氷菓| 米澤穂信 読者初心者におすすめ!大作家の処女作




【本の力:人生これから変えたろか】視点!?

単なる読書感想に加えて、人生これから変えたろか!と本気になれる本ほどポイント高めになる評価方法で点数付けしてます。

詳細な点数の付け方は下部ありますのでご参照ください。

 

【本の力:評価】

自立学び:★☆☆☆☆
人生思想:★☆☆☆☆
普遍性 :★☆☆☆☆
読み易さ:★★★
楽しさ :★★★
計:★9

 

氷菓.。

この作品は内容を書いてしまうと全てを無駄にしかねないので簡単に大枠だけ紹介します。

 

内容概略

 

消極的(何事にも関わらないがモットー)の主人公の奉太郎。

高校入学と同時に、姉からの命令で古典部に入部させられます。

・いつの間にか密室になった教室

・必ず毎週駆り出される本

・あるはずの文集をないと言い張る少年。

・『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実

入部した古典部の仲間からの依頼により、日常に潜む謎を次々と解き明かしていきます。

これが爽快。

 

そして、ほろ苦い青春。

 

何より、最後の最後、何よりも後味が良い終盤。

サクサク読めて、この爽快感。

 

癖が強く内分、読書家には物足りないかもしれませんが、読書初心者や、軽く本を読んでみたい方にはオススメです^ ^

 

スカッとする最後をぜひご堪能あれ。

 

\今回の参考本はこれ/

【本の力:評価】

自立学び:★☆☆☆☆
人生思想:★☆☆☆☆
普遍性 :★☆☆☆☆
読み易さ:★★★
楽しさ :★★★
計:★9

 

関連作品:

【本の力】点数付けの基準は?

点数付けは、、、

【自立力をつける上で、自己の形成・成長のタメになるか?】という部分にフォーカスしています。

具体的な評価項目は以下の4つです。

  1. 自立(稼ぐ)ための心意気の学びの量
  2. 人生を考えさせてくれる量
  3. 恒久的な思想で一過的でないか
  4. 読みやすいか
  5. 読んで楽しいか

人生を考えさせてくれて、やる気がでる作品ほど高評価にしています。

つまり、

【人生これから変えたろか!と本気になれる本】ほどポイント高めになります。

 

元来、読書好きなので、個人的な好みや著者、作品の歴史によって偏見がのってしまってますが、

「安定思考でずっと動けなかった私」でも自立に至った本(と今読んでも良書だと感じる本)を優先的に選んでいます。

少しだけですが、具体的にどこが良いか各ページでコメントしていますので、参考にしてみてください。