中では、そこら中に意見が蔓延していて

Daichi
どの意見が正しいんだ〜  > <…

と分からなくなることってありませんか??

 

夢の方舟では時おり働き方について論じています。

こうした記事を書く際、何が意見を決めているのでしょうか?私自身、自問しつつ書き進める日々です。

日々の生活の中で自身の考え方に関して疑問を感じる・見直してみたいと感じる人も多いかと思います。

「自分の考え方に自信を持ちたい!」「ブレない軸が欲しい!」こんな風に感じる方がいたらぜひ読み進めてください^ ^

 

参考図書:大局観

「大局観」の画像検索結果

参考にしたのはこの図書です。

なぜ、この本に興味を惹かれたのか?それはこの著書で紹介されている考え方の基本が私の知る範囲で非常に堅実で腑に落ちる内容であったからです。

本記事では「大局観」に記載されている内容を引用しながらモノの考え方を捉えていきたいと思います。

 

童謡「はだかの王様」から学ぶモノゴトの捉え方

 

はだかの王様(アンデルセン物語)

数分なのでぜひ見てみてください。ハッとさせられるものがあると思います。

この話の肝になるタネは怪しげな二人組が提案する「心が綺麗な人にしか見ることが出来ない服」という点です。

こう言われたらどうでしょう?

大臣も、王様も、街の大人達までも「心が綺麗でないと思われたくない」という羞恥心・保身の心から目の前に感じている違和感に蓋をしてやり過ごしています。

日常でもこうしたことはないでしょうか??

「会議の場で意見があるのに幼稚だと思われたくなくて意見が言えない」

「いじめを目撃しても仲間外れにされたくないから言えない」

しまいにはそれがあたり前となってしまってその状態が「正しい」状態になる場合もあります。

ではこうした状況でも周りに流されず、「自分自身」をもつとはどういうことでしょうか?

 

意見を言えたこども

はだかの王様の異常を指摘したのは街にいた子供でしたが異常に気づいたのは子供だけでしょうか?

大臣も、街の大人も、王様自身さえも服が透明なのは気づいていました。

つまり、それぞれの中では「この服は透明だ」と思っていたわけです。

しかしながら、それを自分の外に意見として出すときは違います。

建前という「曇り」が意見を捻じ曲げてしまいました。

この「曇り」は「心が綺麗な人にしか見ることが出来ない」という制約、ある共通認識の下に生じます。こうした制約の中でも、曇りにまみれず変化を唱えることが出来るのは、ウチにいながらもその中の価値基準に染まりきらない「自分の軸」を備えた人だけなのです。

 

止まってしまうと染まってしまう

周りの環境に浸ってしまう危険性を説く話としていくつか有名なモノがあります。

・水槽の中のカマス
・天井にぶつかったノミ
・茹でガエル

いずれも自身の環境に慣れてしまって「制約が当然」「ここが限界」と何かを「当たり前」に思ってしまうことに始まります。

 

私はサウナが好きなので時に利用することがあります。

サウナに入って芯から温まったあと、水風呂に入ると最初は非常に冷たく感じます。

しかし、ジーッと我慢して数秒すると不思議と冷たさを感じにくくなります。

最近まではずっと「冷たさに慣れた」からだと思っていました。

 

でも実は違いました。

水風呂に入って数秒経つと自分の皮膚表面の水は自身の体温に温められて温度が僅かに上昇するのです。

この状態は水の中にいながら見えない衣を纏った状態

関連画像

イメージはドラゴンボールの「気」のような状態です。

この状態になると不思議と寒くない。

むしろ居心地が良いのです。

 

しかし、現状は違います。お風呂の温度は変わらず冷たいです。

その証拠に少し体を「動かす」と皮膚表面の温まった水が流されて最初の冷たさを感じます。

周りの環境と自分のすぐ近くの環境のGAPを簡単に感じることができる例なのでぜひ試してみてください😄

 

「自分の軸」の作り方

これらの話から「自分の軸」をつくるためには「自分を開く」=「環境を変える」ことが必要になります。

それは読書でも、普段行かない所にいくでも、何でも構いません。

著書の中では、読書・経験を通した「タテヨコ思想」をオススメしています。

タテとは歴史を通した時間的な違いの学び

ヨコとは世界に目を向けた空間的・文化的な違いの学び

 

私がこの本を読んで学んだことを自分の言葉で言い換えると、

タテヨコを学ぶ人類の歴史のあり方、文化のあり方の違いを認識することが出来ます。

その多くの学びを深掘りすることで自身の中に大きな地図が育ち、いずれ自分の「立ち位置」を含めた全体像が見えてくるようになります。

そこまでいって初めて、自身の信念となる軸を据えて物事を判断する物差しを引くことが出来るようになります。

こうした視点の醸成は日々の積み重ねがモノを言います。

地道にススメていくことが鍵なようになります。

今後の激動の時代の中でも、周りに飲み込まれず「自分の軸」をもつ大切さを改めて感じることの出来る1冊です!

ぜひ、地道なタテヨコつくりをおすすめします!!

 

…しかし、日々の生活の中でなかなか新しい出会いに触れることは難しいかもしれません。

 

そうした場所が身近にない、知ってる人はちょっとな、という方はぜひ読書会やカフェ会にお越しください😄

きっと今までの自分と違う価値観、考え方に触れることができ、「自分の軸」を形成していく助けの1つになると思います!

 

読んで下さりありがとうございました。

今後も夢の方舟をよろしくお願い致します⛵️