【社会人で英語上達】TOEIC495点から850点までの英語勉強の方法と時間目安・過ごし方




どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。

海外に住みながらブログ書いています。

 

Daichi

TOEICのスコアが上がらない。。。

英語を上達させて新しいキャリアを広げたいけど、、、周りの人は、どんな風に英語のスキルを上達させているんだろう。

 

こんな疑問に答えます。

この記事を書いている僕は、現在、海外で働くサラリーマンで、英語を使った生活を送っています。

社会人になるまでは、英語に対して大の苦手意識を持っていましたが、社会人になってから英語の必要性に目覚めて英語勉強を再開し、模索した結果、TOEIC850点を獲得しました。

英語力の向上に成功したあと、海外で働くチャンスがあったので、飛び込んでいき、現在は海外でお仕事中です。

 

社会人になってからの英語の勉強は大変ですよね。僕は、英語が苦手だったことからも、地道に細く長く勉強して、20歳半ばでようやくTOEIC850点を達成しました。

スコア上達のリアルの数値を折りませながら、本記事は『TOEIC495点から850点までの英語勉強の方法と時間目安・過ごし方』を紹介します。本記事を読むことで、社会人でTOEICのスコアを伸ばすことに必要なこと・時間目安の体験談を知ることができます。

 

【社会人で英語開花】TOEIC495点から850点までの英語上達の記録・時間目安

いや、、、、英語勉強の道のりは長かったですね。サクッと、英語上達のこれまでの記録を簡単にまとめてみます。

ちなみに前提の英語力を申しておきますと高校時代はセンター試験の英語で160−170点をコンスタントに取れるくらいの英語力でした。ぜひ社会人の英語勉強上達の時間目安の1つにご参照ください。

 

✔️TOEIC英語スコアの上達記録・時間目安

受験回数受験タイミングスコア
1大学1年生495
2大学3年生/春535
3大学3年生/秋605
大学院
4社会人1年/3月565
5社会人2年/5月575
6社会人2年/7月650
7社会人2年/9月630
8社会人2年/1月850

※ブログ内で大学1年時のスコアが「505」だったとの記載があるかもしれませんが、正確には495点でしたので修正します。失礼しました。

 

TOEIC850点までの時間としては、大学1年生から計算すると8年ほどかかっています。

社会人になってから考えると、1年目3月〜2年目1月の約10ヶ月間で565点から850点と約300点のスコアアップに成功しています。

以下、時期を大きく3つに分けて、深掘りして紹介していきます。

 

✔️TOIECの英語上達の各章

①大学時代

②大学院時代

③社会人時代

【①大学生時代編】TOEIC495点から850点までの英語上達の方法と過ごし方

大学生時代は、大学の義務で、入学時に、さらに卒業要件にTOEICの英語が必要だったので卒業の近い3年生の頃にTOIECを勉強しました。結論としては下のとおりです。

受験回数受験したタイミングスコア
1大学1年生495
2大学3年生/春535
3大学3年生/秋605

 

 

大学時代の英語勉強の総論:『ダメな勉強』

 

大学時代の英語勉強を総括すると、『ダメな勉強』に尽きると思います。箇条書きでまとめます。

 

✔️大学時代英語勉強ポイント

・スコアが勉強時間の割に伸びていない

・参考書が2周も終わっていない

・ボリューム重すぎて分散した勉強ばかり

・勉強スピードが遅すぎる

・集中力不足

自分なので、酷評しています。過去の自分、気づけ。

以下、体験談の生の声として当時を振り返り、状況を紹介します。

 

大学時代の英語勉強の反省点:取り組み時間:『3時間/日、試験前2ヵ月間』

 

大学時代では3回の受験をしましたが、各受験でのTOEIC英語勉強時間は次のとおりです。

・大学1年生:勉強なし

・大学3年生/春:3時間/日、試験前1ヵ月間

・大学3年生/春:3時間/日、試験前2ヵ月間

 

