どうも、Daichiです。
サラリーマンとして海外でビジネスをしながら投資・ブログで資産形成しつつ、勉強会を開催しています。
本記事は、堀江貴文氏の著書「君がオヤジになる前に」の書評を紹介します。
10代と20代の大きな変化は、「稼ぐこと」がメインであるかどうかの違いです。
学ぶことが主だった学生時代に比べて、社会に出て働き始めてからは多くの気づきと学びがありました。
今回読んだ「君がオヤジになる前に」は、
・これから社会に出る人
・社会に出てから落ち着いてきてしまった自分に疑問を持っている人
にオススメしたい本です。ぜひこの記事を参考にして欲しいです。
20歳後半になったDaichiの人生経験と共に「君がオヤジになる前に」のメッセージと共に紹介します。
目次
この世の中で最も貴重なのは時間なのだ。
「君がオヤジになる前に」の中で最も印象的だったのは、この言葉。
この世の中で最も貴重なのは時間なのだ。
この言葉は、歳をとればとるほどに意味合いを強く感じるようになります。
人生とは結局どんな時間を過ごしたか、その物語でしかない。
学生時代、特に大学生のあたりまではこんなことは全く考えてきませんでした。
目の目に与えられるテストをこなし、目の前に対応する日々。
こんな日々では時間の尊さを感じることも難しいですよね。
けど社会人になって時間について考えさせられることが多くなりました。
「自分の時間を使ってこの社会をどのように価値を提供し、どんな社会を作っていくために自分の力が使えるのか」
こんなことを考え、自分の時間の使い方や周りにいる人たちの時間の使い方、つまりは人生のあり方について、とにかく気になるようになりました。
なんとなく時間を過ごすオヤジたちの存在
時間の観察を始めて、驚くことは何となく会社にぶら下がるオヤジたちの存在。
なお、本書のオヤジの定義は年齢的なものではありません。
あらゆることーーー家族との向き合い方や仕事への接し方、服装や体型に至るまでーーーを、より良き方向へ改善しようとすることを放棄してしまった者たちへの表現だ。
彼らは現状にただ不満を持ち、将来に不安を抱えながらも、そこを打開しようという意思すら奮い起こせない。ただ、誰に向けるともなく不平を口にしているだけだ。それを僕は「思考停止状態」と呼ぶ。
集合体での2:6:2の法則というものがあります。
どんな人でもある集合体の中では2のできる人、6の普通の人、2のできない人に分類されるのです。
勉学優秀な大学においても先進的に前進する人もいれば落ちぶれていく人もいるのは競争社会の鉄則でしょう。
この法則と照らし合わせて考えてみると、組織の中では8割程度はオヤジになると考えることができます。
この本を読んだ時に、自分自身に問いかけたい質問があります。
現状にただ不満を持ち、将来に不安を抱えながらも、そこを打開しようという意思すら奮い起こせない人生を永遠と過ごす自分でありたいか?
自分から行動を奮い起こし、可能性を信じて挑戦できる自分でありたいか?
あなたはどちらでしょうか。
自分の思考で情報をリサーチして、素早く行動を起こす。
私は断然、オヤジにはなありたくありません。
ではオヤジにならないためにはどうすれば良いのでしょうか?
それは自分に常に新しい情報を入れて、自分のもつ情報をフレッシュにしておくことです。
著書の中で日々の行動目標として徹底したいことが述べられていました。
自分の思考で情報をリサーチして、素早く行動を起こす。
先端を走り、社会の改善を求めるには必須の行動です。
車輪の再発明
という言葉があります。
車輪は、人類の移動手段を劇的に改善する素晴らしい発明です。
その車輪をこの時代に、
「私は車輪を発明しました!これで人類の移動効率は劇的に改善されます!」
と言って、「普通の車輪」を手渡されたらどうでしょうか?
作った人にとっては新しい発明かもしれませんが、世の中でみたら当たり前なことで、そんなものは確かに素晴らしいものではあるのですが素晴らしいことではありません。
なにより時間の使い方としてもったいない。
最新・先端を視る力を備えることが社会に求められる価値をつくり出すには必要です。
常に新しい情報を入れて自分の知識、思考を更新し続けるのです。
改善を忘れて進歩を止めたオヤジになってしまったら、言われるがままの人生。
せっかくの人生、そうなるのはもったいないと思うのは私だけでしょうか?
世の中をより良くするために。
大義名分でカッコつけすぎかもしれませんが、結局は社会をより良くできるような人たちは最前線の現状を常にキャッチアップしているのです。
著書「君がオヤジになる前に」の考えさせられる名言集
著書「君がオヤジになる前に」の中で印象的だったセンテンスをピックアップします。
自分の思考で情報をリサーチして、素早く行動を起こす。
スタートは模倣でいいけれど。自分の思考を止める危険があるから、安心は捨てるべきということだ。
年功序列的に偉くなっていくことは、むしろ危険なことだと考えた方がいい。
敵は会社でもシステムでもない。己の思考停止だ。
知らない。面倒臭い。やり方を変えたくない。
この世の中で最も貴重なのは時間なのだ。
切り捨てるものをぜんぶ捨てて、時間を極限まで切り詰め、仕事を頑張ったから成長できたのだ。
タクシーに平気で乗れるぐらいまで、時給をアップさせろ。それが成功の第一歩だ。
安住の場所をつくらず、命を捨てず、世界最高峰を目指す。
サイコロの目でいえば、日本に生まれたというだけで、最初から6を出しているようなものじゃない。
未来の不安を消し去るのは情報しかない。
スイッチが入ってからは、10円でも落っこちていたら、がむしゃらに拾いに行きました。
さいごに
あなたは今、オヤジでしょうか?
それとも、オヤジではないでしょうか?
今の自分に疑問がある人にはぜひ読んで頂きたい1冊です。
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