西郷隆盛『急速は事を破り、寧耐は事を成す。』




こんにちわ😊

歴史に学ぶこと大好きDaichiです。

夢を叶える、目標を達成する、こうした行動を起こす時は先人の成功者の考えを学ぶことが近道になります。

ものごとに取り組んでも「なかなか上手くいかないな」「最後までやり切れた試しがない」と感じることはありませんか?

夢を叶えることは簡単なことではありません。私は過去を振り返ると全部が全部、思い通りに進められてきた訳でもありません。

しかし環境柄か、周りには海外居住を果たした成功者やハーバード大学や東大などの最難関と呼ばれる大学を卒業した実力者とお会いすることが多々あり、その中で必ずと言って良いほど共通する点があります。

今日は今話題の西郷どんの言葉と共に成功の秘訣を紹介します。

 

名言

『急速は事を破り、寧耐は事を成す。』

 

西郷隆盛の概略

薩摩藩(今の鹿児島県)藩士。明治維新に関連の深い人物の一人です。

長州藩との薩長同盟を結び、江戸幕府の倒幕運動の中心人物として活躍し、江戸城を開城させた功績をもちます。

明治の新政府での任では廃藩置県などの改革を進め、日本の新体制作りを推進しますが、朝鮮出兵を巡る議論で大久保利通らと意見が対立し、破れた後は政府を去ります。

帰郷後、新政府に対する西南戦争で大将として指揮しますが結果的には敗北し、自決します。

 

名言を読み解く

急速とは急いで物事を進めることです。

一方、寧耐とは丁寧に忍耐強く進める様を言います。

ものごとに取り組む際、

付け焼き刃の張りぼて状態だとミスや弱みが露呈し、結果として上手くいきにくくなります。

それとは反対に、寧耐として堅実に進めることで成功の確率も飛躍的に向上します。

あるスポーツ選手は言います。

できるかできないかでない。できるまで、できるかできないか。

目先の結果を求めてしまうことや、FBが早くわかりやすくて充実感や満足感を得られやすい行動をとりたくなるのは当然ですが、少し目を先に向けて将来に自分が成すことが何かを考えてみると、寧耐として堅実に進めてみる大切さを感じることができるのではないでしょうか。

言語学習を例に目を向けると、

日本人で日本に生まれて小学校程度まで過ごせば多くの方は日本語が話せるようになります。

これは多くの方が日常的に多くの単語に触れて、その意味を1つ1つ覚えていった結果に他なりません。

言語学習と夢とを隔てる壁は日常的に取り組めているか否かの差にあります。

夢においても丁寧に忍耐強く進めていくことが大切です。

 

3匹の子ブタに学ぶ寧耐

童謡の3匹の子ブタをご存知でしょうか?

振り返りのためにご紹介すると、

3匹の兄弟子ブタはそれぞれ住むための家を建てことになります。

1番上の子ブタはワラの家。ワラは軽く、吊るすだけなので簡単に作れました。

2番目の子ブタは木の家。立て付けに時間は掛かりますが、それでも比較的に簡単に作ることができました。

3番目の子ブタはレンガの家。レンガ同士をセメントでつけなければならなく、レンガも重いので時間がかかり大変でしたが苦労を惜しまず作り続けて完成させました。

それぞれが家をたて終えた頃にオオカミが子ブタ達を襲いに来ます。

ワラの家と木の家は作りが弱く簡単に壊されてしまいました。

そこで1番上の子ブタと2番目の子ブタは一番下の子ブタの建てたレンガの家に逃げ込みました。

レンガの家は頑丈で、子ブタ達はオオカミに食べられることなく済みました。

古くからの童謡は現代にも通じる成功法が多く含まれています。

3匹の子ブタを振り返ると、早くて楽な方法を選んだ2匹は結果として脆弱な家しか作ることが出来ず、家が備えるべく「安全」を果たすことが出来ませんでした。

求めるものが何なのかを考えて、目先の楽さに流されず、目標のために堅実に作ることの出来た一番下の子ブタだけが外敵から身を守る家を作ることが出来たのです。

 

明日から寧耐の精神を

いま夢をお持ちでしょうか?達成したい目標があるでしょうか?

お持ちの場合は、そのモノに必要なことを明らかにして、丁寧に忍耐強く進めていくことが必要です。

とりわけ、資産形成や英語学習など、堅実に自身に力をつけていく必要があるモノには寧耐の精神が非常に大きな効果を発揮します。

あなたは、どの子ブタの道を選択しますか??

 

読んで下さりありがとうございました。

今後も夢の方舟をよろしくお願い致します⛵