✔️大学1年生

大学1年では、高校受験で英語をしていたので『余裕だろう』的なノリでいましたが、リーディングの量の多さに衝撃。笑

リーディングセクションの半分も終わらずに、最後の5分ほどは、時間が足りないのは明確だったため、残りの穴を全部1で埋めたような気がします。

 

✔️大学3年生/春

卒業要件でTOEICが必要だったことを知りつつも2年生の頃は勉強せず、、、怠慢な学生です。

3年生でTOEICスコアの提出があったので、春先から勉強を始めました。

 

結果は『535』。

低い。全然要件に足りない。

3時間/日、試験前1ヵ月間(トータル100時間)ほど勉強したのですが、勉強スピードが遅すぎて、そもそも全ての問題集を時終わらず、、、

そんな状態なので高いスコアが取れるわけもなく、散りました。

 

✔️大学3年生/秋

ヤバイ、と思ったので、夏から秋にかけて結構力を入れて勉強しました。

が、勉強の効率が悪いのか、集中力が低いのか、参考書は全く進まず、、、1周は終わったものの、2周目が終わることなくテストを迎えました。

 

結果は『605』。

要件に足りない。。。ということで見事に落第コースでした。

TOEICでは解くスピードが求められるため、勉強の時からも極力集中力を高めて分からなくても時間内に終えるように追い込む・速く読む・解く訓練が重要だったと、今振り返ると思います。

 

大学時代の英語勉強の反省点:取り組み内容:『TOEIC(R) L&Rテスト 究極のゼミ』

 

ちなみに、大学時代に使っていた参考書です。『究極』の言葉に惹かれて、書いました。

上手く使いこなせる人なら良いと思いますが、僕には分量が多すぎて、繰り返し勉強するのには向きませんでした。。。

 

【②大学院時代編】TOEIC495点から850点までの英語上達の方法と過ごし方

大学院時代は、週に3報くらいの論文を読む程度。

英語に触れていたので勝手に英語ができるような気分になっていました(が、社会人になってTOIECを受けてがっかり。点数は落ちていました)。

この時期に留学や英語での発表などの経験はありません。特に英語の勉強をした記憶もありません。

TOEICに関しては、就活で必要な話を聞いていましたが、苦手意識が強かったために、受けずに目を逸らしていました。

 

【③社会人編】TOEIC495点から850点までの英語上達の方法と過ごし方

僕の英語力の上達のキーは、ひとえに社会人2年目の11月から1月の3ヵ月の取り組みあったと思います。

受験回数受験したタイミングスコア
4社会人1年/3月565
5社会人2年/5月575
6社会人2年/7月650
7社会人2年/9月630
8社会人2年/1月850

 

 

大学生時代の反省があったため、少しは改善が見られて、点数を伸ばすことができましたが、それでも紆余曲折ありました。

 

社会人時代の英語勉強の総論:『模索と深掘りの繰り返しが成功のコツ』

 

社会人時代の英語勉強の総論をすると、模索と深掘りの繰り返しの中で自分に合う勉強方法を’探り、最終的にピタッと合うモノが見つかり劇的にスコアが伸びました。

 

✔️社会人時代英語勉強ポイント

・取り組み内容によって、英語の伸び方が異なる

・ポイントは公式問題集と繰り返し学習

・ボリューム重すぎて繰り返しできなかったときは伸びなかった

・英語に触れるだけのTOEICに特化していない勉強では伸びなかった

・結論、公式問題集こそ神

深掘りしていきます。

 

社会人時代の英語勉強の反省点:取り組み時間:『1-2時間/日、ほぼ毎日』

 

社会人時代の英語勉強は、なかなか大変です笑

仕事をしながらの英語勉強になり、仕事はお世辞にもホワイトな内容ではないので、朝8-夜20時くらいはコンスタントに働き、平日2日くらいは夜の会・土日のどちからか行事があったために、思うように時間を作れませんでした。

そのため、いらないと思うことは、率先して捨てて時間を作りました。

・テレビ

・ゲーム

・付き合い(一部)

