英語の聞き流しに効果はあるのか?←TOEIC900点以上から効果あり【初心者注意】




どうも、海外サラリーマンDaichi(@Daichi_lifeblog)です。

海外で働きながらブログを書いています。本記事は「社会人向け海外サラリーマンになるための英語の時間」を紹介します。

 

Daichi

英語学習をしたいけど何から始めれば良いんだろう?

電車の中で英語の聞き流しとかだとやりやすいから取り組もうと思うけど、効果ってあるのかな?

逆に聞き流しで効果がでるようになるにはどうすれば良いのかな?

 

こんな疑問に答えます。

 

英語の話。
〇〇するだけでOKみたいな宣伝がありますが大抵上手くいきません。
具体的には「英語の聞き流し」です。
英語の上級者(TOEIC900点以上)ならまだしも、初心者には「音楽」を聞いているのと変わりません。
異論ありかもですが英語は「聞く」「理解する」のサイクルなしでは上達しません。

初心者にとって、英語の聞き流しはほぼ効果なしだと体験談から断言できます。

 

この記事を書いている僕はアメリカの東海岸で働いていて日常生活を英語で過ごしています。一方、英会話レベルはペラペラということではありませんが日常生活なら問題なく生活できるレベルです。

海外に行くにあたり、TOEICの勉強をしまして、当時は850点以上を獲得しており、現在はTOEFLの勉強中です。

 

本記事は「英語学習の聞き流しの効果」について紹介します。

本記事を読むことで聞き流しに取り組むべき時期の目安を知ることができます。

 

英語の聞き流しに効果あるのか?←TOEIC900点以上から効果あり【初心者注意】

英語の聞き流しの勉強方法が紹介されていることが多いと思いますが、僕が数年実施してみた結論は、初心者のうちは英語の聞き流しは学習効率が低く、あまり意味もありませんので取り組まない方が良いと思います。

 

英語の聞き流しとは?

 

英語の聞き流しとは、言葉の通りに英文を携帯はPCなどにいれて、作業中や出勤の間に聴きまくることです。

 

・英語のシャワーを浴びよう!

・隙間時間に英語を聞き流そう!

・聞き流しはリスニングに効果絶大!

と行った内容の宣伝はよくあると思います。僕自身は英語の聞き流し教材を購入して勉強したこともありますが、英語の初心者の段階ではあまり良い効果は得られませんでした。

 

英語の聞き流しが初心者に効果のない理由

 

英語の聞き流しは正直、初心者には効果がありません。

その理由は単純でして、英語を理解できないからです。

 

僕は長年聴いていることがありますけど、いまだに意味がわからないことがあります。

それは「お経」です。

 

なんみょうほーれんげーきょー

 

音を分かっていますが、、、、、

あの音が何を意味しているのかを調べたことがないので、全くもって意味が分かりません。

 

これと基本的に英語は同じです。

英語を聞き流ししていると音は聞こえる可能性があるかもしませんが、意味を理解することをできません。

英会話は意味を理解しないと成り立たないため、意味を理解できない段階での英語の聞き流しはまず効果がありません。

 

英語の聞き流しの効果があるのは英語力がついてから←目安はTOEIC730点以上

 

では、どれくらいから英語の聞き流しに効果が表れ始めるかと言うと、「英語で分からない単語がほぼなく、多くのリスニング文章を聴いていても英語の95%以上の単語が分かる」ケースです。

指標で言うとすると、TOEIC730点以上くらいあると聞き流ししていて効果があると思います。

 

英語は日本語と構造が違うため、例えば全ての単語の意味が分かっていたとしても構造的に分かりにくくて文章を理解できないことがあります。

(一方、日本語の場合は、生まれながらの日本の感覚と意味したいことを推測できると思いますが、外国語で正直それは厳しいと思います。)

 

全ての単語を理解していてもそんなレベルなのに、英語の単語もろくに分からない状態で英語の聞き流しをしたところでまず効果は見込めません。

英語の聞き流しで効果を出したいならまずは英語の基礎力を高めましょう。

 

英語の聞き流しの前にやるべきこと

英語の聞き流しの前にやるべき大切なポイントは次の通りです。

 

①英単語力を圧倒的に増やす

 

歯を食いしばってでも乗り越えるべき壁は、英単語力を増やすことです。

英単語力なしに、英語は成り立ちません。

とにかく語彙を増やすことに注力してリスニングで聞き取れる単語量を増やしましょう。

 

②TOEICで最低600点、希望は730点以上

 

単語を増やし、英単語帳に関しては完璧にしつつ、公式問題集を勉強して行けば、自然とトイックの点数は伸びます。

英語の聞き流しで効果を得られるようになりたい場合はTOEIC730点以上は獲得できるようにしておきましょう。

最低で600点の理由は、CAなどの試験等で必要とされる点数の目安にもなっている点数でして、600点ほどあれば少しの英単語は理解できるようになっていると思うからです。

 

③字幕付き動画学習

 

英語の聞き流しに関しては、英語のサウンドのだけと言う、英語学習の中では「最もレベルが高い」部類です。

そのため、聞き流しを始める前に、英語独特の表現や、発音になれておく必要があります。

英語のリスニングになれる導入として効果的なのは「英語字幕付きの動画」です。

 

ここでも重要なのは「意味を理解した上で音を聞いていく」ことです。

 

例えばですが、

 

ウィーゴナビーインザショップ

(都合上、カタカナで表記します)

 

という動画の中で言ったとして、意味を理解しない・何と言ったか分からない状態では永遠に英語は上達しません。

上の文章を英文で書くと、下のようになります。

 

We are gonna be in the shop.

(私たちはそのお店にいる予定です。)

 

何を言ったかを理解しながら英語学習を進めることは非常に大切です。

リスニングを始める時は、原文となる英文がある教材を使うことをおすすめします。例えばネット上の動画ではTEDのように話している内容の英文字幕が完全に一致するものであることが必須です。

話ている言葉と、字幕で表示される英文が異なるときがありますが、学習効果が減ってしまうので注意しましょう。

子供の学習プロセスは異なりますので英文なしの音のみから入るべきだと思います。

しかし中学生以上、特に社会人は日本語で考える思考が出来上がってしまっていると思うので、基本的には文章から入ってリスニングを理解していく流れが効率よく、効果も高いと経験として感じています。

まとめ:理解しながら進めよう

本記事は「英語学習の聞き流しの効果」について紹介しました。

英語の聞き流しはある程度英語の力がついてから初めて効果を得られるようになります。

まずは英語の基礎力強化に注力して、基礎力が上がってから聞き流しを進めていきましょう。

 

それでは良き英語生活を(`・ω・´)9