 

そして日曜日の午後半日は勉強する、と心に決めて勉強部屋/カフェに引きこもっていました。

こんな感じの毎日を過ごしていましたがスコアの伸びの決め手は『勉強の内容』でした。

英語の伸び方は内容によって全然異なりました。そのため、TOEIC勉強は『勉強時間』も当然大切ですが、取り組み内容はさらに大切であるように感じます。

次で内容を紹介します。

 

社会人時代の英語勉強の反省点:取り組み内容:

 

✔️社会人1年/3月『565点』

大学院時代に英語に触れる機会があったために、『勉強しなくても英語の点数上がってるんじゃないの?』くらいで思って、ほぼノー勉強で受験しました。

 

結果、撃沈です笑。

大学時代よりも点数が下がっていました。

日本にいながら1日数十分英語に触れるだけでは、文法力も語彙力も増えません。

ましてTOEIC対策用に勉強していないのであれば、TOEICに必要な語彙が伸びる訳でもないので、英語力は伸びないことを実体験を持って感じました。

 

✔️社会人2年/5月『575点』

社会人1年目の3月に大学時代の頃の点数の低さに落ち込んでいましたが、落ち込んでボーっとしている暇もなかったので、やる気を取り戻し、勉強を再開。

社会人の1年目あたりからは読書にも力をいてれいまして、その時に下の本に出会いました。

 

この本は、仕事術に関する本ですが、『目標達成』を実現できる生活をつくるためにとても効果的だと感じました。

この内容から部分部分をかいつまみ、次の2つを設定しました。

 

①目標スコア

目標のスコアがないと、目的のない旅をしているようなものでして、勉強でも力を入れるべきポイント・取り組み内容に差が出てきます。

日本での英語キャリアの相場を見た時に、『TOEIC900』あれば、多くの企業で文句はないだろう、という感じを受けましたので、TOEIC575点の分際で目標スコア『900』を次のような予定できました。

ちなみにですが、日本で見てみるとTOEICスコアは多くの大企業で730点あれば十分そうだったので、730点でも良かったのですが、大学受験の時に『目標を高く設定して勉強していると、たとえそこにたどり着けなくても、目標を低く設定して勉強するより高みに到達できる』というような経験をしていたので、ドーンと高めの900を目指すことに決めました。(←無鉄砲・楽観)

社会人2年/3月『565点』←スタートポイント

社会人2年/5月『700点』

社会人2年/7月『800点』

社会人2年/9月『900点』←ゴール

 

②毎日のToDoリスト

そして、上のように決めると、毎日に何をすべきかが割とクリアになってきます。

自分の手持ちにある教材の分量を日毎に割り算して、毎日どれだけ勉強すれば良いのかを逆算して、それからは予定がない日は仕事帰りにカフェによって(21-23時くらい)、英語を勉強する日々。

 

取り組み内容

教材は、大学時代に使っていた『究極ゼミ』を引き続き使っていました。

 

結果:『575』

正直、シンドかったですね。社会人生活をしながらの英語勉強はかなり負担になります。

その中で点数があがらなかったのは、正直辛いし、悲しいし、やる気もなくなりました。

でも『まだやり始めだから』『大学時代のフリーな時にあれだけ勉強しても上がらなかったんだから、社会人の時間の少ない勉強ではスコアが伸びにくいのも当たり前か』と開きなおって次の試験に向かい始めます。

 

✔️社会人2年/7月『650点』

6−7月の間は、4月にたてたToDoリストを毎日淡々とこなしていました。

 

結果:『650』

いやー、めっちゃ嬉しかったことを覚えています。(英語できる人から見たら、レベル低すぎる話かもですが。)

大学時代に自分なりに勉強しても超えられなかった壁を、社会人の生活の中で越えることができ、充実感が半端なかったです。

結果をみたその日は、蒸し暑い夜の21時頃。その日はカフェに向かわずに居酒屋に直行。

冷たいビールで真夏の夜に1人祝杯をあげたことを今でも覚えています。

 

✔️社会人2年/9月『630点』

それからも、ルンルン気分で4月にたてたToDoリストをもとに毎日英語を継続していました。

・夏休みがあったのでゲストハウスに泊まりにいって外国の方と会話

・オンライン英会話で英会話の訓練を開始

etc…

英語のモチベが上がり、7月の段階で伸びが見れたので『このままやれば大丈夫だろう』という気になり、そのまま継続したのです。

 

結果:『630』

絶望に近いです。

この時に、『目標に関係ないこと・効果が低いことにい時間を費やすことは遠回りになる』ということを痛いほど実感しました。

正直、このあとはふてくされまして、9月の中旬から11月上旬くらいまでは英語の勉強をやめました。

 

✔️社会人2年/1月『850点』

一方で、将来の英語キャリアの必要性を感じていたので、ふてくされながらも、英語でアニメを見たり、映画を見たり、本屋に立ち寄っては、英語コーナーで書籍をパラパラを立ち見する時間を過ごしていました。

そんな時に出会ったのが、40歳オーバーでニート状態だったぼくが初めてTOEIC L&Rテストを受けていきなり930点取って人生を劇的に変えた、効果絶大な英語勉強法【新テスト対応新装版】です。

なにげなくとった本でしてが、なぜか無性にこの方法に惹かれました。

夏の時間に、『英語に関係はあるものの、TOEICには関係のない』ものに時間を過ごしていた僕からして見ると180点視点の異なる『超TOEICどストレート』な勉強方法でした。

すがる思いでこの方法を開始。

11,12,1月と仕事帰りのカフェ生活を再スタートしました。勉強した内容は【英語学習TOEIC】850点以上の海外サラリーマンが語る初心者はこれだけで良しなおすすめ本厳選3つで書いているとおりです。

【英語学習TOEIC】850点以上の海外サラリーマンが語る初心者はこれだけで良しなおすすめ参考書厳選3つ

2018年10月21日

 

結果:『850』

いや、マジで嬉しかったですね。

寒い2月の平日。その夜は近くのローソンのウチカフェシリーズの1番高いケーキを買って、お祝いしたことを今でも覚えています。

 

TOEIC495点から850点までの英語勉強の結論

TOEIC850点に到達するまでの記録を紹介しました。

850点になってから、TOEICの勉強を振り返り、大切だと思ったポイントをまとめます。

 

TOEIC英語勉強のまとめ

・目標スコアを決める

・毎日のToDoリストまで落とし込む

・継続する

・TOEICスコアをあげるにはTOEIC向上に効果の高いものに力を入れる

・TOEICに関係ない英語はただの娯楽であり、結果的に遠回りになる

まとめ:社会人でも英語スキルを上達することはできます。

社会人になってからでも、TOEICの英語スキルを上達させることはできます。

僕の例をとれば、TOEICのスコアの伸びは大学生の頃より、社会人の時の方が、より高くなっています。

将来的に英語が必要になる可能性が高いこのご時世、ぜひ英語力を社会人力の幹・ベースに、世界で活躍できる暮らしに実現して頂けたら嬉しいです。

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2018年12月15日

 

おまけ:英語勉強の旨味

 

おまけになりますが、英語の勉強をしたことで海外勤務の機会をえることができ、アメリカ出張の際に世界の最高峰の大学に寄りました。こんな旨味も持っているのがグローバルな世界。

社会人で、世界を志す人は、ぜひ頑張ってみてください。きっと良いことあります。

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2019年2月14日

 

読んで下さりありがとうございました。

では、良き英語ライフを ٩(`・ω・´)و

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Daichi

社会人独学でTOEIC850点以上をマークして海外で働き始め、現在は950点相当になった海外サラリーマン流の英語独学方法をブログ内でまとめています。

レベル別にまとめているので、勉強法をチェックしつつ、スコアアップに役立ててもらえたら嬉しいです。

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